メトロック(METROCK)
メトロック(METROCK)とは、正式名称「TOKYO&OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」の略で、毎年春に東京と大阪で開催される日本の大型野外ロックフェスティバルです。若者に人気のロックバンドやアーティストが多数出演し、青空の下で音楽を思いっきり楽しめる都市型のフェスとして大人気!ここではそんなイベントについてWiki風に紹介しながら、さらに知っておくと役に立つ情報を交えて詳しく解説していきます。

さらに、日本ではMetrock以外にも、ライジング・サン・ロック・フェスティバルという有名な野外ロックフェスティバルがあります。これは北海道で開催される夏のイベントで、来場者がテントを張って音楽を楽しめるのが特徴です。
基本情報
ここではメトロックの基本的な特徴を3つにまとめてご紹介します。これを押さえておけばフェス初心者でも安心!
動員数は年間5万人以上!
メトロックは東京・大阪の両会場を合わせて、年間で約5万人以上を動員する人気イベントです。チケットは早期に完売することも多く、フェスファンの間では毎年大注目!
ゴールデンウィーク明けの恒例イベント
開催時期は毎年5月中旬〜下旬の週末で、ゴールデンウィーク明けの恒例行事として定着しています。長期休みとはまた違った「ちょっと特別な週末」として予定を立てやすいのもメリットのひとつ。
会場は東京と大阪の2会場!
東京も大阪もどちらも都市部からのアクセスが良く、都会のすぐそばで自然と音楽を楽しめるのが大きな魅力!
フェスについて
メトロックは、ロック音楽の魅力を存分に味わえる夢のようなフェスティバルです。その魅力はズバリ、「圧倒的なラインナップ」と「都市型フェスの楽しみやすさ」!若手からベテランまで、今の日本の音楽シーンを牽引するアーティストたちが一同に会するのは、メトロックならでは。
メトロックの創設は、「テレビ朝日」と「ぴあ株式会社」などが共同で企画・運営を行ったことに始まります。近年ではABEMAにてメトロックの無料独占生中継を実施しており、会場に足を運べないファンも、自宅や外出先から熱気あふれるライブパフォーマンスを楽しめます。「都会で楽しむ野外フェス!」という特別な体験を、現地と配信の両面で味わえるとっても開かれたフェスなんですね。
フェスの歴史

フェスの歴史 メトロック
メトロックは、METROPOLITAN ROCK FESTIVAL事務局(テレビ朝日やぴあ、博報堂DYメディアパートナーズ、MUSIC ON! TV、ディスクガレージ、キョードー大阪)が創設した、みんなで楽しめる野外ロックフェスです。それではこれまでのフェスの歴史を振り返ってみましょう。
2013年 フェスティバル誕生
メトロックは2013年に、東京・新木場 若洲公園で初めて開催されました。都心からのアクセスの良さが特徴で、ロックバンドだけでなく、幅広いジャンルのアーティストが出演し、新たな都市型フェスとして注目を集めました。
2015年 2都市開催へ
この年からは東京だけでなく、大阪でもメトロックが開催されるようになりました。これにより、より多くの音楽ファンが参加できるようになり、フェスティバルの規模が拡大しました。
2017年 人気フェスとしての確立
年々、出演アーティストのラインナップが充実し、メトロックは日本の主要な音楽フェスティバルの一つとしての地位を確立しました。多くの音楽ファンにとって、5月の恒例イベントとなりました。
2018年〜2019年 活況を呈する開催
この時期も順調に開催が続き、毎年多くの来場者で賑わいを見せました。メトロックは、熱気あふれるライブパフォーマンスと、心地よい開放感で、参加者に忘れられない体験を提供しました。
2020年〜2021年 開催中止
新型コロナウイルス感染症の世界的な影響により、この年のメトロックは開催中止となりました。多くの音楽ファンが楽しみにしていたイベントだけに、残念な決断となりました。
2021年〜2024年 開催形式の工夫と再開
感染対策を講じながら、メトロックは開催を再開しました。オンラインでの配信など、新たな試みも取り入れつつ、困難な状況の中でも音楽の灯を絶やさない努力が続けられました。
2025年 東京会場の移転と未来への継続
大阪・関西万博の実施期間中ということもあり、東京公演のみに絞っての開催に。東京会場はこれまでの若洲公園が整備事業を開始することに合わせ、海の森公園に移動。新会場では、これまで以上に広いスペースを活かして、ステージサイズもスケールアップ! 開放感たっぷりの新しいロケーションになりました。
出演アーティスト

