Teams

ビットフライヤーをわかりやすく解説

by  Hokuto Takemoto

目次

ビットフライヤーは国内最大級の仮想通貨取引所です。ビットコインなどの仮想通貨を簡単に、そして安全に売買したい時に使うサービス業者となっています。

ここではビットフライヤーの特徴や登録方法、使い方、メリット・デメリットなどについて、できるだけわかりやすく解説していきます。

ビットフライヤー

ビットフライヤーとは

bitFlyer(ビットフライヤー)は2014年に設立された国内最大級の仮想通貨取引所です。ビットコインやリップル、イーサリアムなどといった仮想通貨を、スマホからでもパソコンからでも、簡単に売買することが可能!仮想通貨取引所として日本国内で最も長期に渡って運営しており、ユーザー数は250万人、金融庁にも正式に登録されています。

アカウント登録や販売所売買手数料などの手数料が無料、少額から購入できるので、未経験の初心者でも気軽に仮想通貨が始められる、大手仮想通貨交換業者となっています。

販売所と取引所の違い

ビットフライヤーには、仮想通貨を売買することができる「販売所」と「取引所」という2種類の売買所があります。

販売所とはビットフライヤーが保有するビットコインをビットフライヤーが決めた価格で売り買いするところ。取引所とはビットコインユーザー同士が直接売り買いするところです。

それぞれ良し悪しがあり、例えば販売所でビットコインを購入する場合はビットフライヤーに仲介してもらう分、購入価格が割高になります。一方、取引所はユーザー同士のやりとりなので販売所に比べて手数料を抑えられますが、必ず取り引きが成立するわけではなく、ある程度扱い慣れた人でないと難しいです。

ビットコイン初心者の間は販売所で手堅く売買を始めて、慣れてきたら様子を見ながら取引所を利用していく、というのが上手い使いこなし方かと思います。

なおビットフライヤーの販売所と取引所で扱っている仮想通貨は以下の通りです。

【販売所】

  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. イーサリアムクラシック(ETC)
  4. リップル(XRP)
  5. ビットコインキャッシュ(BCH)
  6. モナコイン(MONA)
  7. ネム(XEM)
  8. ライトコイン(LTC)
  9. リスク(LSK)
  10. ベーシックアテンショントークン(BAT)
  11. テゾス(XTZ)
  12. ステラルーメン(XLM)
  13. ポルカドット(DOT)

【取引所】

  1. ビットコイン(BTC)

会社情報

ビットフライヤーはアメリカやルクセンブルクなどの海外にも進出しており、今ではユーザー数が世界中で250万人を突破しています。その活躍ぶりから多くの企業に高い評価を受け、たくさんの大企業がビットフライヤーに出資。

例えばSMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル、GMOベンチャーパートナーズ、電通デジタルホールディングスなど、錚々たる大企業が大株主になっており、資本金は41億円を超えています。

競合のCoincheckの資本金は1億円、DMM Bitcoinが16億円なので、国内取引所の中でもずば抜けて多いため、倒産するリスクはかなり低いと考えられます。そういった意味でも安心して利用することができる取引所だといえるでしょう。

会社名

株式会社bitFlyer

設立

2014年1月9日

資本金

41億238万円(資本準備金含)

代表取締役

林 邦良

本社所在地

〒107-6233 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー

暗号資産交換業者登録番号

関東財務局長 第00003号

問い合わせ

https://bitflyer.com/ja-jp/contactpage

ビットフライヤーの安全性

ビットフライヤーのポリシーはセキュリティ・ファースト。JBA(一般社団法人日本ブロックチェーン協会)のプラチナメンバーでもあり、安全性を追求した最新のビットコインテクノロジーであるマルチシグを他社に先駆けて導入、アンチ・マネーロンダリングや本人確認等の施策においても強固なセキュリティを確保しています。

またユーザーが、不正アクセスやログインパスワードを盗まれることのないような対策も取られており、ウイルス、ハッキング対策も万全。継続的にセキュリティのアップデートを行っています。

ビットフライヤーの登録方法

ビットフライヤーでビットコインを売買するには、まずはアカウントを作る必要があります。無料で簡単に登録が可能です。

  1. ビットフライヤーの公式サイト(https://bitflyer.com/ja-jp/)に行く
  2. アカウント作成画面を開く
  3. メールアドレスを入力して「アカウント作成」ボタンをクリック
  4. 登録に成功するとキーワード入力のためのダイアログボックスが表示される
  5. メールを開いて「アカウント登録確認メール」を確認
  6. 本文に書かれたキーワードをコピーしてキーワード欄に貼り付ける
  7. 「アカウント作成」ボタンをクリック
  8. 「利用規約」「プライバシーポリシー」「仮想通貨取引におけるリスク」「契約締結前交付書面(暗号資産現物取引)」の4つのチェックボックスの全てにチェック
  9. 「bitFlyer をはじめる」ボタンをクリック

続けて、本人確認の手続きを済ませます。スマホの場合は「クイック本人確認」がおすすめ。スマホでご本人確認書類と顔の写真・動画を撮影するだけで、オンラインで本人確認が行えます。

