団体

King Gnu

King Gnuキングヌーは、日本発のミクスチャーロックバンドで、ロック、ジャズ、ヒップホップ、クラシックなど多様な音楽要素を融合させた独自のサウンドで注目を集めるグループです。その革新的なスタイルと高い音楽性は国内外で評価され、J-POPの枠を超えた存在としてシーンに大きな影響を与えています。

山本 光代

最終更新日:
目次
キングヌー日本のロックバンド

同じく世界的に知られるBABYMETALのように海外でも注目される日本発の音楽グループと並び、King Gnuという名前は今やジャンルの垣根を越えた音楽表現の象徴となり、現代音楽の新たな潮流を牽引する存在として広く認知されています。今回は、そんなKing Gnuのプロフィールを紹介しながら、そのグループ像に迫ります。

基本情報

日本の音楽カルチャーにおいて、ロックというジャンルの枠を超越し、常に独自の存在感を放っているのがKing Gnuというグループです。ここでは、彼らを理解するための3つの魅力的な基本情報をご紹介します。

  • 独自の音楽スタイル

    クラシック、ジャズ、ヒップホップ、R& Bなど、あらゆるジャンルを吸収し、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と呼ばれる全く新しい日本のロックサウンドを確立しました。

  • 圧倒的なライブパフォーマンス

    ライブハウスから始まり、現在では東京ドーム公演やスタジアムツアー、そしてアジアツアーを成功させるなど、世界中のファンを熱狂させる実力派バンドです。

  • 全方位的なクリエイティブ

    楽曲のみならず、ミュージックビデオやアートワークのすべてをクリエイティブチーム「PERIMETRON」と共に構築し、音楽と映像が見事に融合した総合芸術を創出しています。

    King Gnuは単なるバンドの枠に留まらず、一つの巨大なアートプロジェクトとして、現代の音楽シーンに強烈なインパクトを与え続けていると言えるでしょう。

バンド名の由来

キングヌーバンド名の由来

キングヌーバンド名の由来

最高の音楽を届けるKing Gnuキングヌーというバンド名には、彼らの強い決意と壮大なビジョンが込められています。2013年に常田大希を中心として活動をスタートした当初は「Srv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)」という名義で活動していました。しかし、より大きな舞台を目指し、2017年に現在の「King Gnu」へと改名することになります。

この名前は、アフリカ大陸などに生息する動物のヌーGnu)」に由来しています。ヌーという動物は、春の季節が訪れると少しずつ仲間と合流し、やがては数万頭にも及ぶ巨大な群れを形成して大移動を行うという習性を持っています。彼らはこの習性になぞらえ、「自分たちも老若男女を問わず、あらゆる人々を巻き込み、時代を象徴する巨大な群れになりたい」という切実な願いを込めて、King Gnuキングヌーとしての新たな一歩を踏み出しました。その名前の通り、今や日本の音楽界を牽引し、時代を彩る最高の曲を次々と生み出す巨大な存在へと成長を遂げたのです。

バンドの歴史

キングヌーバンドの歴史

キングヌーバンドの歴史

ここでは、King Gnuキングヌーがどのようにして現在のトップアーティストの座へと駆け上がったのか、その劇的なバンドの歴史を振り返ってみましょう。日本の音楽の歴史に新たなページを刻んだ彼らの歩みは、まさに革新の連続でした。

2013 — 2018

King Gnuの原点は2013年に遡ります。この年、常田大希を中心としたプロジェクト「Srv.Vinci」として活動を開始しました。その後、幾度かのメンバーチェンジを経て、2015年に現在の常田大希、勢喜遊、新井和輝、井口理という運命の4人が集結し、グループが誕生します。彼らは各々が全く異なる音楽的バックグラウンドを持っており、その個性をぶつけ合うことで、ロックの常識を覆す新たなサウンドを模索し始めました。

