Teams

ペイパルとは

最近、ペイパルという名前を耳にする機会が増えたと思います。アメリカでは昨年だけで取引収益約161億ドルを達し、全米で640万人以上のユーザーを抱えている一大市場です。しかし、そもそもペイパルとは一体どういったものなのでしょうか?

UPD:
目次

ペイパルPayPal)は電子送金による支払いが可能なデジタルサービスです。アメリカの電子決済会社PayPal(ペイパル)が提供するオンライン決済サービスで、1998年12月にスタートしました。

例えばオンラインでのショッピングに利用でき、支払い情報を保存できるので毎回アカウントやクレジットカード情報を入力する必要がなく、さらにベンダーに情報を開示しないためにセキュリティが高いという特長をしています。

このページではペイパルの使い方として、特徴や登録方法、認証、送金などのすべてのステップ、そして手数料や他社サービスとの比較なども含めて詳しく説明していきますので、ぜひ利用の際の参考にしてください。

誰が使っているの?

ペイパルはオンライン決済を迅速かつ安全に行えるので、あらゆるジャンルのユーザーに支持されています。

  • 個人ユーザー:個人的な理由でお金を送ったり受け取ったりする必要がある人。
  • ビジネス:美容、アパレル、コンピューター、教育、エンターテインメント、メディア、金融サービス、食品、医療関係、非営利、小売、旅行などのあらゆる企業。

なぜペイパルが選ばれるのでしょうか?その主な理由として、利用者や受取人がクレジットカード番号や銀行口座番号を開示する必要がないということが挙げられます。

ペイパルで出来ること

ではペイパルができることとは何でしょうか?ペイパルはいわゆる金融サービスであり、オールインワンのオンライン決済ソリューションとして、実際に次のようなことを行うことができます。

送金

友人や家族に送金したり、多くのオンラインストアで支払い方法として使用することができます。国内・海外への送金を低コストでサポートしており、支払いは専用モバイルアプリからもできますし、ウェブサイトからでもできます

支払いの要求

商品やサービスと引き換えに、あるいは夕食時に友人と割り勘にした場合にでも、どんなシチュエーションでも資金を要求することができます。相手がアカウントを持っていなくても、相手のメールにリクエストを送ることができ、そのためにかかる時間はほんの数秒です。

プレミアアカウントおよびビジネスアカウントでの支払いの受理

企業としてビジネス上での支払いを受け取る場合、パーソナルアカウントは適していません。アカウントタイプをプレミアやビジネスにアップグレードすれば、大きな金額の支払いを扱うことができるようになるので便利です。

オークションでの取引

オンライン上でペイパルを利用するオークションサイトはすでに数多く存在しているので、どの企業も自動的にペイパルを利用することが可能です。オークションが成立するたびに、資金はペイパルの電子メールベースの資金移動を使用して落札者から販売者に転送されます。

ペイパルの始め方

まずはアカウントを作成しましょう。アカウントには種類があるので用途に応じて選ぶ必要があります。アカウントの種類や手順について詳しくご説明いたしますので以下をお読みください。

パーソナルアカウント

パーソナルアカウント(個人のアカウント)とビジネスアカウントの違いについては、後ほど詳しくご紹介します。最初にここではペイパルで新しいパーソナルアカウントを作成する手順を説明します。

  1. 公式サイトに移動するかアプリを開き、「新規登録(無料)はこちら」をクリックします。
  2. 有効なメールアドレスを入力しパスワードを作成します。強力で見破られにくいパスワードを設定しましょう。
  3. 名前、住所、電話番号などの個人情報を入力します。この手順を省略することはできません。ペイパルは顧客情報のプライバシーとセキュリティに関する厳格なポリシーに従って運営されているのでご安心ください。
  4. クレジットカードまたはデビットカードを入力します。(オプション)
  5. 銀行口座情報を入力します。(オプション)
  6. ペイパルのクレジットを申請します。(オプション)

