場所

福岡PayPayドーム

福岡PayPayドームは日本で初めての開閉式屋根を採用した全天候型多目的ドームです。福岡ソフトバンクホークスの本拠地として利用されている他、コンサートや展示会など様々なイベントに使われています。新しくとても綺麗で最新設備の音響や照明システムを備えており、様々な美味しいグルメも堪能できる観光にも最適の施設となっています。

山本 光代

目次
福岡PayPayドーム

基本情報

福岡PayPayドーム(FUKUOKA PayPay Dome)は福岡県福岡市にある開閉式の屋根をもつ日本一の広さを誇るドーム型球場です。プロ野球の福岡ソフトバンクホークスが専用球場として使用しており、日本野球機構所属球団の本拠地球場の中で最も西に位置しています。プロ野球12球団で唯一球団が所有・運営する本拠地球場でもあります。プロ野球の試合はもちろん、国内外のアーティストのコンサートや展示会が行われており、王貞治氏ゆかりの品を集めた「王貞治ベースボールミュージアム」を併設。「第35回BCS賞」受賞。 2019年、次世代複合エンターテインメント空間の創出を目指す「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」の一環として、屋内表示装置「ホークスビジョン」をはじめとした大規模改修が実施。2020年には隣接スポットとして、新たなエンタメ施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」が誕生しました。

選手たちが座っているベンチやロッカールーム、練習風景など普段は立ち入ることができない場所を見学できる「ドームツアー」が随時行われており、球場内を一望できる会議室ではパーティーも可能。外周にはバッティング、ストラックアウトなどにチャレンジできる遊具なども設置してあり、駐車場も完備している他、キッズルームや会員専用ラウンジなどの施設も充実。ボールパークとして365日いつでも楽しめるようになっています。

なお、名前についてですが、ダイエーホークス時代の本拠地として1993年にオープンした「福岡ドーム」はその後、2005年にヤフーが命名権を取得し、「福岡 Yahoo! JAPANドーム(ヤフードーム)」に名称を変更。2013年からは「福岡ヤフオク!ドーム(ヤフオクドーム)」となり、2020年2月29日よりPayPayが命名権を取得、現在は名称を「福岡PayPayドーム」としています。 

名称

福岡PayPayドーム(FUKUOKA PayPay Dome)

設立

1993年4月2日

所在地

福岡県福岡市中央区地行浜2-2-2

事業主

福岡ソフトバンクホークス株式会社

最大収容人数

40,062人

電話番号

092-844-1189(お客様サポートセンター)

公式サイト

https://www.softbankhawks.co.jp/stadium/

  1. 沿革

    1993年

    3月に竣工、4月2日にグランドオープン

    2001年

    シーズンでパリーグ史上初観客動員数300万人突破

    2005年

    Yahoo!JAPANドーム(ヤフードーム)に名称変更

    2013年

    福岡ヤフオク!ドーム(ヤフオクドーム)に名称変更

    2015年

    ホームランテラスが設置

    2019年

    球団の福岡移転30周年。大規模リニューアルを実施

    2020年

    福岡PayPayドームに名称変更

  2. 主なイベント

    スポーツ以外にも、ジャニーズをはじめとした国内外アーティストのコンサート会場として使用されており、2023年だけでも「Hey!Say!JUMP」「ONE OK ROCK」「back number」「Snow Man」「DREAMS COME TRUE」「B’z」らのライブが開催されています。

    福岡PayPayドーム内

    福岡PayPayドーム内

    写真は twitter.com より

    また、「ドームツアー」では、広いフィールドをはじめ、ブルペンや選手用ロッカールーム、ダッグアウト、また日本一高い外野フェンスを体感したりと、普段は立ち入ることができない場所を見学することができます。

会場の特徴

福岡PayPayドームは地上7階建て。見た目は円形コロシアムスタイルで、最高部の高さは地上84m、建築面積は70,000平方メートル立体駐車場を兼ねる広大な外周デッキを持つこともあり、ドーム球場の建築面積では日本一です。日本で初めての開閉式屋根を採用、同じ大きさ・形の3枚の屋根があり、その内2枚が左右へ旋回移動し約20分間で開閉でき、全天候に対応可能となっています。年に数回、屋根を開けた状態で試合を行う「ルーフオープンデー」を開催。

