paysafecard(ペイセーフカード)
ペイセーフカード(paysafecard)は、プリペイド式のカードで支払いを行うオンライン決済手段です。
ここではペイセーフカードの最新情報や運営会社について詳しくご紹介します。
ペイセーフカードは日本で利用できない
残念ながらペイセーフカード(Paysafecard)は現在、日本向けのサービスを行なっていません。日本国内からは利用できないのでご注意ください。
海外のペイセーフカードが利用できるエリアにお住まいの日本人の方は、アカウント登録をして利用することが可能です。
ペイセーフカードとは?
ペイセーフカードとは、銀行口座やクレジットカードなどの個人情報に依存せず、PINコード付きバウチャーを使って支払いに利用するプリペイド式オンライン決済方法です。販売店で購入し、印刷された16桁の暗証番号を入力して決済を行います。個人情報や銀行情報を入力する必要がないため、金融機関のプライバシーが保護されるという特徴があります。
主にオンラインゲーム、ソーシャルメディア、テレコミュニケーション、音楽などのジャンルで主に利用されており、現在、40カ国以上で利用することが可能。利用できる国は、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、クウェート、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、メキシコ、モンテネグロ[15] オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポルトガル、ルーマニア、サウジアラビア、セルビア、スロベキア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカおよびウルグアイとなっています。
運営会社と安全性
ペイセーフカードは2000年にオーストリアでサービスをスタート。クレジットカードやデビットカードを所持していない、あるいはオンラインショッピングや請求書払いの際に財務データを開示したくないという現金に依存する消費者のために作られました。運営しているPrepaid Services Company Ltd.は、Paysafe GroupのメンバーでPaysafe Holdings UK Limitedの子会社です。現在はオーストリアのウィーンに本拠地を置き、世界50カ国で事業を展開しています。
英国金融行動庁(FCA)の電子マネーライセンスとMastercard®ライセンスを保有しています。
運営会社名 | Prepaid Services Company Ltd. |
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設立 | 2000年 |
公式サイト | |
メール |
【会社の歴史】
2000年:paysafecardをオーストリアとドイツで発売
2002年:paysafecardがカードからe-voucherへとさらに進化
2005年:paysafecardがEUの資金援助を受ける
2006年:ヨーロッパでの拡大
2007年:トランザクションのマイルストーン
2008年:電子マネーライセンスを取得
2009年:独自のMastercard®ライセンスを拡大
2010年:アメリカとメキシコで発売
2011年:スマートフォン向けアプリ提供開始
2012年:トルコ、カナダ、クロアチア、ハンガリー、マルタでのサービス開始
2013年:my paysafecardの開始
2014年:ペルーとウルグアイでスタート
2015年:ニュージーランドとクウェートでのサービス開始
2016年:paysafecard directの開始
2017年:アラブ首長国連邦とブラジルでのサービス開始
2018年:paysafecardはESLのメインスポンサーになる
2018年:ALC賞とGreat Place To Work賞の受賞
2018年:paysafecardはPaysafecashを発売しました。
2018年:Google Playとの提携
2018年:「my paysafecard」の識別機能eID
2018年:評価額34億ユーロ達成
【受賞歴】
ペイセーフカードはこれまでに数多くの賞を受賞しています。
2009年:Paybefore Awards "Best Prepaid Company Outside USA"
2010年:Paybefore Awards "Best Network Branded Gift Program"
2012年:Paybefore Awards "Best Digital Currency"
2012年:Paiements Innovants "Trophée Publi News 2012"
2013年:Paybefore Awards "Best Virtual or Digital Program"
2014年:Paybefore Awards "Top Digital Dollars"
2014年:Paybefore Awards Europe "Consumer Champion"
2014年:Banking IT-Innovation
2015年:Paybefore Awards Europe "Consumer Value"
2015年:EGR B2B Awards "Mobile Payments Solution"
2016年:Pay Award "Best Online or Mobile Commerce Solution"
2016年:EGR Italy Award "Payments & Fraud Company of the Year"
2017年:Austrian Leading Companies: 1st Place Big Player in Vienna
2018年:Austrian Leading Companies: 2nd Place Big Player in Vienna
