LINE Pay(ラインペイ)とは
LINE Payとは、アプリのLINEを使って送金や支払いができる決済サービスのことです。 いつも使っているLINEを通してお金のやり取りをするので、特に難しい手続きがなく簡単に始められます。
この記事ではLINE Payの安全性や登録方法、使い方、手数料など、利用する上で知っておきたい情報をわかりやすくまとめています。
LINE Payの特徴
LINE Payは、「LINE」の関連会社であるLINE Pay株式会社が運営している電子決済サービス。「LINE」のアプリを使って簡単に利用することが可能で、全国170万ヶ所以上のLINE Pay加盟店や提携サービスで利用することができます。
友達と割り勘するときに使ったり、コンビニでタッチ決済をしたり、ショッピングやオンラインゲームの課金に使ったり、公共料金を支払ったりと非常に便利。
銀行口座やコンビニ、ATMでチャージできるので楽ですし、お金を出し入れするとLINEで通知が届くので安心。万が一悪用されても補償制度があり、LINE上でサポートしてくれるのでスムーズに解決できます。
入会金や年会費も無料、スマホさえあればお財布を持ち歩かなくてもすむというのが大きな魅力の一つとなっています。
LINE Payは安全?
LINE Payでは、不正利用を未然に防ぐためにユーザーの本人確認とLINE Pay専用パスワードの導入を行っています。
また、クレジットカード登録時にセキュリティコードの認証に加えて3Dセキュア認証、生体認証「FIDO」の導入、銀行口座情報やクレジットカード情報は全て暗号化して保管、24時間365日のモニタリング体制、利用者補償制度の採用など、最先端のセキュリティ対策を施し、安全性の向上に努めています。
運営会社・問い合わせ先
何か問題が起こった場合はLINE Payのカスタマーサポートまで問い合わせることができます。チャット形式でサポートを受けられる「トークで質問しよう」という機能を使えばスピーディーに回答を受けられます。
LINE公式アカウント「LINE Payお問い合わせ」を友だち追加し、トーク内メニューから「トークで質問しよう」をタップ、質問内容を送信すると自動応答でスライドが表示されます。
自動応答で解決できないときは、トークルーム内の「問い合わせフォーム」のメニューから連絡することも可能です。
運営会社 | LINE Pay株式会社 |
設立 | 2014年5月9日 |
所在地 | 〒141-0033東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
公式サイト | https://pay.line.me/portal/jp/main |
登録方法
LINE Payの登録は非常にシンプル。LINEを利用している方なら規約に同意するだけです。
【登録手順】
- LINEのウォレットタブから「LINE Payをはじめる」をタップ
- 規約に同意
- 登録完了
【本人確認】
本人確認を行うとLINE Payで利用できるサービスが広がります。
- 銀行口座を登録するとチャージや出金が可能になる
- 設定した金額を下回ると銀行口座からオートチャージされる
- LINE Payで送金できる
- チャージ、支払いなどの上限金額が引き上げられる
本人確認には2種類の方法があります。
銀行口座で本人確認
- LINE Pay銀行口座をタップし、規約に同意して口座情報を入力
スマホで本人確認
- 「スマホでかんたん本人確認」をタップし、顔と身分証が一緒に写った写真をアップロード
LINE Payの使い方
LINE Payは、支払い、送金、チャージがとっても簡単。
【支払い】
店頭
スマホでコードを提示し、レジでスキャンしてもらうか、店頭のコードを読み取るだけで支払いができます。
オンライン
LINE Payが使える加盟店での決済手段でLINE Payを選択し、LINEに移動して支払い手続きを行います。
請求書の支払い
請求書についているバーコードをスキャンすれば納付金額が自動で入力されるので即座に支払いが完了!
【送金】
友だちに送金
LINE Payのメニューか、友だちとの1:1トークルームから送金可能。
送金依頼
友だちを選択して、金額とメッセージを入力して送金を依頼すれば、友だちがメッセージをタップしただけで簡単に送金可能。
割り勘
みんなとLINEでつながらなくても現金の人がいても割り勘OK!
残高振込
「LINE Pay残高」を銀行口座へスマホ振込可能。ただし手数料が176円かかるのでご注意を!