福岡PayPayドーム外。

福岡PayPayドーム外。

写真は zaseki.guide より

ピッチャーズマウンドは自動昇降式で野球以外のイベントにも対応。土は黒土が熊本県松橋地域、赤土が福岡県久留米市産。人工芝は2017年よりロングパイル人工芝「フィールドターフHD」を導入。照明については2014年よりLEDを688台配置。外野フェンスは選手にとって怪我のリスクの少ない衝撃吸収性の高いラバー素材が使われています。2009年に秋山元監督の「ベンチ内の雰囲気を明るくしたい」という要望から1塁側の天井には青空が描かれているということ。2019年の大規模リニューアルで、世界最大級の大型映像装置「ホークスビジョン」を含む5面のスクリーンがシームレス化。球場内のスピーカーも一新、クリアでパワフルな重低音サウンドが実現しました。

収容人数はプロ野球開催時で40,062人。内野のS指定席・A指定席・B指定席に加え、フィールドに近い席には「コカ・コーラシート」や外野には「やまや めんたいこBOX」など、色々な席種があります。コンサート開催時での収容人数は約50,000人で、アリーナ席はブロック・席番号・列で指定され、ブロック席はアルファベットと数字で指定されます。「コカ・コーラシート」はコンサートの際、「フィールドシート」と呼ばれることもあります。

利用ガイド

  1. アクセス方法

    福岡PayPayドームへの行き方は以下の通りです。

    • 福岡市営地下鉄天神駅から唐人町駅まで約5分。唐人町駅下車徒歩約10分 

      地下鉄

      地下鉄

      写真は www.softbankhawks.co.jp より
    • 西鉄バス2A乗り場から都市高速経由で約20分 

      バス

      バス

      写真は www.softbankhawks.co.jp より
    • 福岡都市高速 百道ランプまたは西公園ランプから約5分

      車

      写真は www.softbankhawks.co.jp より
  2. フロアマップ

    1塁エリア(1,2GATE|2-9通路)、ホーム・3塁エリア(3,4,5GATE|11-23通路)、外野エリア(6,7,8GATE|25-32通路)にはコカコーラやフレッシュネスバーガーなどのお馴染みのショップ、ワゴンではアイスクリームやポップコーンなどのスナック、そしてドーム外エリアにはテラス席を備えた複数テナントによるフードホールフロアがあります。HAWKS STOREではホークスグッズを中心としたプロ野球グッズをはじめ、さまざまなスポーツグッズがラインナップされています。

    福岡PayPayドーム球場案内図

    福岡PayPayドーム球場案内図

    www.softbankhawks.co.jp のスクリーンショット
  3. 施設サポート

  • お客様サポートセンター

    電話番号:092-844-1189(受付時間:10:00~17:00)

    ※ホークス主催PayPayドームナイトゲーム開催日は20:00まで

  • 車イスゾーン・車イス専用駐車場

    車イス専用ダイヤル

    電話番号:092-708-9970(10:00~17:00)

    車イスでのご観戦や車イス専用駐車場に関するお問い合わせ

    電話番号:092-844-1189(10:00~17:00)

    E-mail:[email protected]

よくある質問

福岡PayPayドームでの野球観戦に食べ物や飲み物を持ち込めますか?

食べ物やアルコール類は持ち込めませんが、ペットボトル・紙パック(1L以内・1人1本まで)および水筒・タンブラー(1つあたり2L以内)持ち込みできます。

福岡PayPayドームを本拠地にしている野球チームは?

福岡ソフトバンクホークスです。

 福岡PayPayドームと福岡ドームの違いは?

昔は福岡ドームと呼ばれていましたが、2020年2月29日よりPayPayが命名権を取得したため、現在は「福岡PayPayドーム」となっています。