2017年にKing Gnuへ改名すると同時に、バンドのロゴにはJAPAN MADEという言葉が刻まれ、日本のカルチャーを背負って立つという強い覚悟が示されました。この年の夏には、早くも日本最大級の野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」のルーキーステージや「RISING SUN ROCK FESTIVAL」への出演を果たし、音楽ファンの間で大きな話題となりました。続く2018年にもSWEET LOVE SHOWERCOUNTDOWN JAPANといった大型フェスに次々と出演し、インディーズシーンでありながら、その卓越したライブパフォーマンスとKing Gnuの歌詞が持つ独特の世界観で、熱狂的な支持を集めていきました。

2019 — 2020

キングヌー「FUJI ROCK FESTIVAL」

キングヌー「FUJI ROCK FESTIVAL」

King Gnuキングヌーが日本全国にその名を轟かせた決定的な転機が、2019年から2020年にかけての期間です。2019年1月16日、ソニー・ミュージックレーベルズ内のアリオラジャパンより、2ndアルバム『Sympa』をリリースし、待望のメジャーデビューを飾ります。そして同年2月、彼らの運命を劇的に変えるデジタルシングル「白日」をリリースしました。この楽曲は、その圧倒的なメロディーと歌唱力で人々の心を捉え、歴史的なスマッシュヒットを記録し、ストリーミング市場を席巻しました。

その勢いは止まることを知らず、2020年1月にリリースされたアルバム『CEREMONY』は、オリコンウィークリーチャートで堂々の首位を獲得。50万枚を超える驚異的なロングセールスを記録し、名実ともに日本を代表するロックバンドへと成長を遂げたのです。同年の「FUJI ROCK FESTIVAL」や「COUNTDOWN JAPAN」においても最高のステージを披露し、多くの観客を魅了しました。

2021 — 2022

キングヌー「ライブツアー 2021」

キングヌー「ライブツアー 2021」

2021年から2022年にかけて、King Gnuキングヌーは日本の音楽シーンにおいて確固たる地位を築き上げました。2021年12月にリリースされたシングル「一途 / 逆夢」は、大ヒット映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌およびエンディングテーマに起用され、バンド初となるオリコン週間シングルチャート第1位を獲得し人気曲となりました。アニメーションの世界観と完璧にリンクし、国内外のファンから絶大な支持を得ることになります。ライブ活動においても躍進は続き、2021年の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「FUJI ROCK FESTIVAL」、2022年の「SUMMER SONIC」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」など、国内の主要な夏フェスを総なめにしました。そしてデビューから5年という節目を迎えた2022年11月には、バンドの悲願であった東京ドームでの2デイズ単独公演「King Gnu Live at TOKYO DOME」を大成功に収め、東京ドームに熱狂を生み出す巨大なバンドへと進化を遂げたのです。

2023 — 現在

King Gnuキングヌーの快進撃は、近年さらにスケールアップしています。2023年5月から6月にかけて、アルバム『CEREMONY』の集大成として、自身初となる大規模な野外スタジアムツアー「CLOSING CEREMONY」をヤンマースタジアム長居および日産スタジアムで開催し、全4公演で約23万人という途方もない数の観客を動員しました。同年秋にはTVアニメ呪術廻戦 渋谷事変のオープニングテーマとしてSPECIALZをリリースし、わずか2ヶ月半でストリーミング再生1億回を突破するというバンド史上最速の記録を打ち立てています。そして2023年11月29日、4作目となるフルアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』をリリースし、独自の世界観を完成させました。翌2024年初頭には、このアルバムを引っさげ、日本のバンドとしては史上最速記録となる「全国5大ドームツアー」を敢行。さらに同年4月からは、初となるアジアツアーKing Gnu Asia Tour THE GREATEST UNKNOWNを開催し、ドームツアーと合わせて計40万人のファンを熱狂の渦に巻き込みました。未来への視線も止まることはなく、2026年にはバンド史上最大規模となるツアー「King Gnu CEN+RAL Tour 2026」の開催が決定しています。このツアーは、日本国内の主要アリーナやドームに加え、バンコク、香港、台北、上海、ソウル(KSPO DOME)といった海外5都市を含む15都市で計29公演が行われる予定です。彼らが世界的なロックグループとしてさらに飛躍していくことを証明する試みとなっています。

