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WebMoney(ウェブマネー)

目次

ウェブマネー(WebMoney)はさまざまなオンライン決済に使える電子マネーの一種。事前にお金をチャージしておけばマスターカード加盟店で使えるプリベイドカードです。

ウェブマネー日本語サイト

公式サイトのトップページ

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この記事では、ウェブマネーの特徴やメリット、デメリット、そして口座開設方法やオンラインカジノでの実際の使用方法をわかりやすく解説していきます。

ウェブマネーとは?

ウェブマネーとはネットショッピングやオンラインゲーム、音楽ダウンロードなどの支払いに利用することができる電子マネーです。Amazonギフト券やiTunesカードなどといった似たような電子マネーは他にもありますが、ウェブマネーは特定のサイトやサービスだけでなく、さまざまなオンライン決済に使えるのを特徴としています。

ウェブマネーのいいところは、全国のコンビニなどで気軽に買うことができ、身分証の提示などの必要もなく、誰にでも購入することが可能であること。年齢制限も有効期限もないので、文字通り「誰でも使える」電子マネーとなります。支払い時に必要なのはウェブマネーのプリペイド番号である16ケタの英数字のみで、決済の際に支払いページで入力するだけ。残高は「POINT」の単位で表示され、1ポイントは1円の価値があります。

ウェブマネーの運営会社と安全性

ウェブマネーは、auフィナンシャルホールディングス株式会社の完全子会社であるauペイメント株式会社が管理しています。同社は国内で一番発行されているブランドプリペイドカード「au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)」をKDDIと共同で運営。「au PAY 会員数」は2,200万越を突破、2020年以降、KDDIから付与するポイントはPontaポイントとなり、国内最大級の1億越の会員基盤となっています。

これまでのあゆみ

1998年

4月14日より、WebMoneyの発行・販売及び決済サービスの提供を(株)アスキーサムシンググッドにて開始。コンビニエンスストアでカード媒体の販売を開始。

2000年

コンビニエンスストア収納代行システムを使ったシート型の販売を開始。コンビニエンスストアのマルチメディア端末を利用したバウチャー型の販売を開始。

2001年

オンライン型(Webページ上)の販売を開始。

2003年

会員サービス「WebMoney PREMIUM」を開始。

2007年

「WebMoney PREMIUM」を「ウェブマネー ウォレット」へリニューアル。ジャスダック証券取引所 NEO に株式を上場。会員向けに、「ウェブマネー ウォレット」残高から自動で支払いを行うサイレント決済サービスを提供。

2008年

会員向けに、ショッピング・モニター登録などでWebMoneyが貯まるサービス「ウェブマネー ポイントパーク」を提供。

2010年

資金決済に関する法律に基づく第三者型発行者として登録。大阪証券取引所市場統合に伴い、JASDAQ市場スタンダードへ市場区分を移行。

2011年

KDDI(株)の公開買付けにより、同社の完全子会社となる。会員向けに、じぶん銀行スマートフォンアプリとの連携サービスを提供。

2012年

リチャージ型カード媒体の販売を開始。

2013年

POSアクティベーション(POSA)を使ったギフトカード型の販売を開始。スマートフォン向けアプリ「WebMoneyアプリ」リリース。アプリをつかって、「プリペイド番号の入力がいらない」決済方法を提供。

2014年

ブランドプリペイド機能付きリチャージ型プリペイドカード「WebMoney Card」を発行。「WebMoneyアプリ」をWebMoney Cardの残高確認やチャージができる「WebMoneyカードケース」にリニューアル。

KDDI(株)、沖縄セルラー電話(株)と共同で「au WALLETカード(現 au WALLET プリペイドカード)」を発行。オンラインショップ「WebMoney PINCOM」の運営開始。

2016年

コンビニエンスストア店頭でリチャージ型WebMoneyの取扱(チャージ)開始。

2017年

資金決済に関する法律に基づく資金移動業者として登録。

2018年

WebMoney誕生20周年

2019年

金融体験を総合的に提供する「スマートマネー構想」をさらに加速する目的で、KDDI(株)からauフィナンシャルホールディングス(株)の完全子会社となる。スマホ向けアプリを「WebMoneyウォレットアプリ」にリニューアル。

2020年

「(株)ウェブマネー」から「auペイメント(株)」へ商号を変更。

会社名

auペイメント株式会社(au Payment Corporation)

会社所在地

〒108-0075 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー 20階

第三者型前払式支払

手段発行者登録

登録番号:関東財務局長 第00611号

登録年月日:平成22年9月30日

資金移動業者登録

登録番号:関東財務局長 第00053号

登録年月日:平成29年11月28日

設立

1988年3月24日

公式サイト

https://www.webmoney.jp

Twitter

https://twitter.com/WebMoney_INFO

メール

info@au-payment.co.jp

電話

サポートセンター:0120-364-033(無料)

ウェブマネーが買えるところ

ウェブマネーが購入できる場所はコンビニやドラッグストア、大型スーパーなど全国に5万店舗以上あります。何歳でも購入可能で、身分証の提示や個人情報の登録なども必要ありません。なお、支払いは現金のみとなっています。

