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スクリル(Skrill)徹底解説

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スクリル(Skrill)徹底解説

オンラインショッピングやオンラインカジノなどの決済でスクリルSkrill)という文字を見たことがある方も多いのではないでしょうか?スクリルには現在15万以上の加盟店があり、世界中で何百万人ものユーザーがこの決済方法を利用していますここではこのスクリルがいったいどういった仕組みのものなのか、詳しく解説していきます。

ただし2016年9月にスクリルは日本でのギャンブル目的のサービスを停止、2016年10月には日本から撤退しています。現在スクリルは日本国内からは利用できないのでご注意ください。

スクリル(Skrill)とは?

まずはスクリルとは何か、その歴史について簡単に説明しましょう。スクリルはペイパル(PayPal)に似たオンライン決済方法です。このサービスは誕生以来、国内外の多通貨決済処理を必要とするビジネスで広く利用されるようになりました。

2001年にイギリスで設立、もともとマネーブッカーズ(Moneybookers)という名で、主にギャンブルやeスポーツの取引に焦点を当てていました。現在では、ロンドンとニューヨークに本社を置く大手の決済処理会社に成長しています。

それでは同社の歩みをダイジェストで見てみましょう。

2001年 マネーブッカーズ(Moneybookers Limited)としてイギリスに設立。

2009年 ギャンブルやeスポーツ以外の金融サービスにも進出、推定3億6500万ポンドで売却される。

2011年 ユーザーが2,500万人に達し、Facebook、Skype、eBayなどのグローバルなオンラインブランドに統合。また、リブランディングに着手することを決定。

2013年 リブランディングプロセスを完了。

2015年 オーストラリアのプリペイドカードプログラムであるペイセーフカード(Paysafecard)とユーキャッシュ(Ukash)を買収し、最大の競合先であるネッテラー(Neteller)と合併。

2018年 仮想通貨取引の導入。

日本でのスクリルについて

前述のように2016年9月15日、スクリルは日本でのギャンブルを目的とした利用を停止、2016年10月1日には日本での全てのサービスを完全停止、事実上、日本市場から撤退する事となりました。

オンラインカジノの入出金にとても便利な決済方法だったので、当時日本人オンラインカジノプレイヤーにとっては大変ショックな出来事だったと言われています。

現在は日本から完全に撤退したサービスであるため、残念ながら日本での新規アカウント登録は行うことができません。

なおスクリルを提供していた大手企業のペイセーフ社ですが、同日にネッテラーのギャンブル目的の使用も停止しています。

モバイルアプリ

スクリルではモバイルアプリを使うとアカウントに簡単にアクセスすることが可能です。出先でもどこでも金融業務を処理できるようになり、さらに手数料を把握しておくことでお得な取引が可能になります。

それではここでアプリでできることを簡単に説明します。

  • アカウントへのログイン

パソコン版と同じダッシュボードにアクセスし、通常と同じようにアカウントを管理します。一度ログインすれば同じ情報を何度も入力する手間が省けます。

  • 送金

送金のしやすさはスクリルを利用する最大のメリットです。プロセスはウェブベースのプラットフォームと同じで、手続きは数分で行うことができます。

  • 資金チャージ

アカウントの預金を使い切ってしまった場合はアプリから直接チャージすることができます。手続きとしては、好きな入金方法を選択して必要な金額を振り込むだけ。取引方法により手数料がそれぞれ違うので注意してください。

  • 取引履歴を見る

アカウントの状況を見たり、不審な動きがないかを確認することができます。定期的に取引や口座残高をチェックする習慣をつけましょう。

アプリは定期的にアップデートされます。動作もスムーズで使いやすく、不具合もほぼ起こりません。

公式アプリはどこでダウンロードできますか?