メンバー構成

キングヌーメンバー構成

キングヌーメンバー構成

King Gnuの魅力は、何と言っても個々のメンバーが持つ極めて高い音楽的スキルと、唯一無二の強烈な個性にあります。ここでは、日本最高峰の曲を奏でるKing Gnuのメンバーそれぞれのプロフィールを詳しくご紹介しましょう。

  • 常田 大希つねた だいき / Daiki Tsuneta

    担当:ギター、ボーカル、チェロ、キーボード、プログラミング

    1992年5月15日生まれ、長野県伊那市出身。King Gnuのリーダーであり、すべての楽曲の作詞・作曲を手掛けるバンドの頭脳です。東京藝術大学でチェロを専攻していたという生粋のクラシック音楽のバックグラウンドを持ち、その素養が楽曲の複雑な和声やストリングスアレンジに色濃く反映されています。また、気鋭のクリエイター集団「PERIMETRON」を主宰し、バンドの視覚的なアートワークや映像作品も統括する天才的なクリエイターです。

  • 井口 理いぐち さとる / Satoru Iguchi

    担当:ボーカル、キーボード、タンバリン

    1993年10月5日生まれ、長野県伊那市出身。常田大希とは小中学校からの幼なじみです。東京藝術大学の声楽科で培った、透明感あふれる伸びやかなハイトーンボイスが大きな魅力。King Gnuの複雑なサウンドの中でも、その歌声はまるで一筋の光のように、まっすぐリスナーの心に届くポップさを担っています。俳優やナレーターとしても活動しており、多彩な表現力を持つフロントマンです。

  • 新井 和輝あらい かずき / Kazuki Arai

    担当:ベース、シンセベース、コントラバス、コーラス

    1992年10月29日生まれ、東京都福生市出身。ジャズやブラックミュージックの素養を深く持ち、コントラバスをも巧みに操る技巧派ベーシストです。King Gnuの楽曲が持つ、うねるような重低音と複雑なグルーヴは彼のプレイによって生み出されています。バンドのアンサンブルを根底から支え、時にはメロディアスに楽曲を彩る職人肌のミュージシャンとして、音楽ファンから絶大な信頼を得ています。

  • 勢喜 遊せき ゆう / Yu Seki

    担当:ドラムス、サンプラー、コーラス

    1992年9月2日生まれ、徳島県阿南市出身。両親がミュージシャンという環境で育ち、幼少期からダンスやドラムに親しんできました。彼の叩き出すドラムは、ヒップホップやR& Bの横乗りなビートから、ロックの激しい縦ノリまでをシームレスに行き来する独自のリズム感を持っています。奇抜なヘアスタイルやファッションセンスでも知られ、バンドのビジュアル面においても強力な個性を放つムードメーカーです。

グループの特徴

キングヌーグループの特徴

キングヌーグループの特徴

King Gnuキングヌーがなぜこれほどまでに特別な存在として愛されているのか、その理由を探るために、彼らの音楽の真髄に迫ります。日本の音楽シーンに革命をもたらしたKing Gnuの魅力を、3つの視点から解析してみましょう。

音楽スタイル

彼らの音楽スタイルはトーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルという言葉に集約されます。これは、1990年代から2000年代にかけて流行したミクスチャー・ロックを現代の東京の感覚で再解釈し、さらに洗練させたものです。ジャズの複雑なコード進行、クラシックの壮大なオーケストレーション、ヒップホップのサンプリング手法などを取り入れながらも、最終的にはあくまで「上質なJ-POP」として成立させる絶妙なバランス感覚を持っています。

また、盟友であるクリエイティブレーベル「PERIMETRON」との協業により、音楽だけでなくアートワークや映像、ステージセットに至るまでが一つの壮大な作品となっています。この視覚と聴覚の両面からリスナーを圧倒する世界観こそが、どのKing Gnuのベストアルバムを手に取ってもどの曲を聞いても、常に新鮮な驚きを与えてくれる理由なのです。ロックという文化を昇華させた彼らの芸術性は、各方面で高い評価を集めています。

歌詞

King Gnuの楽曲における歌詞は、美しい日本語を基盤に構成されている点が大きな特徴です。海外の音楽トレンドを柔軟に取り入れながらも、日本独自の情緒や言葉の響きを大切にしており、そのバランス感覚が独自の世界観を生み出しています。