ビジネスアカウント

ビジネス用にアカウントを開設する手順は次のとおりです。

  1. 最初のステップはパーソナルアカウントと同じです。公式サイトに移動するかアプリを開き、「新規登録(無料)はこちら」をクリックします。
  2. ビジネスアカウントのボックスをチェックします。
  3. メールアドレスを入力し、パスワードを設定します。
  4. ビジネス情報に必要な項目を入力します(法的な名前、事業名、事業所の住所)
  5. 通信の電子配信に関するポリシーと利用規約を確認し、「確認」をクリックします。
  6. 「あなたのビジネスについて教えてください」という画面が表示されます。ビジネスの種類、カテゴリ、サブカテゴリ、および月間売上高の見積もりを入力する必要があります。
  7. パーソナルアカウントと同様に、情報を入力します。さらに、社会保障番号の下4桁、生年月日、および自宅住所を入力する必要があります。
  8. セットアップは完了です!

ペイパルのパーソナルアカウントとビジネスアカウントの違いは?

ペイパルアカウントのパーソナルアカウントは個人間でオンラインでの取引きを行うのに便利な方法です。例えばどこかのサイトでショッピングをしたり、友人に借りていた食事代を送金したりする時にも利用できます。機能としてできることをまとめると、以下のようになります。

  • 支払いの受送信。
  • 国内に限らず海外の支払いにも利用可能。
  • オンライン及びカード詐欺防止ポリシーにより24時間365日保護

ビジネスアカウントは、顧客に提供する支払い方法としてペイパルを取り入れたい企業のためのものです。即時出金や最大200人までの従業員に制限付きアカウントアクセスを許可するなどの利用のメリットもあります。機能としてできることをまとめると、以下のようになります。

  • 支払いの受送信。
  • 他の売り手、フリーランサー、および企業との連携。
  • お客様向けペイパルクレジット。
  • ビジネスローンや運転資金

日本の銀行とペイパルを連携させる方法

ペイパルと日本の銀行口座を繋げると便利です。ペイパルに銀行口座を登録して口座振替設定を行うと、銀行口座からの支払い、残高を銀行口座へ引き出すことができます。本人確認手続きを行い、ペイパルで支払いの受け取りもできるようになります。口座振替設定に必要なものは以下の通りです。

キャッシュカードの暗証番号および通帳、またはみずほダイレクトを利用の場合はお客様番号やログイン情報。取引内容によっては現在通帳に記帳されている最終行の残高数字が必要です(記帳は不要)。

店番号・口座番号およびキャッシュカードの暗証番号。SMBCダイレクトを利用の場合は店番号・口座番号または契約者番号、および第一暗証。

通帳または三菱UFJダイレクトのワンタイムパスワード(カードまたはスマートフォンアプリ)。通帳で手続きする場合は現在通帳に記帳されている最終行の残高数字が必要です(記帳は不要)。

通帳またはキャッシュカード。

個人向けインターネットバンキング「マイゲート」を契約の方は、ログインIDおよびパスワード。

手順は以下のようになります。

  1. ペイパルにログインし、画面上部の[ウォレット]をクリック。
  2. [銀行口座を登録]をクリック。
  3. 銀行を選択。
  4. 銀行の口座情報を入力。
  5. 口座名義 (全角カタカナ、スペースは不要)
  6. 支店コード(半角英数字で入力)
  7. 当座預金・普通預金(いずれかを選択)
  8. 口座番号(半角英数字7桁を入力)

ゆうちょ銀行の支店コードおよび口座番号にはキャッシュカードまたは通帳に記載された記号番号を利用します。

  • 支店番号は5桁の記号番号の中3桁
  • 口座番号は8桁の記号番号の最初の7桁

支払いの方法

それではペイパルを使っての支払い方法の手順を見てみましょう。以下で送金、入金、引き出しなどのペイパルの使い方について順に説明します。

ペイパルで送金する方法

ブラウザを使って銀行口座に送金する手順は以下の通りです。

  1. メインページの画面上部に表示される「ウォレット」をクリックします。
  2. 「お金を転送」セクションに移動し「銀行口座への転送」をクリックします。
  3. 送金先のアカウント情報を入力し、「次へ」 をクリックします。
  4. 金額を入力して「次へ」をクリックします。
  5. 「今すぐ送金する」ボタンをクリックして確定します。