【チャージ】
銀行口座
銀行口座を登録すると、口座からチャージできます。
セブン銀行ATM
セブンイレブンの店舗にあるATMでチャージできます。
LINE Payカード
LINE Payカードでローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100のレジでチャージできます。
Famiポート
ファミリーマートにあるFamiポートでチャージできます。
オートチャージ
設定した金額を下回ると、登録した口座から自動でチャージされます。
LINE Payのカード
LINE Payには「Visa LINE Payクレジットカード」「Visa LINE Payプリペイドカード」「LINE Pay カード(JCB)」の3種類のカードがあります。
Visa LINE Payクレジットカード
世界200以上の国と地域で使える Visaの利便性とLINE Payの特典が受けられます。2%のポイント還元、Visaのタッチ決済機能を搭載。プラスチックカード発行不要のカードレスタイプもあります。LINE Payメインメニューから申込みできます。
Visa LINE Payプリペイドカード
LINEのサービス内から発行ができる手数料、年会費無料のバーチャルプリペイドカード。1%のLINEポイント還元、Apple PayやGoogle Payに設定するとiD加盟店でかざして簡単に支払いが可能です。
LINE Payカード(JCB)
LINE Payカードは新規発行を2020年12月に終了しています。現在発行済みのカードは有効期限まで引き続き利用できます。
Apple PayをLINE Payで使う
Visa LINE PayプリペイドカードをApple Payに設定すると、iPhoneやApple Watchで支払いすることができます。コンビニやスーパーなど、全国のiD・Visaのタッチ決済が使えるお店で利用可能。LINEアプリを起動することなく、サイドボタンやホームボタンをダブルクリックするだけで電子マネーのように使えて便利。しかも利用内容の通知がLINEですぐに届くので安心です。
手数料
支払い、送金・チャージのほとんどが手数料無料です。
ただし、銀行口座への振込送金に1回176円、LINE Pay残高を銀行口座やセブン銀行ATMで引き出す際に1回220円かかります。
メリットとデメリット
LINE Payは文字通り「お得で便利なスマホ決済サービス」なのでメリットが非常に多いですが、やはり若干のデメリットもあります。
【メリット】
- 送金や割り勘が簡単
- チャージ&ペイで支払うとポイントが貯まる
- 税金や公共料金を支払える
- ポイントを貯めてランクを上げるとポイント還元率が上がる
- キャンペーンやクーポン配布がある
【デメリット】
- 本人確認をしないとすべてのサービスを利用することができない
- ポイントクラブのランクアップの条件が厳しい
- チャージ&ペイでしかポイントが貯まらない
- ポイントでは送金や出金ができない
LINE Payはどこで使える?
LINE Payはコンビニ、ドラッグストア、スーパー、百貨店、ショッピングモール、家電量販店、飲食店、服屋、本屋、カラオケ、オンラインストアなど、日常に密着したお店で使うことができます。LINE Payに対応しているお店は、LINEかLINE Payを使ってキーワードや地図から検索もできます。
LINEアプリの場合
アプリを開いて「ウォレット > LINE Pay > 使えるお店」とタップすればOK
LINE Payアプリの場合
アプリを開いて画面を左から右にスワイプすればOK
評判・口コミ
ほとんどの人がLINE Payを持っているので友達とのランチの時などに割り勘に便利、という声が多数上がっています。また、最近PayPay加盟店でLINE Payが使えるようになり、日常的に使う多くのお店で使えることから使いやすさは文句なしの高評価です。
ただ、還元率を考えるとPayPayの方が良かったり、ただの支払いに使うならApple Payでも十分、という意見もあります。
LINE Payの退会方法
LINE Payを退会したい場合は自分で手続きを取ることができます。ただし、手続きをとってしまうと過去の利用明細がすべて削除されますので注意してくださいね。手順は以下の通りです。
- LINEアプリを立ち上げる
- 「ウォレット」から「LINE Payメインメニュー」を開く
- 一番下までスクロールし、「設定」をタップ
- 「解約」から、さらに「解約」をタップ
- 最終確認画面で「はい」をタップすれば完了
他の決済方法
ウェブマネー(WebMoney)
国内最大級の電子マネー。会員登録が不要なのでプライバシーを守って利用が可能。コンビニで購入してすぐに使えるので支払いも簡単です。
ペイペイ(PayPay)
国内でよく使われているQRコード決済サービス。決済だけでなくPayPayユーザー同士でお金の送金もできるので、割り勘にも利用できます。
アップルペイ(Apple Pay)
iPhoneユーザーが利用できる決済サービス。クレジットカードやSuica、PASMOを設定しておくと電車に乗ったり買物をしたりすることも可能。
まとめ
LINE Payは日頃使っている「LINE」を利用するので、気軽に始められる電子決済サービスです。ちょっとコンビニに行く時でもお財布を持たずにスマホだけで出かけられるのが便利。友達と割り勘したい時にも役立ってくれます。使い方はとても簡単なので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
よくある質問
LINE Payの登録方法は?
LINE Payは、電話番号を登録したLINEアカウントを持っていれば、規約に同意するだけですぐに登録できます。
LINE Payはどこで使えますか?
コンビニやスーパー、レストラン、家電量販店、オンラインストアなど、日常で使う店舗のほとんどのジャンルで使えます。