常田大希が手がける歌詞は、ときに文学的で、人間の深層心理や社会の不条理、そして切ない感情を鋭く描き出します。さらに、効果的に差し込まれる英語のフレーズが楽曲にアクセントを加えつつも、根底にあるのはあくまで「日本語とメロディーの美しい融合」です。

その結果、世代を問わず多くのリスナーの共感を呼び、どの楽曲にも言葉選びの美しさと耳に残るキャッチーさが共存しています。こうした要素が重なり合うことで、彼らの楽曲は長く人々の心に残り続けるのです。

サウンドとボーカル

キングヌーサウンドとボーカル

キングヌーサウンドとボーカル

King Gnuの大きな魅力のひとつは、独自のサウンドと卓越したボーカルにあります。井口理の突き抜けるように澄んだハイトーンボイスと、常田大希の低音でノイジーかつ荒々しいボーカル。対照的な二つの声が交差するツインボーカルは、楽曲に鮮やかなコントラストと豊かなドラマ性を生み出しています。

井口の甘く切ない歌声が響いた直後に、常田のエッジの効いたラップやシャウトが切り込んでくる瞬間は、思わず鳥肌が立つほど印象的です。さらに、チェリストでもある常田の強みを活かしたストリングスがロックサウンドに重厚さを加え、楽曲に荘厳でシネマティックな広がりを与えています。

こうした緻密なサウンドメイクによって、King Gnuならではの音楽世界が築かれ、他にはない存在感へとつながっているのです。

ディスコグラフィー

King Gnu - 白日

King Gnuはこれまで、15枚以上のシングルと4枚以上のアルバムを発表しました。ここでは、彼らの歩みをたどるうえで欠かせないディスコグラフィーの中から、特に重要な楽曲・作品を厳選してご紹介します。

シングル

King Gnuのこれまでにリリースされた数々のシングルの中から、特にバンドを象徴し、多くのリスナーに愛されている代表的な楽曲を3曲ピックアップしてみましょう。

  • ねっこ

    2024年10月21日にリリースされた楽曲「ねっこ」は、King Gnuの新たな音楽的境地を感じさせる、温かみのあるナンバーです。彼らの優しさや愛情が前面に表れたミディアムテンポの楽曲で、日常の中で見落としがちな大切な感情を、そっと包み込むようなサウンドが印象的です。また、本楽曲のミュージックビデオの原画を収めた全48ページのフルカラーアートブックが、ファンクラブ「CLUB GNU」の年額会員向けにツアー会場で配布されるなど、映像と連動したクリエイティブな展開も話題を集めました。「ねっこ」は、ファンの心に深く根を張るような存在として、長く愛され続けている一曲です。

  • 逆夢

    2021年12月29日にリリースされた「逆夢」は、映画『劇場版 呪術廻戦 0』のエンディングテーマとして書き下ろされたKing Gnuの珠玉のバラードです。タイトルの「逆夢」は、夢で見た出来事と現実が反対になる現象を意味し、失ってしまった大切な存在への深い悲しみと愛情が繊細に描かれています。この楽曲の歌詞は、物語に登場する乙骨憂太と祈本里香、あるいは五条悟と夏油傑といった関係性にも重ねて解釈できる奥行きを持ち、聴く者の感情を強く揺さぶります。オリコンチャートで首位を獲得するなど大きな反響を呼び、ロックの枠を超えて広く支持される代表曲のひとつとなりました。

  • 白日

    2019年2月22日に配信リリースされた「白日」は、King Gnuの運命を大きく変え、彼らを一躍トップシーンへと押し上げた代表曲です。冬の冷たい空気を思わせる静謐なイントロから始まり、感情が一気に解き放たれるサビへと展開していく構成は、まさに圧巻の一言に尽きます。罪や後悔、そして再生をテーマにした重厚な歌詞は多くの人々の心を打ち、ストリーミングサービスでは数億回再生という驚異的な記録を達成しました。モノクロで描かれた演奏シーンのミュージックビデオも高い芸術性を持ち、楽曲の世界観と見事に呼応しています。今なお色褪せることのない、King Gnuを象徴する名曲のひとつです。