モバイルアプリを使用する場合は以下のようになります。

  1. モバイルアプリを起動します。
  2. ペイパルの残高をタップします。
  3. 「転送」タブを押して「送金」を選択します。
  4. 必要な銀行口座情報を入力します(アカウントと繋がっている必要はありません)。
  5. 口座から送金したい金額を入力します。
  6. 「今すぐ送金」をタップして確定します。

ペイパル経由で別のペイパルアカウントに送金する方法

他のペイパルユーザーに送金を行う場合、手続きはさらに簡単です。ここではペイパルで送金する方法を説明します。

  1. アカウントの 「送金または支払い請求」 タブをクリックします。
  2. 「支払の送信」 を選択します。
  3. 個人的な支払いの場合は「送金する 」を選択して、商品やサービスの支払いを行います。
  4. 送金する金額とペイパルユーザーのEメールIDを入力します。
  5. ページの下部にある「確定」をクリックします。

ペイパルでの支払いを受ける方法

ペイパルでお金を受け取る方法ですが、基本的にペイパルを通して支払いを受け取るときは、何もする必要がありません。自動的に残高に追加され、Eメールで通知されます。

ペイパルのアカウントに預金する方法

銀行口座から入金する場合、パソコンからだと次のような手順を踏みます。

  1. 銀行口座に繋げていない場合は先にそれを行います。
  2. 左上の残高の下にある「送金」をクリックします。
  3. 「残高に追加」というボタンが表示されます。
  4. 入金したい金額を入力します。
  5. パーソナルアカウントの場合は、「追加」をクリックし、ビジネスアカウントの場合は、「転送」をクリックします。

モバイルアプリから入金を行う手順もあまり違いはありませんが、こちらも日本の銀行口座と繋げておく必要があります。

  1. モバイルアプリ上の画面の中央に「ペイパルの残高 」タブが表示されます。
  2. 画面下部の青いボタンをタップして、「お金を追加」に移動します。
  3. 「銀行から追加」 を選択し、送金元の銀行名をタップします。
  4. 確定すると、すぐに残高に追加されます。

あまり一般的ではありませんが、店舗で現金を使用して残高にお金を追加する方法もあります。これは次の手順で行います。

  1. サイトに載っている最寄りのペイパル小売店に行きます。
  2. モバイルアプリで「ペイパル残高」を選び、「お金を追加」をタップします。
  3. 「現金を追加」を選択します。
  4. 「バーコードを生成」をタップすると、1時間有効のバーコードが表示されます。
  5. レジでバーコードを見せて現金を渡せば支払いが処理され、領収書を受け取ります。

ペイパルからお金を引き出す方法

銀行口座と繋げているユーザーなら誰でもペイパルの残高からお金を引き出すことができます。

  1. トップヘッダー内の「マネーメニュー」に移動します。
  2. 「転送」を選択します。
  3. アプリにペイパルの残高と銀行口座が表示されるので、どこからどこへお金を引き出すかを選択します。
  4. 必要な金額を入力して次に進みます。
  5. すべての詳細を確認したら、「送金」をクリックします。

オンラインショッピングでの支払い

お買い物をするサイトがペイパルに対応している場合、チェックアウト時にペイパルが表示されます。ペイパルだとクレジットカード情報を入力しなくても買い物ができるので便利です。

ペイパルのロゴのボタンをクリックして、必要なアカウント情報を入力してください。オンラインで購入したものはすべて取引履歴に表示されます。

ペイパルの手数料、維持費などの料金体系について

入金や出金にかかる手数料や口座維持費など、ペイパルでかかるさまざまな費用についてご紹介します。

  • パーソナルアカウントの手数料

個人での使用による手数料は初期登録・年会費ともに無料です。友達や家族と金のやり取りをするときはお金がかからないということです。ただし日本国内に限っており、海外送金になると100万円までは1回あたり499円かかります。