スクリルのアプリはGoogle PlayとApp Storeで無料でダウンロードすることができます。Androidの場合、アプリはOS 4.4以降に対応しており、500万ダウンロード以上、レビュー数は7万件以上となっています。iOSの場合、バージョン10.0以降が対象で、平均評価は5点満点中4.5点、レビュー数は2,000件となっています。

スクリルが活躍する場面

スクリルはシンプルで使いやすい決済方法。個人間で日常的に送金するのに適したサービスです。金融業務が迅速かつ便利であることが求められる現代において、多くのユーザーのニーズを満たしています。ここでは最も一般的に利用されるケースと、サービスが最も便利なケースについてご紹介しましょう。

  • 友人との間で

外出先での食事で、アプリを開いてわずか数秒でワリカンすることが可能です。

  • フリーランスや自営業、個人事業主

クライアントとの間の支払いや受け取りがスムーズです。リモートや国際的なプロジェクトで複数通貨でやり取りする場合にも便利です。

  • 中小企業

顧客に柔軟な支払い方法を提供したい企業に最適です。さまざまな業界や取引に対応しています。

  • オンラインショッピング

ほとんどのeコマース企業にとってゼロから決済インフラを構築することはリスクが高すぎるので、スクリルなどのオンラインプロセッサーと直接契約を結ぶとメリットが多いでしょう。

  • トレーダーやギャンブラー

トレーダーとオンラインギャンブルには、セキュリティ、詐欺防止、法律、規制などといった多くの課題がありますが、スクリルなどの透明性が高く、顧客中心の処理業者を利用すれば解決します。

  • 旅行で

旅行者はモバイルデバイスを利用して、海外でプリペイドカードを使ったり、ATMから現金を引き出したりすることができます。これにより旅行途中で資金がなくなった、などという問題が起こらずに済むでしょう。

日本円の利用

現在、日本円はサポートされていません。日本市場から撤退していますので日本国内での利用はできなくなっています。もし日本国外で利用の場合、送金をUSDで行う必要があります。ただしこの場合、ユーザーは外貨で送金する際に3.99%の為替換算手数料がかかります。

なおすべての国で利用できるわけではありませんが、仮想通貨での取引も可能です

スクリルにはどのくらいのコストがかかりますか?

金融サービスを利用する際には手数料とメリットを考慮することが重要です。思わぬトラブルを避けるためにも、ご利用前には必ず手数料をご確認ください。

確認ポイント

すべての手数料を無料にすることはできませんが、多少お得にする方法があります。スクリルのロイヤリティプログラムやアフィリエイトプログラム(Knectロイヤリティプログラム、VIPプログラム、VIPアンバサダープログラム、ペイセーフアフィリエイト)などに登録すると良いでしょう。

入金手数料

銀行が絡んでくるとその銀行独自の手数料がかかってきます。そのためオンラインカジノやスポーツブックでこのサービスを利用する場合は、キャッシング手数料に注意しましょう。それ以外では、手数料がいくらかかるかというのは前もってハッキリと確認することができます。

【ローカル決済】

  • 通常の電信送金、高速銀行振込、ペイセーフキャッシュ、高速送金、トラストリー は無料
  • ビットコイン、ネッテラー、ペイセーフカードは1%

【グローバル決済】

出金手数料

受け取ったお金を引き出したい場合はいくつかの方法を選べます。それぞれに対応する手数料を見てみましょう。

【ローカル決済】

  • 通常の電信送金 は6ドル程度
  • ビザは7.5ドル

【グローバル決済】

送金手数料

スクリルは手数料無料のプラットフォームとして宣伝していますが、送金にも手数料がかかりますどのような取引を行う際でも、いくらかかるか必ず確認しておきましょう。

【スクリルマネートランスファー】

  • 国際送金、国際的な銀行口座にも送金無料
  • 国内転送は最大2%まで
  • お金の受け取りは無料

【スクリルからスクリル】

  • 2020年4月8日以降に登録し、カードまたは銀行口座を利用の場合は0%、ネッテラー、ペイセーフカード、ビットペイを利用の場合は4.49%。
  • 2020年3月18日~4月7日に登録し、カードや銀行口座を利用の場合は0%、ネッテラー、ペイセーフカード、ビットペイを利用の場合は初回取引で10%、その後は2.99%。
  • 2020年3月18日以前に登録し、カードまたは銀行口座を利用の場合は0%、ネッテラー、ペイセーフカード、ビットペイを利用の場合は初回取引の20%、それ以降は1.45%。
  • お金の受け取りは無料