アルバム

キングヌーアルバム

キングヌーアルバム

King Gnuがこれまでに発表してきたフルアルバムは、いずれも日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えてきました。作品ごとに新たな音楽性を提示し、価値観を更新し続けてきた点が特徴です。その革新性と完成度の高さによって、彼らのアルバムは常に時代を象徴する存在として受け入れられています。

  • Tokyo Rendez-Vous2017年

    バンドの原点ともいえる1stアルバム。インディーズ時代の熱量と衝動が色濃く刻まれた一枚です。ジャズ、ロック、ヒップホップなど多様な要素が混ざり合う実験的なサウンドは荒削りながらも強烈な個性を放ち、当時から非凡な音楽センスを感じさせます。都市の混沌や夜の空気感を思わせる“トーキョー・カオティック”な世界観は、この作品によって確立され、後のKing Gnuの方向性を決定づける重要な起点となりました。

  • Sympa2019年

    メジャーデビュー作となる2ndアルバムであり、彼らの音楽性が一気に開花した転換点ともいえる作品です。ミクスチャー的なアプローチをさらに洗練させ、ジャンルの壁を軽やかに越えていく自由度の高いサウンドが展開されています。楽曲ごとに異なる表情を見せながらも、アルバム全体としての統一感があり、緻密なアレンジとキャッチーさが共存しているのが特徴です。本作によって、King Gnuはより広いリスナー層へとリーチし、その存在感を一気に押し広げました。

  • CEREMONY2020年

    「白日」や「飛行艇」といった大ヒット曲を収録し、彼らを名実ともにトップバンドへと押し上げた3rdアルバムです。前作で確立したスタイルをさらにスケールアップさせ、よりダイナミックで普遍性のあるサウンドへと昇華しています。個々の楽曲の完成度はもちろん、アルバム全体を通して流れるストーリー性や没入感も際立っており、まさに時代を象徴する一枚といえるでしょう。スタジアムクラスの広がりを感じさせるサウンドは、多くのリスナーの共感と熱狂を生み出しました。

  • THE GREATEST UNKNOWN2023年

    これまでの歩みを総括する集大成でありながら、同時に未来への新たな可能性を提示した4thアルバムです。ジャンルやフォーマットに縛られない自由な発想はさらに研ぎ澄まされ、実験性とポップネスが高次元で融合しています。一曲ごとの情報量と完成度は非常に高く、アルバム全体としても濃密な体験を味わえます。そのサウンドは過去の延長線にとどまらず、常に更新され続けるKing Gnuの現在地を明確に示しています。

その他

King Gnuは、シングル、アルバム以外にもライブ映像など、多角的な表現で常にファンを驚かせ続けています。最新楽曲の記録更新や、伝説的なステージの映像化を通じて、日本の音楽シーンにおける唯一無二の存在感を確固たるものにしています。

  • 圧巻のライブ映像作品

    彼らの真骨頂であるライブパフォーマンスは、鮮烈な映像美とともに作品化されています。なかでも、5大ドームツアーの集大成を収めた『King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME』(2024年発売)は、東京ドーム公演の熱狂を余すところなくパッケージ化した、まさにファン必携のバイブルと言える作品です。

    巨大なスタジアムを揺らすモンスターバンドへと進化したKing Gnu。ディスコグラフィーを遡ることで見える歌詞の変遷やサウンドの進化は、彼らが単なる流行ではなく、一つの時代を象徴する存在であることを証明しています。

出演リスト

キングヌー『Live Tour 2021』

キングヌー『Live Tour 202』

King Gnuは、メディアでの露出においても独自の美学と強いこだわりを貫いています。彼らの出演情報を詳しく見ていきましょう。

テレビ

  • NHK紅白歌合戦NHK総合

    第70回「白日」(2019年12月31日)

    第73回「Stardom」(2022年12月31日)

  • 情熱大陸2020年2月23日、毎日放送・TBS系列
  • Who is King Gnu? (2019年1月26日、BS Fuji
  • シブヤノオトNHK総合・NHK BS4K