  • コンビニ

    セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、

  • ドラッグストア

    ウェルシア、ツルハドラッグ、マツモトキヨシ

  • 大型スーパー・家電量販店

    ビックカメラ、コジマ、イオン、イトーヨーカドー、平和堂

ウェブマネーの種類

ウェブマネーには使い切りタイプのもの、チャージして何度も使えるタイプのものがあります。

  1. シートタイプ

    使い切りタイプです。コンビニ内などに設置してあるマルチメディア端末で発行します。1000円、2000円、3000円・5000円などと購入金額が決まっており、シートには16桁のプリペイド番号と販売金額が記載されています。残高が0POINTになるまで利用可能で、最大19枚まで合わせて使うことができます。シートの残高はウェブマネーの公式サイトの「残高照会」から確認することができます。

  2. ギフトカード

    使い切りタイプです。Amazonギフト券のように店頭でカードが販売されています。 1500円~5万円の間で金額を指定して買うことができ、利用する際はカード裏の銀色部分をコインで削って16桁のプリペイド番号を表示させて使います。

  3. WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)

    アプリやWeb上での申し込みが必要です。 クレジットカードの国際ブランド「Mastercard」が付帯しています。現金への払い出しが可能です。発送手数料も年会費も無料!

  4. WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)

    アプリやWeb上での申し込みが必要です。クレジットカードの国際ブランド「Mastercard」が付帯しています。 発送手数料も年会費も無料です。

  5. au PAY プリペイドカード

    au PAY サイトやアプリ、auショップから申し込み可能。Mastercard加盟店やWebMoney加盟店で使え、Pontaポイントがたまります。オンライン上や現金の他、au PAY 残高でもチャージできます。

  6. 特定加盟店専用タイプ

    利用できるサイトが限定されているウェブマネーで、 TSUTAYA オンラインゲーム専用WebMoney、Steamプリペイドカード、Crsyta専用WebMoney、WebMoney for moraなどがあります。

プリペイドカードのチャージ方法

プリペイドカードは何度もチャージして繰り返し使えます。主なチャージ方法はコンビニなどでの現金チャージか、クレジットカードやネットバンキングを利用してのオンラインチャージとなります。

  • ローソンでチャージする方法

    1. カードチャージの旨を店員さんにいう
    2. チャージしたい金額をレジで支払う
  • セブン銀行ATMでチャージする方法

    1. ATMにカードを挿入する
    2. 取引画面で「ご入金(チャージ)」を選択
    3. 現金を投入

ウェブマネーの使い方

ウェブマネーが使えるサイト数は国内最大級。ショッピングやオンラインゲーム、電子書籍、音楽ダウンロードなど、各種ネットサービスの決済に使えます。

  1. 支払い画面で「WebMoney」を選択
  2. プリペイド番号を入力

シートタイプ、ギフトカード、特定加盟店専用タイプはウェブマネー加盟店のオンライン決済で使えますが、 プリペイドカードはオンラインと実店舗の両方に対応しています。

ウェブマネーが使える場所

ウェブマネーは各種ネットサービスの決済に使えますが、プリペイドカードはネットと実店舗の両方に対応しています。

  • ウェブマネー加盟サイトで使う

    シートタイプ、ギフトカード、特定加盟店専用タイプは、ウェブマネー加盟店のオンライン決済で使うのが基本です。 ショッピング・ゲーム・音楽配信・電子書籍・情報サービスなどで利用できます。

  • Mastercard加盟店で使う

    金額がチャージできる「WebMoneyプリペイドカード」と「au WALLET プリペイドカード」はオンラインでも実店舗でも使えます。

  • コンビニなどで使う

    支払いは一括払いのみで分割やリボ払いには対応していません。店舗によっては、レシートにサインが必要な場合もあります。 カード内のウェブマネーの残高が不足していると支払いができないので注意しましょう。

  • 募金する

    「ウェブマネー・ユニセフ・インターネット募金箱」「(財)日本盲導犬協会・インターネット募金箱」「災害復興支援特別基金」に寄付することができます。ウェブマネーがちょっぴり残ってしまったときなどに活用してみてください。

  • ゲームサイトで使う

  • ウェブマネーはオンラインカジノなどのギャンブルサイトでも利用することができます。

    • ベットティルト
    • ラッキーニッキー
    • 10BET
    • ベラジョンカジノ
    • ネットベットカジノ
    • エンパイアカジノ
    • クイーンカジノ
    • カジノシークレット