スクリルプリペイドマスターカード

スクリルのプリペイドカードは非常に便利です。欧州経済領域(EEA)諸国の居住者のみが利用可能ですが、この地域に住んでいれば追加料金を請求されることはありません。

  • ショップ、レストラン、オンラインショッピング0%
  • 残高照会0%
  • オンライン明細書0%
  • PINの取得0%

国内でも海外でも手数料はかかりません。ただしユーザーは年間約11ドルの手数料と、ATMでの引き出し時に1.75%の手数料を支払う必要があります。またVIPステータスの変更については、公式サイトのスクリルカードの項目で詳細を確認することができます。

仮想通貨の取引

他の種類の取引とは異なり、仮想通貨のやりとりには常に手数料がかかります。それでも特に他の多くの競合他社と比較すると料金は悪くありません。条件と料金は以下の通りです。

  • 19.99ドルまでの取引・・・取引ごとに0.99ドル
  • 20ドルから99.99ドルの間の取引・・・取引ごとに1.99ドル
  • 100ドル以上の取引・・・取引ごとに1.50%

仮想通貨P2Pの場合は、1回の取引につき一律0.50%の手数料がかかります。

アカウント維持・管理費

他の多くのサービスと同様、スクリルのアカウントを維持し、管理するためにはコストがかかります。

  • チャージバック手数料・・・1回につき25ドル
  • 現金チャージ・・・1回につき10ドル
  • 禁止されている取引にかかる手数料・・・1回につき最大150ドル
  • 誤った取引の取り消し手数料・・・1回につき最大25ドル

さらにプラットフォーム上で不正確な情報や虚偽の情報を管理するための手数料がかかります。この手数料は最大で150ドルとなります

その他の手数料

お金に関わることですので、必ず面倒とはいえ細かい字で書かれた情報を読むようにしましょう。例えば個人アカウントは無料ですが、12ヶ月間利用しなかった場合は自動的に5ドルのサービス料がアカウントに課金される、なんていう条件などもあります。

なお、卸売為替レートには3.99%の通貨換算があります。ユーロ以外の通貨で運用している場合は、取引ごとに1.5%が適用されます。

パーソナルまたはビジネスのアカウントを設定する

最初にパーソナルアカウントとビジネスアカウントのいずれかを選択します。パーソナルアカウントは個人用、ビジネスアカウントは企業用です。この2種類の主な違いは手数料体系にあります。

本人確認について

最初の入金を行う前に本人確認が必要です。ルールは居住地域によって異なりますが、一般的には以下のような情報を提出する必要があります。

  • 個人情報・・・氏名、住所、生年月日、および国の識別番号
  • 個人的な質問・・・ユーザーそれぞれに違う質問が用意されます。例えば、「2012年に所有していた車のタイプ は?」などといった質問になります・
  • 多要素認証・・・アカウントのセキュリティを強化したい場合は、多要素認証を設定することができます。

なおこの本人確認には通常24時間から48時間かかります。

転送の設定

アカウントを作成した後、ユーザーは銀行口座、クレジットカード、デビットカードを使ってスクリルのウォレットに入金する必要があります。送金の金額と通貨、受取人の詳細情報、その他の必要な情報を入力します。さまざまな種類の取引については、後で詳しく説明します。

セキュリティ

スクリルは本人確認の認証や各取引を行うプロセスにおいてのセキュリティがしっかりしており、ユーザーの資金が安全に保たれています。具体的な方法を見てみましょう。

限度額を増やす方法

限度額を増やすためのプロセスにはアカウントの追加確認が含まれています。確認は以下の手順で行います。

  1. 運転免許証、パスポートなどの書類の写真をアップロードします。
  2. 住所を確認するか、または手動で住所確認書類をアップロードします。
  3. 利用可能な任意の方法でアカウントに入金します。
  4. モバイルアプリをダウンロードするか、自撮りをします。
  5. 最後に、確認のメールが届きます。

強力な顧客認証とは?