    King Gnu LIVE SPECIAL(2020年2月16日)

    King Gnu LIVE SPECIAL BS4K特別版(2020年2月29日)

  • M-ON! (MUSIC ON! TV特別番組

    METROCK 2019 アーティストスペシャル King Gnu(2019年8月25日)

    M-ON! SPECIAL『King Gnu ~CEREMONY~』(2020年1月25日)

    M-ON! SPECIAL『King Gnu~Op.2020~』(2020年2月26日)

    M-ON! SPECIAL『King Gnu ~The Chronicle~』(2020年3月29日)

    M-ON! SPECIAL『King Gnu ~三文小説~』(2020年10月31日)

    M-ON! SPECIAL『King Gnu ~千両役者~』(2020年11月27日)

  • M-ON! LIVE

    King Gnu 「Live Tour 2019 “Sympa”」(2020年1月25日)

    King Gnu「King Gnu Live Tour 2020 AW “CEREMONY”」(2020年12月26日)

ラジオとCM

キングヌーラジオ

キングヌーラジオ

  • ラジオ

    RADIO GNU(2018年4月 — 2019年3月・2019年12月16日、InterFM897)

    802 BINTANG GARDEN(FM802)

    King Gnu =CEREMONIGHT=(2020年2月16日)

    King Gnu -Memories in Osaka-(2023年5月7日)

    SPARK(2022年12月20日・2023年12月26日・2024年1月2日、J-WAVE)

    YOUR RADIO 802(2024年12月6日・12月13日、FM802)

    King GnuのオールナイトニッポンGOLD(2026年1月16日、ニッポン放送)

    Spotify オリジナルコンテンツ(インターネット配信)

    King Gnu — ENCORE -Music+Talk Edition-(2022年11月28日)

    Liner Voice+ King Gnu『THE GREATEST UNKNOWN』(2023年11月29日)

ラジオ番組では、過去に井口理が「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務め、その飾らないユーモア溢れるトークと深夜ラジオならではのノリで、多くのリスナーを獲得しました。音楽活動とは違った、彼らの人間味あふれる一面を知ることができる貴重な場となっています。

CM

  • ソニー2019年

    完全ワイヤレス型ノイキャンイヤホン「WF-1000XM3」(井口理がナレーションを担当)

    ハイレゾウォークマン「NW-A100シリーズ」(常田大希がナレーションを担当)

  • NTTドコモ2021年

    CMソングに「千両役者」を提供、佐藤健と共演

ソーシャルメディア

King GnuはSNSを通じたファンとのコミュニケーションも大切にしています。彼らの最新情報や魅力的なコンテンツに触れるためには、以下の公式プラットフォームをチェックするのが一番です!

King Gnuの音楽や活動に興味を持たれた方は、ぜひこれらのソーシャルメディアをフォローし、彼らが発信する熱意あるメッセージを受け取ってみてください。

ファンクラブ Club Gnu

キングヌー Club Gnu

キングヌー Club Gnu

King Gnuキングヌーをより深く、そして熱く応援したいファンのために用意されているのがオフィシャルファンクラブCLUB GNUです。このファンクラブは、手頃な価格で豊富なコンテンツを楽しめる素晴らしいプラットフォームとなっています。

King Gnuのファンクラブ「Club Gnu」に入会すると、入手困難なライブツアーのチケット先行抽選に申し込める権利が得られるほか、様々な限定コンテンツを楽しむことができます

  • 年額会員限定特典

    入会日が刻印された実物の「オリジナル会員証」がプレゼントされます。

  • MOVIE & PHOTO

    ライブの裏側を収めた貴重なオフショット映像や、躍動感あふれるライブ写真が閲覧できます。

  • INSTANT GNU

    メンバー自身がインスタントカメラで撮影した、味わい深いスナップ写真の数々。

  • 新井口家から

    新井和輝と井口理による、アットホームでゆるやかなトーク番組。

  • STAFF DIARY

    スタッフ目線で綴られる、バンドの活動記録や裏話。

✔️ コース

💴 料金(税込)