ウェブマネーのアプリ

WebMoneyウォレットアプリは、カードを申し込んだり、カードの残高や利用明細を確認したりすることのできる大変便利なアプリです。

ウェブマネーのアプリ

アプリダウンロード用QRコード

スクリーンショット

対応機種

【iOS】  iOS 10 以降

【Android】  Android 5 以降

  • 登録できるカード

    1. WebMoneyプリペイドカード
    2. WebMoneyプリペイドカードLite
  • 登録できないWebMoney

    1. 旧ストアーカード
    2. シートタイプ・カードタイプ
    3. au PAY プリペイドカード

利用上の注意

  • 再発行されない

    ウェブマネーは紛失や盗難にあっても所有者を特定することができないので、再発行してもらえません。

  • 利用不可の場合もある

    プリペイドカードは公共料金、通信料金、インターネットプロバイダー料金、ガソリンスタンド、高速道路料金、保険料、電子マネーの支払いなどには使えません。詳しくは、ウェブマネーのサイトの「Mastercardとして利用不可店舗一覧」を確認してください。

プリペイドカードを紛失した場合

プリペイドカードを紛失した際はサポートセンターに連絡して、カード利用の一時停止をしてもらってください。WebMoneyウォレットアプリからもカードの停止手続きが行えます。

ウェブマネーウォレットはサービス終了

ウェブマネーウォレットのサービスは2020年08月31日に終了しているので、残高を持っている場合は「WebMoneyプリペイドカードLite」へ残高移行すれば継続して利用することができます。

ウェブマネーのメリット

  • コンビニで簡単に手に入る
  • 1円単位で買うことができる
  • 任天堂・PSN・Google Play ギフトコード・Amazonギフト券のプリペイド番号が買える
  • Appstore、GooglePlayでも使える
  • 無料でウェブマネーを稼ぐこともできる
  • オンラインゲームなど人気コンテンツで使える

ウェブマネーの評判と口コミ

ネット上での口コミでは、「近くのコンビニで買えるので非常に便利」「買ってすぐネットで使える」「誰でも買えるのでいい」「クレジットカードを使わずに安心して支払いが出来る」「オンラインゲームの決済ではほぼ確実に使える」と非常に高評価です。

「ネットバンキングを開設していればコンビニまで買いに行く手間がかからない」「ネットでチャージするといい」とおすすめの使い方を伝授してくれているユーザーも。「クレジットカードみたいに使い過ぎる心配がない」と、ウェブマネーの安心感を語る意見もありました。

マイナス面としては、「PayPayなどの決済手段が増えている中、少し存在が薄れてきた」ということ。キャンペーンやプロモーションを強化してもう少し盛り上げていってほしい、という意見がみられました。

他の決済方法

  • WAON(ワオン)

    イオンが運営するプリペイド型電子マネーです。全国73万ヵ所以上で利用可能。イオングループの対象店舗で利用すると200円で2ポイント貯まるので、普段よくイオンモールなどで買い物をする人にはおすすめ。

  • nanaco(ナナコ)

    セブン&アイグループのセブンカードサービスが発行するプリペイド型電子マネーです。かざすだけで決済ができ、支払いごとにポイントが貯まります。

  • 楽天Edy(ラクテンエディ)

    楽天グループが運営するプリペイド型電子マネーです。楽天ポイントを貯めることができ、貯まった楽天ポイントは楽天グループのサービスで使うことができます。

  • PayPay(ペイペイ)

    日本国内でよく使われているQRコード決済サービスです。決済だけでなくPayPayユーザー同士でお金の送金もできるので、会計の割り勘などにも利用できます。

ウェブマネーまとめ

ウェブマネーは、クレジットカード番号や個人情報をサイト側に知られたくない方に最適の支払い方法です。コンビニなどで誰でも簡単に買えますし、セキュリティもしっかりしているので安心して利用できます。国内シェアNo.1であることも大きな安心材料の一つ。WebMoneyプリペイドカードの場合は、Mastercard加盟店も対応しているので使えるお店がさらに広がります。

ただ、紛失や盗難で不正利用があった場合、再発行はしてもらえませんので気をつけるようにしましょう。iOSやAndroid用に用意されたアプリを利用すれば、残高管理や残高引継などが簡単に管理できるのでおすすめです。

よくある質問

ウェブマネーにはプリペイドカードがありますか?

はい、WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)、WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)があります。

日本でウェブマネーは使えますか?

はい、使えます。

ウェブマネーは再発行できますか?

シートタイプ、ギフトカードタイプのウェブマネーは紛失や盗難にあっても所有者を特定することができないので再発行してもらうことができません。プリペイドカードタイプは再発行できます。

ウェブマネーウォレットとは何ですか?

ウェブマネーウォレットのサービスは既に終了しています。もし残高を持っている場合は「WebMoneyプリペイドカードLite」へ残高移行すれば継続して利用することが可能です。

ウェブマネーからペイパルに送金できますか?

いいえ、ウェブマネーで送金できるのはWebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)を持っている人向けのみです。

ウェブマネーはどうやって使うのですか?

ウェブマネーはプリペイド番号を入力するだけで即時決済が行えます。主にオンラインショッピングやオンラインゲーム、電子書籍、音楽ダウンロードなど各種ネットサービスの決済に使えます。

ウェブマネーは違法ではないですか?

ウェブマネーは日本で合法的に利用できる決済手段です。

ウェブマネーからお金を出金することはできますか?

送金及び払い出しが利用できるのは「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」となります。