強力な顧客認証とは支払いが多要素認証で行われるようにするための要件です。これを行うには、6桁のSMSコードを送信するか、現在有効なメールアドレスを設定します。

二要素認証 (2FA)

二要素認証はアカウントログインに二段階の認証を行う追加のセキュリティです。オンにするには、次の操作を行う必要があります。

  1. 「アカウント」 > 「設定」 > 「セキュリティ」 の順に選択します。
  2. 二要素認証タブをクリックしてオンにします。
  3. Google AuthenticatorアプリをインストールしてQRコードをスキャンします。
  4. アプリから6桁のコードを取得して認証を完了します。

パスワードをリセットする方法

パスワードをリセットするにはログインページに移動して 「パスワードを忘れた場合」 というリンクをクリックします。次にテキストボックスにEメールアドレスを入力し、指示が送信されるのを待ちます。これは基本的に自動プロセスなので手続きはこれだけです。

スクリルを使用するメリット

なぜスクリルが人気があるのか、企業や一般ユーザーがスクリルを利用するメリットを見てみましょう。

豊富な決済方法

スクリルは、銀行振込、カード入金、現金入金、電子ウォレット、仮想通貨をサポートしていますので、ユーザーは自分に合った方法を自由に選択することができます。

ワンクリックチェックアウト

金額と通貨、受取人の詳細、その他すべての支払情報など、取引のすべての要素が1ページに表示されます。どのやりとりにおいても手順は簡単で、初回の送金はもちろんのこと、定期支払いにも対応しています。

一括支払い

1回の手続きで最大3000人の受取人に複数通貨で支払いを行うことができます。これは毎回手動で取引情報を入力しないといけないオンラインショップや業者にとって特に便利です。

VIPプログラム

VIPステータスを維持することができれば多くの特典を受けることができます。例えば銀行での手続きが優先され、インターネットでの購入と現実世界での取引の両方で、より高い取引限度額を得ることができます。また、手数料の割引やパーソナル・アカウントマネージャーといったサービスも受けられます。

オンライン小売業者との統合

どのようなアプリでもスクリル・クイックチェックアウトと統合することができます。これは加盟店のウェブサイトで顧客の支払い情報を標準的なHTMLフォームで収集し、スクリルに送信するだけです。これにより世界200以上の国と地域へのサービスが可能となり、さまざまなリスク回避および不正対策をとることができます。

モバイルおよびオンラインのデジタル電子ウォレット

デジタルウォレットは、即時支払い、取引の安全性の向上、ビジネス上の競争力の差別化、より高いコンバージョン、より多くの顧客へのアクセス、カスタマイズされたプロモーションを実行する機能を提供します。

24時間体制のカスタマーサポート

サービスに関する一般的な質問がある場合でも、何か問題が起こった場合でも、迅速な対応を受けることができます。お金に関わる事では推測や間違いが許されないものですが、そういった意味でもスクリルは顧客に完璧に寄り添ってサポートします。

ライセンスを受け合法的に運営

スクリルはもともとイギリスを拠点とする企業で、そこでライセンスを取得しています。この会社は金融行動監視機構の規制を受けているため、信頼できるマネーサービス会社となっています。ユーザーは自分の資金が確実に保護され、社内で違法な活動が行われていないことを確認することができます。

スクリルを受け入れているサイトは?

スクリルは、オンラインカジノ、スポーツベッティング、ゲームサイト、ショッピングなど、世界中でさまざまな用途に利用されています。サイトの詳細なリストについては、以下のカテゴリを参照してください。

ベッティング・ギャンブル

スクリルはもともとオンラインギャンブルサイトの決済処理業者としてスタートしたため、かなりのサイトに充実したサービスを提供しています。長年にわたり、スクリルを選択するギャンブラーとカジノの数は着実に増加しています。

スクリルを利用できるオンラインカジノには以下のようなサイトが挙げられます。

  • ジョイカジノ(Joycasino)
  • パーティーカジノ(Party Casino)
  • スピンパレス(Spin Palace)
  • レオベガス(Leo Vegas)
  • スロッティカジノ(Sloty Casino)
  • ジェネシス(Genesis)
  • ミスターグリーン(Mr. Green)
  • ゴーワイルド(Go Wild))

ゲーム

銀行口座、カード、プリペイドバウチャーから資金をチャージしてプレイ中に支払う方法があると非常に便利です。スクリルユーザーは以下のゲームサイトで迅速かつ簡単に支払いを行うことができます。