月額会員

440円 / 月

年額会員

5,280円 / 12ヶ月

Club Gnuは、アーティストとファンを強く結びつける、まさに特別なコミュニティ空間と言えるでしょう。

受賞歴

キングヌーが「MTV VMAJ」

キングヌーが「MTV VMAJ」

King Gnuの生み出す音楽は、大衆的な人気だけでなく、批評家や音楽業界からも極めて高い評価を受けており、輝かしい受賞歴を誇ります。2019年には、メジャーデビューアルバム『Sympa』が、歴史ある「第61回 日本レコード大賞」において「優秀アルバム賞」を受賞しました。この受賞により、彼らの音楽性が日本全国に認められ、キングヌーとしての地位を確固たるものにしました。2025年にはMUSIC AWARDS JAPAN 2025にて最優秀国内ロックアーティスト賞、最優秀国内ロック楽曲賞「SPECIALZ」を獲得されています。

2019年

  • MTV VMAJ 2019

    最優秀ビデオ賞(「白日」)

    最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞(「白日」)

  • MTV ヨーロッパ・ミュージック・アワード 2019

    ベストジャパンアクト賞

  • 第61回日本レコード大賞

    優秀アルバム賞(『Sympa』)

2020年

  • 第34回日本ゴールドディスク大賞

    ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門)

    ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽部門)

  • 第12回CDショップ大賞2020

    入賞(『Sympa』)

    コメント大賞(『Sympa』)

  • SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020

    BEST ROCK ARTIST

  • 第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞

    新人賞

  • MTV VMAJ 2020

    最優秀ロックビデオ賞(「どろん」)

2021年

  • 第35回日本ゴールドディスク大賞

    ベスト5アルバム(邦楽部門)(『CEREMONY』)

  • 第13回CDショップ大賞2021

    入賞(『CEREMONY』)

  • SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2021

    BEST ROCK ARTIST

2022年

  • MTV VMAJ 2022

    最優秀アートディレクションビデオ賞(「逆夢」)

  • 第64回日本レコード大賞

    特別賞

2023年

  • SAISON CARD TOKIO HOT 100 AWARD

    BEST PERFORMANCE OF 2022

2024年

  • 第16回CDショップ大賞2024

    入賞(『THE GREATEST UNKNOWN』)

  • 第38回日本ゴールドディスク大賞

    特別賞

2025年

  • 第122回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

    ドラマソング賞(「ねっこ」)

  • 第17回CDショップ大賞2025

    ライブ作品賞(『King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME』)

  • MUSIC AWARDS JAPAN 2025

    最優秀国内ロックアーティスト賞

    最優秀国内ロック楽曲賞(「SPECIALZ」)

  • 東京ドラマアウォード2025

    主題歌賞(「ねっこ」)

King Gnuのとっておき情報

キングヌーのとっておき情報

キングヌーのとっておき情報

King Gnuにまつわる、知る人ぞ知るいくつかの興味深いエピソードをご紹介しましょう。これを知れば、彼らの楽曲がさらに深く心に響くはずです。

奇跡の幼馴染

ボーカルの井口理とギターの常田大希は、ともに長野県伊那市の出身で、小中学校が同じ幼馴染(先輩・後輩)という間柄です。ファンからは「伊那ズ(いなず)」と親しまれているほど。

とはいえ、高校卒業まではさほど深い交流があったわけではなく、東京藝術大学の学祭での運命の再会をきっかけにバンドへと発展しました。少年時代の地元の知り合いが、やがて日本を代表するバンドのフロントマンとして東京ドームのステージに立つなんて、まるで映画のようなストーリーです。

メガホンの秘密

ライブやミュージックビデオで常田大希が頻繁に手にするメガホン。これは単なるパフォーマンスの演出ではなく、あの独特な歪みとノイズを帯びた声を生み出すための、れっきとした「楽器」です。ライブでは専用のマイクセットが組まれるほどのこだわりで、常田大希のシグネチャーサウンドとも言えます。