また自分が持っている通貨と異なる通貨で取引した場合は手数料がかかります。送金側には3.5~4%、受け取り側には2.5%かかってきます。

受け取ったお金を銀行から引き出す場合、5万円未満だと1回あたり250円かかりますが、5万円以上の場合は無料です。

  • ビジネスアカウントの手数料

アカウント開設及び初期費用、月額手数料は全て無料です。決済手数料として、月間の売上高が1000万円を超える場合は支払いの受け取り1件あたり2.9%+40円がかかります。30万円以下の場合は3.6%+40円です。

銀行口座への引き出し手数料は無料ですが、5万円未満の場合は手数料が250円かかります。また米国の銀行口座への引き出しには2.5%の手数料がかかります。

  • アカウント維持費

維持費は0円です。アカウントを使用しても、長期間使用しなくても手数料はかかりません。

  • ペイパル送金限度額

ペイパルで支払いできる限度額は1回あたり100万円までです

  • ペイパル為替手数料

海外の通貨から日本円に換算する際の為替手数料は4%程度となっています。

  • ビジネスアカウント費用

アカウント開設費、初期費用、月額手数料は無料です。銀行口座への引出しも基本無料ですが、残高を銀行口座へ引き出す金額が5万円未満の場合、1件250円の手数料がかかります米国の銀行口座への引き出しには2.5%の手数料がかかります。

決済手数料としては、支払いの受け取り1件あたりにつき2.9%+40円かかります支払いの受け取りが発生しなかった場合は費用はかかりません。

セキュリティ

ペイパルの安全性についてですが、ペイパルでは最高レベルのテクノロジーによって暗号化された情報を使用し、インターネットに直接接続されていないサーバーにデータを保存するなど、強固なセキュリティを確保しています。

アカウントの認証方法は?

ペイパルのアカウント認証を完了するには2つのステップがあります。やり方は以下の通りです。

  1. アカウントにログインして「クレジットカードの追加または編集」をクリックし、すべての必須項目に入力します。
  2. カードを確認するための4桁のコードを要求します。
  3. ペイパルコードを入力し、「確認」をクリックします。
  4. 認証完了です!

また銀行口座と繋げることもできます。段階的な詳細については、このガイドの 「日本の銀行とペイパルをリンクさせる方法」 のセクションをご覧ください。

アカウントを認証させると、1回の取引で100万円まで送信できます。

強力な顧客認証(SCA)とは?

強力な顧客認証(Strong Customer Authentication: SCA)とは、不正行為を減らし、オンライン決済をより安全にすることを目的とした方式です。ペイパルでは、すべての取引において2段階認証を採用しています。

2段階認証 (2FA)

さらに安全にペイパルを利用したい場合、セキュリティを強化するために手動で設定を変更して2段階認証を有効にすることができます。ログインまたは利用のたびに、通常のパスワードと異なるコードの両方を入力することになります。2つ目のコードは、スマホのアプリを介して送信するか、モバイルデバイスにテキストメッセージ(SMS)で送信することができます。

パスワードをリセットする方法は?

パスワードを忘れた場合は、以下のような手順を踏めばすばやく解決します。

  1. ログインページの「ログインに問題がありますか?」リンクを選択します。
  2. ペイパルのアカウントに登録しているEメールアドレスを入力し、確認します。
  3. ログインページで入力する6桁のコードが表示されます。
  4. その後、新しいパスワードを入力できるページにリダイレクトされます。

また、メッセージの受信、セキュリティ関連の質問への回答、Facebookのメッセンジャーを通じた確認、GoogleのEメールアカウントを通じた承認の要求を利用することもできます。

ペイパルの払い戻し

返金は処理のために時間がかかる場合もありますが、手続き自体は比較的簡単です。ペイパルで払い戻しを受ける方法とその条件をご説明します。

払い戻しの方法は?

購入した商品に不満がある場合、販売者に間違いがあった場合、商品が届かなかった場合は、ペイパルの問題解決センターにご連絡ください。クレームが整理されている間に返金状況を確認して、何が起こっているかを確認することができます。

  • 保留:払戻は承認されて送信され、銀行は取引を処理しています。
  • 一時的な保留:銀行が支払いを決済することができなかったので、すぐに返金を受け取ることができます。
  • 完了:受取人側では処理が完了していますが、まだ3~5日ほど待つことになります。
  • 払戻済または一部払戻済:購入に使用したものに応じて、残高またはクレジットカードに入金されます。

日本で返金を要求する方法は?

