東京ドーム
東京ドームは東京ドームシティにある、1988年に開設した日本初の全天候型多目的スタジアムです。プロ野球の読売ジャイアンツの本拠地として利用されており、野球の他、コンサートや展示会など年間を通して多種多様なイベントが開催。全天候型のため、天気に左右されず安心して使用できる施設となっています。
基本情報
東京ドーム(Tokyo Dome)は東京にある施設です。日本で初の屋根付き球場として1988年に開場、卵のような外観から当初は「BIG EGG」の愛称で親しまれていました。開場年から巨人と日本ハムが本拠地として使用し、日本ハムが札幌に移転した2004年シーズンからは巨人専用の本拠地となっています。スポーツの国際大会や大型コンベンション、国内外の有名アーティストによるコンサートなど様々なイベントが年間を通して行われています。
よく「東京ドーム何個分」や「何杯分」などという表現を耳にしますが、東京ドームの面積の基準としてよく使われているのは建築面積で、46,755平方メートルです。収容人数は55,000 人(野球利用時は約46,000人)、地下2階地上6階となっています。2022年には日本最大級のメインビジョンをはじめとする過去最大規模の大型リニューアルを実施。見学や記念撮影ができる「東京ドーム内見学」をすることが可能となっています。
名称 | 東京ドーム(Tokyo Dome) |
設立 | 1988年3月1日 |
所在地 | 東京都文京区後楽1-3-61 |
事業主 | 株式会社東京ドーム |
最大収容人数 | 55,000人 |
電話番号 | 03-5800-9999(東京ドームシティわくわくダイヤル) |
公式サイト |
沿革
1955年
後楽園ゆうえんち(現・東京ドームシティ アトラクションズ)開場
1981年
後楽園スポーツ(現・東京ドームスポーツ)設立
1984年
後楽園総合サービス(現・東京ドームファシリティーズ)設立
1987年
6月28日に東京ドームの屋根を持ち上げる作業が執行
1988年
東京ドームで初の野球公式戦開催
1990年
(株)東京ドームに社名変更
1996年
(株)東京ドーム・マーチャンダイジング設立
1999年
(株)東京ドームホテル設立
2000年
水道橋エリアの名称を「東京ドームシティ」に変更、(株)東京ドーム・リゾートオペレーションズ設立、東京ドームホテル開業
2003年
LaQua(ラクーア)開場、後楽園ゆうえんちを「東京ドームシティ アトラクションズ」に名称変更
2006年
初めての野球ワールドカップ開催
2011年
ASOBono!(アソボ〜ノ!)、 GO-FUN(ゴファン)開場、東京ドーム ローラースケートアリーナ開場
2013年
スポドリ!オープン
2014年
宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)開場
2017年
Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)開場、Spa LaQuaリニューアル
2019年
ATAMI BAY RESORT KORAKUEN 開業、(株)東京ドームITソリューションズを完全子会社化
2020年
(株)東京ドームウィズ設立
2022年
東京ドーム大規模リニューアル
2023年
東京ドームホテル初の大幅リニューアル、東京ドームシティのロゴマーク刷新
主なイベント
WBCやアジアシリーズなどといった国際大会やアメリカンフットボール、プロバスケットボールなどのスポーツイベントに使用されています。また、草野球でも使えるので一般の人にも利用のチャンスが!スポーツ以外でも、東京国際キルトフェスティバルやテーブルウェア・フェスティバルなどの大型コンベンション、そして国内外の有名アーティストによるコンサートなど、様々なイベントが行われています。
会場の特徴
東京ドームの特徴はなんといっても巨大なドーム形状の屋根。このドームは鋼鉄とポリ塩化ビニールの二重層構造で構築されており、高い強度と耐久性を持っています。屋根は自立式トラス構造と呼ばれる方法で建設。このトラスとは直線的な骨組みで、強力な支持力を提供するために使用され、建物の外側に配置されているため屋根を支える他に、東京ドームのシンボルである外観を形成。屋根は可動式のパネルで構成されており、屋内イベントや野球場の試合時には屋根を閉じることができます。