バンドロゴに刻まれた「JAPAN MADE」

King Gnuのバンドロゴには、「JAPAN MADEの文字が入っています。これは、西洋のロックやポップスの模倣ではなく、日本語の歌詞や歌謡曲的なメロディーを大切にしながら世界に通じる音楽を作るというバンドの姿勢を象徴する言葉です。自らの音楽スタイルを「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称する彼らの、強いプライドが込められています。

「白日」は孤独な正月部屋作業から生まれた

誰もが知るKing Gnuの代表曲白日ですが、その誕生秘話は意外にも地味なものでした。常田が年末年始に一人で部屋にこもりながらデモを作り上げ、メンバーと録音したのは1月9日頃。そこから約4日間スタジオに籠もって完成させるという、異例のスピード制作でした。さらに驚くべきことに、あの透き通るファルセットで知られる井口本人でさえ、最初に楽曲を聴いたとき「無理そうなのが来た」と感じ、「King Gnuの中で一番難しい」「もう歌いたくない」とこぼしたほどの難曲だったといいます。孤独な正月の一室から、あの名曲が生まれていたなんて。楽曲への愛着がさらに深まるエピソードです。

まとめ

インディーズの小さなライブハウスから始まり、わずか数年のうちにドームやスタジアムを埋め尽くし、ついにはアジアをも熱狂させる巨大な群れとなったKing Gnu。「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」という独自のスタイルを武器に、日本の音楽シーンの常識を次々と覆してきました。妥協のない楽曲制作、圧巻の歌唱力、高度な演奏技術、そして視覚までも支配するアートワーク。そのすべてが完璧に噛み合ったとき、King Gnuという唯一無二の音楽体験が生まれます。

2026年には、新曲TVアニメ呪術廻戦オープニングテーマAIZOを引っさげ、バンド史上最多となる16都市・31公演のアジアツアー「King Gnu CEN+RAL Tour 2026」を展開中。国内10都市に加え、バンコク・香港・台北・上海・ソウルといったアジア各都市にまでその熱狂は広がり、まさにバンド名の由来である「ヌーの大群」を体現するかのような勢いです。これからもKing Gnuは、その歩みを止めることなく、私たちにまだ見ぬ「最高の音楽」を届け続けてくれることでしょう。次にどんな景色を見せてくれるのか期待は尽きませんね。

よくある質問

King Gnuとはどのようなバンドですか?

2013年に結成され、2017年に現在の名称になった日本の4人組ミクスチャーロックバンドです。ロック、ジャズ、クラシックなどを融合させた「Tokyo New Mixture Style」を掲げ、高度な音楽性と大衆性を両立させた楽曲で、現代の日本音楽シーンを代表する存在となっています。

なぜKing Gnuはこれほどまでに人気があるのでしょうか?

常田大希が作り出す洗練された複雑なサウンドと、井口理の圧倒的で美しいボーカルのコントラストが多くのリスナーの心を掴んでいるためです。さらに、ドラマやアニメ映画(『呪術廻戦』など)との完璧なタイアップ、そしてPERIMETRONが手掛ける芸術的な映像表現も、グループの特徴として人気の爆発に大きく貢献しています。

King Gnuは海外でも有名ですか?

はい、非常に高い人気を誇っています。アニメのタイアップ楽曲を通じて世界中のファンを獲得しており、2024年には初のアジアツアーを成功させました。さらに2026年の「CEN+RAL TOUR」では、バンコク、香港、台北、上海、ソウルなど海外の主要都市でのアリーナ公演が予定されており、国際的な知名度は確固たるものになっています。

King Gnuの最新のアルバムは何ですか?

2023年11月29日にリリースされた4枚目のフルアルバム『THE GREATEST UNKNOWN』です。このアルバムには、「SPECIALZ」や「カメレオン」「一途」などの大ヒット曲が多数収録されており、ミリオンセールスに迫る記録的な大ヒットを達成しました。

King Gnuで最も売れた曲(代表曲)は何ですか?

ストリーミング再生回数や社会的インパクトを考慮すると、2019年にリリースされた「白日」が最も代表的な大ヒット曲と言えます。また、CDセールスやチャートアクションの面では、映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌となった「一途 / 逆夢」もバンド初のオリコン1位を獲得した記録的な名曲です。