その他、本人確認には「対面での本人確認」や「本人確認資料を提出」して行う方法も用意されています。

本人確認の手続きを済ませたら、銀行口座を登録して日本円の入金を行います。入金が完了すれば、仮想通貨を購入することができるようになります。

ビットフライヤーの使い方

アカウント登録後、本人確認を済ませたらアカウントにお金を入金しましょう。ビットフライヤーに日本円で入金する方法は、1.銀行振込、2.インターネットバンキングで入金、3.コンビニから入金、の3通りあります。

  1. 銀行振込

    ログイン後、入出金メニューの「日本円ご入金」タブより、「お客様用日本円振込先」を確認し、振込先として三井住友銀行と住信SBIネット銀行のどちらか一方を選ぶと、支店・口座番号が表示されます。当該口座に日本円を入金すると、順次、アカウントに反映されます。

  2. 住信SBIネット銀行の口座に入金する場合は、ATM などで「振込依頼人」を入力する際、 5桁の数字も併せて入力します。 5桁の数字は入出金メニュー内「お客様用日本円振込先」で、住信SBIネット銀行の振込先口座番号と一緒に表記されています。
  3. コンビニから入金

    ログイン後、入出金メニューの「一部のコンビニエンスストア(収納代行)」を選択、その後の画面で入金額を入力し、画面の指示に沿って手続きをします。スマホの場合は「bitFlyer Wallet スマートフォンアプリ」でログイン後、メニューの「入出金」から「日本円」を選択すると、銀行振込とクイック入金の手続き方法を確認できます。(初めて日本円を入金する場合は銀行口座情報の登録が必要)

日本円の入金が完了すれば、あとは買いたい仮想通貨を選んで購入します。初心者の方は「販売所」の中から購入したい仮想通貨を選び、売買画面に進めばOKです。反対に、売りたくなったら「販売所」の中から売りたい仮想通貨を選んで売却します。

ビットコインの場合は、慣れてきたら「取引所」を使うとお得にやりとりができますよ。

ビットフライヤーの手数料

アカウント作成手数料

無料

アカウント維持手数料

無料

販売所での

ビットコイン売買手数料

無料

ビットコイン送付手数料

0.0004 BTC

入金手数料

住信SBIネット銀行から入金の場合は無料

住信SBIネット銀行以外から入金の場合は330円/ 件

出金手数料

三井住友銀行の場合 3万円未満220円、3万円以上440円

三井住友銀行以外の場合 3万円未満550円、3万円以上770円

ビットフライヤーのスマホアプリ

スマホアプリは簡単に使えて便利なのでとってもおすすめ。未経験の初心者でも直感的に操作ができて、複雑な工程がなく、楽々と仮想通貨を購入できるように設計されています。iPhone用、Android用、両方用意されているので、ぜひダウンロードしてみてください。

メリット・デメリット

コインチェックと比べられることも多いビットフライヤーですが、やはり最大手なので人気は抜群です。

ネット上ではあまり悪い評判は立っていませんが、銀行の振込手数料が高いことがネガティブな口コミとして見られました。

メリット👍

デメリット👎

スマホアプリが便利

サーバーが重い時がある

セキュリティが高い

銀行振込手数料が高い

運営会社の信頼性が高い

国内ビットコイン取引量がトップクラス

ビットコインがもらえるサービスがある

ビットフライヤーを退会

アカウントを解約したい場合は、お問合せフォームより「アカウント解約」を選択して依頼してください。解約手続きを取る前に日本円・仮想通貨の口座残高が「0」になっていることを確認するようにしましょう。

まとめ

ビットフライヤーは資本金の大きさが業界でもダントツなので、安定した利用が望めます。仮想通貨という、法定通貨に比べてやや不安定なイメージのある資産を扱うわけですから、セキュリティが強固な面は非常に心強いです。ハッキングや会社の倒産の可能性に怯えながら資産をやり取りする、なんていうリスクはできる限り避けたいですものね。

銀行の振込手数料が高いことがデメリットとして挙がっていますが、「住信SBIネット銀行」で入金し、「三井住友銀行」で出金すれば問題も解決することができます。

スマホアプリを使えば気軽に始められますし、管理もカンタン。初心者におすすめの仮想通貨取引所です。

よくある質問

ビットフライヤーはアカウント作成に費用はかかりますか?

いいえ、アカウント作成は無料でできます。

ビットフライヤーは未成年でも使えますか?

いいえ、残念ながら未成年の方はアカウントを作成することができません。

ビットコイン決済でTポイントが貯まるんですか?

500 円につき1ポイント貯まります。

ビットフライヤーではビットコインがもらえるんですか?

はい、もらえます。ビットフライヤーでは、オンラインショッピングや旅行予約、サービス登録をビットフライヤー経由にすると、ビットコインをもらうことができるサービスが提供されています。

ビットフライヤー・ライトニングとは?

ビットフライヤー・ライトニング(bitFlyer Lightning)は、仮想通貨の現物・FX・先物取引に対応した取引所です。

ビットフライヤーの営業時間は?

仮想通貨の売り買いは24時間365日行うことができます。