2018年:Great Place to Work Award: 1st Place "New working world and quality of life"
2009年:Prepaid Awards "Leading Prepaid Organisation 2009"
2011年:IAB – Web AD Bronze Award "Beste Werbe Strategie"
2012年:Paybefore Awards Europe "Most Innovative Prepaid Solution"
2013年:Paybefore Awards Europe "Best Consumer Value"
2013年:Prepaid Awards France "Meilleur programme numérique dematerialize"
2014年:"The New Economy 2013 Innovation 40"
2014年:Austrian Leading Companies: 3rd Place Big Player in Vienna
2015年:Paybefore Awards "Consumer Value"
2015年:Finalist Best of Mobile Awards "Finance"
2015年:Austrian Leading Companies: 1st Place Big Player in Vienna
2016年:Austrian Leading Companies: 3rd Place Big Player in Vienna
2017年:Premios eGaming Spain "Best Service Provider"
2017年:Digital Identity Awards “Most Effective Partnership“
2018年:Great Place to Work Award: TOP10 "Best employers in Austria" up to 250 staff
2018年:Great Place to Work Award: Regional Award as "one of the best Vienna employers in 2018“
ペイセーフカードの使い方
ペイセーフカードでの支払いに必要なのは16桁の数字だけで、個人情報や銀行口座、クレジットカードは一切必要ありません。支払い時に16桁のPINコードを入力すると残高から支払額が差し引かれます。残高がなくなるまで同じPINコードを何度も使用することができ、大きな金額を支払う場合は、最大10個のPINコードを組み合わせることが可能です。
残高、取引履歴、製造日は、それぞれの16PINコードを入力することで公式サイトで確認することができます。
- 近くの販売店に行く
- 自分が欲しい金額のペイセーフカードを購入
- paysafecardのロゴが表示されている場所で、オンラインで支払い可能
基本的には登録なしで利用できますが、オンラインショップによっては、すべての取引に会員登録が必要な場合があります。また、銀行口座、クレジットカードを持っていない場合は1回の取引上限額は300ドルまでとなっています。
手数料と限度額
【手数料】
ペイセーフカードの手数料は無料です。ただし、以下の手数料が発生する場合があります。
月間管理費
24カ月間使用されなかった場合、PINの残額から毎月2ドルのサービス料が差し引かれます。
PINの払い戻し手数料
PINの未使用クレジットの払い戻しには、7.50ドルの手数料がかかります。
【限度額】
1回の支払いの上限額は300ドルです。最大3つのPINが利用できます。
ペイセーフカードのアプリ
ペイセーフカードにはアプリが用意されています。Androidの方はGoogle Play、iPhoneの方はApp Storeでダウンロードしてご利用ください。
ペイセーフカードが利用できる場所
- AION
- blackdessert
- dark orbit
- dropzone
- entropia universe
- farmerrama
- minecraft
- tera
- twitch
- wargaming
- world of tanks
ペイセーフカードの安全性
ペイセーフカードはプリペイド式オンライン決済として20年の実績があります。
最先端の技術を使った高度なセキュリティ対策で詐欺やハッキング、ウイルスなどからユーザーを保護、また、詐欺行為が行われた場合に備えて、24時間いつでもpaysafecardコードをブロックできるシステムも備えています。
ペイセーフカードの利用上の注意点
ペイセーフカードは個人情報、銀行情報、クレジットカード情報を入力する必要がなく、現金と同様に簡単に支払いができるオンライン決済方法です。ただしインターネットで安全に使うためにはいくつか注意しておきたい項目があります。
- ペイセーフカードのプリペイドコードは、提携オンラインショップのみで利用すること
- プリペイドコードを電子メールや電話で伝えないこと
メリットとデメリット
ペイセーフカードの利用上のメリットとデメリットをまとめました。
【メリット】
銀行口座がいらない
クレジットカードや銀行口座がなくてもオンラインでお金を使うことができます。
安心・安全
個人情報や金融情報を開示する必要がありません。
利用が簡単
現金のように簡単で迅速な支払いができます。
【デメリット】
日本で利用できない
今のところまだ日本向けのサービスが用意されていません。
日本語サポートがない
公式サイトもカスタマーサポートも日本語に対応していません。
出金には利用できない
ゲームサイトやオンラインカジノなどの入金方法として手軽に使えるものの、出金方法としては利用できません。
問い合わせ先
ペイセーフカードについての質問があれば、メールフォームかEメールで問い合わせることができます。
ペイセーフカードはオンラインカジノで使える?