  • ゲーミゴ(Gamigo)
  • ビッグポイント(Bigpoint)
  • ウェブゼン(Webzen)
  • ゲームフォース(Gameforce)
  • キングィン(Kinguin)

スクリルとビットコイン

スクリルアカウントは、ビットコインアプリからのビットコイン・ビットコインキャッシュの追加と送金をサポートしています。ユーザーは通貨取引所(ビットコインプロバイダーが運営)で購入したり、ビットコイン・ビットコインキャッシュを商品やサービスと交換したりすることで、現金をビットコインに変換することができます。

ビットコイン・ビットコインキャッシュで利用可能な操作には一定の制限があります。スクリルユーザーは、加盟店やオンラインサイトへの送金にのみ資金を預けることができます。これらの資金は特定の通貨での引き出しや特定の銀行への送金はできません。また仮想通貨の性質上、ビットコイン・ビットコインキャッシュでの入金には払い戻しができません。

デジタルサービス

スクリルはまた企業が国際市場へと成長し、新規顧客を獲得することの支援にも力を注いでいます。この決済サービスは、以下のような海外大手ショッピングサイトやeコマースプラットフォームとの提携を行っています。

  • マジェント(Magento)
  • ショッピファイ(Shopify)
  • ウーコマース(Woo Commerce)
  • プレスタショップ(Presta Shop)
  • ビッグコマース(Big Commerce)

支払い

スクリルでの支払いは瞬時に行われるため、従来の支払い方法に比べて大幅に時間が短縮できます。

スクリルで送金するには?

まずスクリルの銀行口座への送金専用ページがありますので、そこのスタートをクリックするか、「送信」セクションの「銀行口座へ送信」ボタンをクリックします。そして以下の手順に従ってください。

  1. 金額を入力し、ドロップダウンメニュー(入力した金額の下)から通貨を選択し、必要に応じてメモを追加します。そして「続行」を押します。
  2. 受取人の情報(名前、銀行口座、携帯電話番号、ウォレット)を確認します。個人のアカウントでも、会社のアカウントでも、自分のアカウントでもかまいません。もう一度「続行」を押します。
  3. 送信された情報が正しいかどうかを確認し、「確認」を押します。
  4. オンライン取引の支払い方法を選択し、確定します。

スクリルのアカウントを持っていない場合は自動的にメールアドレスが登録されます。すべての取引詳細はそのメールに送信され、アカウント履歴にも保存されます。「マイトランスファー」 セクションに移動すると、複数の手順をスキップして転送を繰り返すことができます。

スクリルアカウントから別のアカウントへ送金する方法

スクリルからスクリルへ送金するのもプロセスは実質的に同じです。しかし、両方のユーザー(送信者と受取人)が認証済みアカウントを持っていることを確認してください。手順は次の通りです。

  1. 送信セクションで「スクリルからスクリル」を選択します。
  2. 取引の通貨と受取人の情報を入力します。他の送金と同様に「続行」をクリックします。
  3. 確認画面に取引の概要が表示されます。正しければ「確認」をクリックします。
  4. 確認コードを取得し、二要素認証でサインインします。これで完了です。

受取人がスクリルのアカウントを持っていない場合はサービスに参加するための招待メールが送信されます。14日間の猶予がありますが、それを超えると取り消されますユーザーがアカウントを作成しない限り、資金は差し引かれません。

スクリルからお金を引き出す方法

スクリルのデジタルウォレットから個人の銀行口座に送金したい場合は、以下の手順に従ってください。

  1. 個人口座の「引き出し」セクションを開きます。
  2. 「今すぐ出金」をクリックして、資金を引き出したい銀行口座を選択します。銀行をまだ決めていなかった場合は、ここで情報を提出します。
  3. 金額を指定し、「次へ」をクリックします。国によっては追加情報の提出を求められる場合があります。
  4. 最後に取引を確認し、暗証番号を入力します。

アフィリエイトプログラムの仕組みは?