ペイパルではアカウントが登録されている国に関係なく、年間12回までの返金に対応しています。手続きは次のとおりです。

  1. 売り手の条件に従って購入品を返送します。荷物を返すときは必ず発送者の領収書を保管してください。
  2. ペイパルにリクエストを送信し、過去30日以内に製品を購入したことを証明する書類を提示します。
  3. 承認されたら要求した金額を受け取ることができ、残高として表示されます。

ペイパルの返金にかかる時間は?

通常、全てのクレームは10日以内に処理されますその後、返金のスケジュールは支払い方法によって異なります。

  • クレジットカード(ペイパルクレジットを含む)・・・最大30日
  • 銀行振り込み・・・3〜5営業日
  • ペイパル・・・払い戻しが承認されたのと同じ日

詐欺にあった場合、ペイパルは返金してくれますか?

ペイパルで詐欺にあった場合どうなるかということですが、ペイパルには購入した商品やサービスに対して何か問題があった場合に、一定の条件の下に補償をする「買い手保護制度」というプログラムがあります。

不審な取引を見つけた際、取引に関して調査を行い、調査の結果、被害を最小限に抑えるために買い手に返金をする場合があります。また商品を受け取っていない、または受け取った商品が売り手の説明と異なる場合は、購入から180日以内であれば問題解決センターに異議申し立てを行うことができます。

以下のような場合は買い手保護制度の対象となります。

  • 商品を受け取ったが、注文したものではない。
  • 商品が「新品」と記載されていたのに既に使用されていた。
  • 商品の主要な部品や機能が不足しており、購入時の説明では明らかにされていなかった。
  • 商品は本物として宣伝されていたが、偽造品だった。

ペイパルのモバイルアプリについて

ペイパルはブラウザ版だけでなく、さまざまなモバイルデバイスに対応しています。

iOS版

支払いシステムはオンライン版と同じように動作し、全体的に便利で使いやすく、処理時間も迅速です。アプリの平均評価はレビュー14000件中4.5となっています。 メリット

  • セットアップと操作が簡単
  • 海外でも使える
  • セキュリティが高い
  • オンラインとアクティビティを別々に表示

デメリット

  • 他にも競合製品がある
  • 接続性に欠ける

Android版

アプリはGoogle Playで無料でダウンロードでき、1億ダウンロードを超え、評価は4.3(140万人のユーザーが評価)となっています。インターフェイスや機能はiOSのものと同じなので、どちらのアプリもメリットとデメリットは同じです。

AndroidのペイパルはGoogle payに接続します。ただし、店舗の選択肢はApple Payほど多くありません。

ペイパルと他の決済サービスとの比較

日本で使える大手決済サービスとペイパルを比較してみます。楽天ペイ、LINEペイ、アマゾンペイ、PayPayと、どのサービスもそれぞれ異なる特徴を持っています。

メリット・デメリットを含めてリストにまとめたのでどうぞご覧ください。こういった決済サービスはいくつか持っておくと、いろんなシーンに対応できて便利です。

 

対応決済サービス

1日の送金制限

手数料

機能

メリット

デメリット

ペイパル

クレジットカード、キャリア、コンビニ決済、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、Apple Pay、Google Pay、後払い決済、口座振替