日本からアクセスした場合は、海外のオンラインカジノサイトであっても利用することができません。
ペイセーフカードを使えるエリアに住んでいて、ペイセーフカードを決済方法として導入しているオンラインカジノを利用している場合は使うことができます。
他の電子決済方法
エコペイズ(ecoPayz)
エコペイズは多くのオンラインカジノで採用されている電子ウォレットです。日本語に完全対応しており、アプリを使ってスマホで簡単にお金を管理することができます。
アストロペイ(AstroPay)
アストロペイはアストロペイカードというバーチャルプリペイドカードを使った電子ウォレットです。クレジットカードと同じようにカード番号とセキュリティ番号を入力するだけなので非常に簡単に決済ができます。
ヴィーナスポイント(VenusPoint)
ヴィーナスポイントはお金をそのまま現金として取り扱うのではなく「ポイント」に換えて管理する電子ウォレットです。ポイントならではのお得なサービスが受けられるので、オンラインカジノでもよく利用されています。
アイウォレット(iWallet)
アイウォレットは香港のライセンスを受けている電子決済サービスです。新規登録からサポートまで全て日本語対応なので安心。オンラインカジノでの支払いによく使われています。
ウェブマネー(WebMoney)
ウェブマネーは国内最大級の電子マネー。簡単に支払いを済ませたい人にぴったりな決済方法です。会員登録や個人情報の入力が要らず、コンビニで購入してすぐに使えるので、気軽に利用することができます。
マッチベター(Much Better)
マッチベターはアプリを使って素早く支払いができる電子マネーサービス。クレジットカードでチャージすることができるので簡単に利用ができます。モバイル決済サービスの賞をいくつも受賞しているので信頼性も抜群です。
スティックペイ(STICPAY)
スティックペイはプリペイドカードを使って入出金する電子決済サービスです。ATMから引き出しができるので大変便利。金融業界で最高クラスのライセンスを取得しているので、信頼性も高く安心な支払い方法です。
ペイトラ(Paytra)
ジパングカジノ、カジノジャンボリー、ラッキーベイビーカジノで使える決済方法です。他の決済サービスよりも断然手数料が安くて入出金のスピードが速いので上記カジノを利用する際におすすめ。
スモウペイ(SUMO PAY)
スモウペイは銀行送金を利用して支払いができる決済サービス。オンラインカジノのビットカジノとブックメーカーのスポーツベットアイオーで利用できます。
ジェイバンク(JBANQ)
ジェイバンクは世界最大クラスのオンライン決済サービス。日本円で入金してUSドルで支払うことができる便利な手段です。現在、オンラインカジノのワイルドジャングルカジノで利用可能です。
ビットコイン(Bitcoin)
ビットコイン(BTC)は仮想通貨の中では一番有名なデジタル資産です。決済が簡単でスピードも速く、手数料がほとんどかからないので、オンラインカジノの決済手段として人気急上昇中です。
まとめ
ペイセーフカードはヨーロッパを中心に普及している支払いサービスです。現在、日本で使うことはできないので残念ですが、他にも便利な決済手段があるので今はそちらを利用してくださいね。
よくある質問
ペイセーフカードはオンラインカジノで使えますか?
日本にお住まいの場合は、ペイセーフカード自体のサービスが使えないので決済手段として利用することができません。海外のペイセーフカードが利用できるエリアに住んでいて、そのオンラインカジノがペイセーフカードを決済方法として導入している場合はもちろん使えます。
ペイセーフカードは日本語が使えますか?
ペイセーフカードは日本向けのサービスを行なっていないので、日本語のサイトもなく、日本語でのサポートもありません。