スクリル・グローバルは国際的にアフィリエイトを受け入れています。例えばアメリカ在住の方にはSkrill USAというプログラムがありますし、国によって異なります。以下は一例となります。

  • 20%のレベニューシェアコミッション

独自のアフィリエイトコードを共有してデジタルウォレットサービスを宣伝すると、レベニューシェアの5分の1を獲得できます。紹介者がスクリルの加盟店のいずれかに入金すると、生涯のコミッションを得ることができます。

  • ダブルアップ

すでにスクリルと提携している場合、利益をさらに高くする方法があります。マーチャントネットワークからオペレーターを紹介するだけでなく、支払いファシリテーターとしてスクリルを紹介することもできます。

  • リソース

スクリルは、ウェブバナー、リンク、ガイド、記事、プロモーションページ、その他の有益な情報を提供することで、アフィリエイトプログラムを支持しています。

プログラムへの申し込みは簡単。登録フォームに個人情報(ユーザー名、パスワード、セキュリティの質問)、連絡先(メールアドレス、連絡先電話、郵便番号、IDアカウント)、支払い情報を記入するだけで、あっという間に参加できます。

スクリルのオフィス

スクリルのメインオフィスはイギリスのロンドン、25 Canada Squareにあります。スクリルはペイセーフ社の数あるブランドの一つであるため、他にも世界中に多くのオフィスがあります。ペイセーフ社のオフィスのリストは以下の通りです。

  • ヨーロッパ

ブルガリアのソフィア、オーストリアのウィーン、マン島のダグラス

  • 北米

カナダのモントリオールとカルガリー、アメリカのマイアミ、ダラス、アーバイン、ラルゴ

  • アジア

インドのハイデラバード、東京

オフィスを訪問する必要がある問題が発生した場合は、ペイセーフグループに属するすべてのブランドのオフィスを利用できます。ただしオンラインでサービスに連絡すれば、より迅速にサポートを受けることが可能です。

スクリルへのお問い合わせ

ユーザーがサポートスタッフに連絡を取る方法は以下のようになります。

  • ホットライン

これは一番迅速に回答を得る方法です。最初にID番号を伝えてから問題を説明しましょう。ただし回線が過負荷になることがあるため、他の方法を利用しなければならないことも稀にあります。

  • Eメール

切羽詰まった状態でなければ、[email protected]までメールで連絡してください。VIPユーザの場合は、[email protected]という別のメールアドレスもあります。2、3日で問題は解決されるはずです。

  • ソーシャルメディア

スクリルにはTwitterアカウントとFacebookページがあり、そこで問題を共有することができます。利用の際は個人情報を公開しないようにくれぐれも気をつけましょう。

  • 無効アカウントのサポート

自分のアカウントにアクセスできない場合はすぐにホットラインに電話してください。

  • カードを紛失または盗難された場合のサポート

この場合もホットライン経由でサポートチームにすぐに連絡してください。できればすぐにカードをキャンセルしておけば、落ち着いてサービスを受けられるでしょう。

スクリルと類似サービスとの比較

最近では多くのオンライン決済ソリューションが24時間365日利用できるようになってきています。ここではスクリルをペイパルやウェブマネーなどと並べて比較できるように一覧にしてみました。

 