100万円

個人間無料、ビジネスの場合2.9%-5%

PayPal.me、請求書ツール、ウェブペイメントスタンダード、エクスプレスチェックアウト

海外販売やインバウンドにも対応、MFクラウド会計・確定申告と連携

分割払いができない、海外決済時には為替手数料がかかる

楽天ペイ

アプリ、クレジット、電子マネー、auPay、プリントQR、オンライン決済

50万円

3.24%

店頭でQRコードまたはバーコードを使って決済が完了

クレジットカードや電子マネー決済、ポイントが貯まる

チャージ方法が限定されている

LINEペイ

クレジットカード、デビットカード、銀行送金

100万円

2021年7月末まで無料

入金申請機能

スピード入金LINEからすぐにお問い合わせが可能

クレジットカードで決済・チャージができない

アマゾンペイ

クレジットカード、デビットカード

100万円

4%〜4.5%

音声での決済

ID・パスワード管理の手間が不要、他サイトでの決済が簡単

対象店舗が少ない

PayPay

クレジットカード、QRコード、バーコード、オンライン決済

50万円

無料

ワリカン機能

手数料無料、利用できる店舗が多い、毎月キャンペーンを開催、PayPayボーナス、万が一の不正利用の際も全額入金を保証

スマホがないと利用できない

FAQ

どうすれば日本でアカウントを開設できますか?

ペイパルの新規アカウントは世界中どこにいても開設できます。日本でアカウントを登録するときは、居住国として日本を選択して、請求先住所に日本の住所を入力してください。これは後で変更することができないのでその点は十分注意してください。また都合の良いときにいつでも日本の銀行口座と繋げることができます。

ペイパルのための銀行口座が必要ですか?

いいえ、銀行口座なしでペイパルのアカウントを作成することはできます。ただし機能は制限されますのでご注意ください。

アカウントなしでペイパルで誰かに支払うにはどうすればいいですか?

受取人があなたに請求書か送金依頼書を送信する必要があります。(送金の目的を説明するメモが付いている場合もあります。)すると、「今すぐ支払う」 ボタンが付いたメールが届きますので、そこで支払うことができます。

全ての銀行がペイパルを使えますか?

いいえ、互換性のない銀行もあります。例えばオンラインのみの銀行などは使えないことがあります。銀行のリストは、ウォレットページの「銀行を追加」をクリックすると表示されます

どの銀行がペイパルに最適ですか?

特定の銀行に対する特別なメリットはありません。ただし、VISA、MasterCard、American Express、Maestro Debitカード、Discoverに関連した国際的に通用するカードを発行している銀行である必要があります。

ペイパルでお金を受け取るときの手数料は?

パーソナルアカウントでお金を受け取るときは、日本円・日本のアカウント間の場合無料です。

ペイパルクレジットとは?

ペイパルクレジットとは、アカウントに組み込まれた再利用可能なクレジットラインで、多くの有名な加盟店で利用できます。

ペイパルの代わりとして利用できる方法には何がありますか?

ペイパルの最大のライバルはGoogle Pay、Amazon Payなどです。このガイドの中でペイパルと比較していますのでご覧ください。

アマゾンでペイパルは使えますか?

アマゾン(Amazon)では直接ペイパルでの支払いを受け付けていませんが、アマゾンギフトカードを購入したり、ペイパルキャッシュカードやビジネスデビット・マスターカードを利用して決済することができます。

ペイパルのカードは絶対必要ですか?

ペイパルではリンクされたデビットカードやクレジットカードを使わずに、以下のことができます。1)要求してお金を受け取る、2)残高からお金を送る、3)請求書を作成、4)マネープールを作成、5)慈善団体に寄付、6)残高を小切手として送ってもらう、の6つです。

ペイパルと自分の銀行の口座を連携できますか?

設定で許可すれば可能です。それ以外の場合は、銀行口座からの引き落とし機能を無効にできます。

ペイパルは信頼できますか?

ペイパルは信頼性の高い、暗号化されたプラットフォームです。ただし信用できるインターネット接続からのみログインするようにしてください。

ペイパルで詐欺にあうことはありますか?

このようなご時世ですから、可能性がないとは言い切れません。しかし機密情報を要求したり、添付ファイルやダウンロード用のリンクなどが含まれている電子メールなど、一般的に不審と言える手口や詐欺のような手段を発見したときにペイパルに報告することができます。なお、ペイパルが不審な取引を見つけた際は取引に関して調査を行います。

ペイパルの為替手数料はいくらですか?

ペイパルの為替手数料は通貨別に支払金額の3.5%~4.0%と定められています。海外の通貨から日本円に換算する際の為替手数料は4.0%です。