屋根膜には東京ドームのために開発された、ふっそ樹脂コーティングしたガラス繊維膜材を使用し、空気の圧力差で支えるエアー・サポーテッド・ドームという技術を採用。加圧送風ファンによって絶えずドーム内に空気を送り込み、ドーム内の気圧を外よりも0.3%高くして屋根膜を支えています。また、ドーム内部の気圧を保つため出入口には回転ドアが採用されており、計54ヶ所に設置。内部の野球場として使われるグラウンドには天然芝を使用、選手にとって快適なプレー環境を提供し、美しい緑の景観を演出しています。
なお、東京ドームは東京都のど真ん中、文京区春日に広がる年間約3,500万人が訪れる総合エンタテインメントゾーン「東京ドームシティ」の中にあります。「東京ドーム」シティには、地上43階建ての「東京ドームホテル」、旧後楽園ゆうえんちで世界初のセンターレス大観覧車「ビッグ・オー」、人気アトラクションがめじろおしの「東京ドームシティ アトラクションズ」、そしてバラエティ豊かなショップやレストラン街、天然温泉が楽しめるスパ ラクーアで構成される「LaQua」、格闘技を支え続けてきた「後楽園ホール」、都内最大級の屋内型キッズ施設「ASOBono!」、宇宙ミュージアムの「TeNQ」などが併設されています。
利用ガイド
アクセス方法
東京ドームへの行き方は以下の通りです。
【電車の場合】
最寄り駅
- JR「水道橋駅」東口・西口
- 都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口
- 都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口
バリアフリーのルートはJR「水道橋駅」東口、JR「水道橋駅」西口、東京メトロ 丸ノ内線・南北線「後楽園駅」、都営地下鉄三田線「水道橋駅」となっています。
【車の場合】
首都高速5号線で、池袋・高島平方面からの場合は「飯田橋ランプ」、銀座・新宿方面からの場合は「西神田ランプ」で降り、外堀通りを秋葉原方面に進みます。車やバイク、自転車用の駐車場、駐輪場が用意されています。
- 三井のリパーク東京ドーム駐車場
- 三井のリパークラクーア駐車場
- 三井のリパーク東京ドーム第2駐車場
- 三井のリパーク東京ドームバイク駐車場
- ラクーア自転車駐輪場
フロアマップ
東京ドームで楽しめるグルメなお店は67店舗。内野1Fコンコースは「グルメストリート」と呼ばれ、レストランが30店舗並んでいます。ジャイアンツグルメ、東京ドームのお弁当、期間限定でポップアップ・ショップが開くことも。内野2F、内野F、外野側にも美味しいお店がたくさんあります。
施設サポート
インフォメーション(東京ドーム22ゲート前)
電話番号:03-3817-6086
営業時間:10:00~19:00(イベントにより変更あり)
インフォメーション(ラクーア2F・後楽園駅側エントランス)
営業時間:11:00~21:00
インフォメーション(後楽園ホールビル1F)
営業時間:11:00~18:00
コインロッカー
東京ドーム内、後楽園ホールビル1F、ラクーア、ジオポリスなど
喫煙所
黄色いビル横(1F)、西エレベーターホール裏(RF)、東エレベーターホール横(RF)、ラクーア(2F)、ミーツポートガーデン(3F)、アトラクションズ ジオポリス(1F)
ATM
みずほ銀行、セブン銀行、ローソンATM
東京ドームシティチャンスセンター(宝くじ)
ジャンボくじ、スクラッチくじ、数字選択式宝くじ、toto・Bigなど
コンビニエンスストア
セブンイレブン、ローソン
よくある質問
東京ドームでの野球観戦に食べ物や飲み物を持ち込めますか?
ビン、缶、アルコールは持ち込めませんが、1000ml以下のペットボトル及び水筒、食べ物は持ち込み可能となっています。
東京ドームを本拠地にしている野球チームは?
読売ジャイアンツです。
東京ドームと東京ドームシティホールの違いは?
東京ドームは主に野球や大型イベントなどに利用されている施設で、東京ドームシティホールは劇場やライブハウスとして利用されている多目的ホールです。