Skrill

PayPal

Neteller

Payoneer

Revolut

WebMoney

機能

デビットカードとクレジットカードの処理、デジタルウォレット、国際送金、分割支払い

デビット/クレジットカード、携帯電話、オンライン決済ゲートウェイ、仮想端末、定期課金

決済ゲートウェイ、デジタルウォレット、プリペイドカード、PSP

オンライン決済、国際送金

デビット/クレジットカード、EBT、QuickBooksとの連携、レベルⅢ処理、POS機器

送金、デジタルおよびモバイルウォレット、オンラインレポート、契約書作成ツール

取扱事業の種類

小売業、電子商取引、国際的ビジネス、マーケットプレイス型、ハイリスク

小売、モバイル、Eコマース、非営利

Eコマース、保険、ロイヤリティプログラム、支払い、小売

Eコマース、オンライン広告、フリーランス、バケーションレンタル

小売、モバイル、Eコマース、エンタープライズレベル、B2B、ヘルスケア

Eコマース、P2P、B2B、国際的ビジネス、ハイリスク

取扱通貨

41

25

Eコマース、保険、ロイヤルティプログラム、支払い、小売

7

18

15

利用可能国数

201ヵ国

200ヵ国

202ヵ国

150ヵ国以上

36ヵ国

93ヵ国

サポート言語数

17

18

15

20

24

4

メリット

良い価格設定

シンプルで使いやすい

信用詐欺のリスクが低い

暗号化されている

割引とリベート

物理的な店舗での作業向き

制限が強化されている

リピーターのためのボーナス

プリペイド式マスターカード

フレンドリーなプラットフォーム

人気企業に支持されている

API統合

追加機能がある

グループ保管庫

プレミアムサブスクリプションの便利な特典

高速出金

安全性が高い

匿名で支払い可能

デメリット

限定的なアクセシビリティ

ダブルコンバージョン

手数料が高い

フィッシングの標的になることが多い

連絡が取りにくい

ネガティブなレビューが多い

保証が低い

高額なカード更新料

カスタマーサポートが24時間365日ではない

サービスが遅いことがある

引き出し限度額が低い

実際の支店がない

顧客サービスが悪い

複雑な利用体系

多くの個人情報が必要

エラーが多い

FAQ

スクリルについて知っておく必要があることは以上でほぼ網羅していますが、念のため、以下によくある質問への回答を掲載しておきます。

スクリルは合法ですか?

スクリルは一般ユーザーが資金の心配をする理由がない安全なサービスであると考えられています。また噂やネガティブなフィードバックも考慮され、もし疑わしい行為が見られると判断された口座は削除されます。しかし正当なユーザーであることが証明されれば払い戻しを受けることができます。

スクリルで手数料を安くする方法はありますか?

スクリルのシルバーレベルにVIPアップグレードすると、P2P取引が無料になります。またアフィリエイトプログラムに参加することで、さらなる特典を得ることができます。

スクリルでサポートされている通貨は?

スクリルは以下の通貨での直接取引をサポートしています。EUR、GBP、USD、DKK、RON、CZK、HUF、PLN、SEK、CAD、SGD、CHF、NZD、BGN、AUD、NOK

スクリルプリペイドマスターカードとは?

スクリルカードは世界中の3500万カ所以上のオンラインストアで利用できるリロード可能なカードです。スクリルデジタルウォレットに直接リンクすることで、デジタルウォレットから資金にアクセスすることができます。ただし仮想カードのため、オフラインやATMでの利用はできません。

スクリル間の送金サービスとは?

銀行を通さずに他のスクリルユーザーに送金することができます。この取引には一律2%の手数料がかかります。

友達紹介プログラムの仕組みは?

「友達紹介」タブにアクセスして紹介コードをコピーします。お友達がこのコードを使って最初の送金をした際、あなたとお友達の両方が次の取引でリワードを受け取ることができます。

スクリルの支払いと引き出しの限度額は?

1日のATMでの引き出し限度額は以下の通りです。非VIP - 900ドル、ブロンズ - 1200ドル、シルバー - 1500ドル、ゴールド - 3000ドル、ダイヤモンド - 5000ドル。1日のPOS限度額は以下の通りです。非VIP - 2700ドル、ブロンズ - 3000ドル、シルバー - 3000ドル、ゴールド - 5000ドル、ダイヤモンド - 1万ドル。

スクリルウォレットとは何ですか?

スクリルウォレットは、インターネット経由での支払いや送金を可能にするデジタルウォレットです。 ユーザーは、受取人の名前、住所、口座情報だけで、スクリルから銀行口座やモバイルウォレットに直接送金することができます。口座への入金は、電信送金、クレジットカード、デビットカードを利用して行います。

複数のアカウントを登録できますか?

通常のユーザーは1人につき1つの個人アカウントしか登録できません。しかしVIPにアップグレードすると、複数のアカウントを設定することができます。

スクリルのアカウントを閉じるにはどうすればいいですか?

アカウントにログインて、 「設定」 > 「アカウント設定」 > 「アカウントステータス」 > 「アカウント閉鎖」 の順に選択します。お金はかからず、いつでも閉鎖することができます。