ザ・オーラル・シガレッツ ライブ @ メトロック 大阪 2024
メトロックには東京・大阪あわせて、毎年40〜60組ほどのアーティストが出演しています。日ごとに20組前後が登場し、バランスの取れたラインナップが特徴です。
ロックバンドを中心に、アイドルや新進気鋭のアーティストも多数出演。幅広いジャンルが共演し、新たな音楽との出会いが楽しめます。2025年にはWEST. GENERATIONS、NEWSが出演し話題になりました。メトロック2025の出演者は以下の通りです。
5月10日(土)出演アーティスト
- 新しい学校のリーダーズ
- WEST.
- 打首獄門同好会
- おいしくるメロンパン
- THE ORAL CIGARETTES
- カネヨリマサル
- Kroi
- go!go!vanillas
- サバシスター
- jo0ji
- なきごと
- 乃紫
- Novelbright
- Novel Core
- ハルカミライ
- Billyrrom
- 04 Limited Sazabys
- フレデリック
- ヤングスキニー
- luv
- 離婚伝説
- RIP SLYME
5月11日(日)出演アーティスト
- UVERworld
- Omoinotake
- キュウソネコカミ
- Saucy Dog
- G over
- GENERATIONS
- Chevon
- SHISHAMO
- Chilli Beans.
- NEE
- NEWS
- ハンブレッダーズ
- 羊文学
- Fish and Lips
- berry meet
- マカロニえんぴつ
- マルシィ
- muque
- Lucky Kilimanjaro
- レトロリロン
- Laura day romance
- WurtS
フェスマップ

フェスマップ Metrock
メトロック2025から、東京の会場は海の森公園に移動しました。東京湾に囲まれたこの公園は、海風が心地よい最高のロケーション。広々とした芝生エリアや森に囲まれた空間が広がり、遠くには海とお台場の絶景が望めます。都会の喧騒を忘れ、音楽に没頭できる特別な場所です。
メトロック2024の大阪公演は、大阪・堺市の「海とのふれあい広場」で開催されました。大阪湾に面したこの会場は、広々とした芝生と海を望むロケーションが魅力。会場のすぐ横には港があり、空と海が広がる絶景ビューが楽しめます。ステージ間の移動時間には、芝生でのんびりしたりフードを楽しんだりと、自由な過ごし方ができるのもこの会場ならではです。
ステージ
海の森公園(東京)2025年
BLUE OCEAN(ブルーオーシャン)
会場の中でも最大規模を誇るこのステージは、東京湾の風を感じる開放感たっぷりのフィールドで、足元は芝生。視界が開けていて音響も大迫力で、まさに「フェスに来た!」を体感できる場所です。
GREEN FOREST(グリーンフォレスト)
木々に囲まれた丘のような立地にあるこのステージは、少し高台になっていて見晴らし抜群。後方でもステージが見やすく、ふと振り返ると空と緑が広がる景色に癒されます。ピクニック気分も味わえる、ちょっと「ゆるフェス」な過ごし方にもぴったりです。
RED SUNSHINE(レッドサンシャイン)
比較的コンパクトなエリアに設けられたこのステージは、距離感の近さが魅力。ステージとの一体感があり、アーティストの息遣いまで感じられるのが嬉しいところ。
WHITE FIELD(ホワイトフィールド)
音楽の「交差点」とも言えるこのステージでは、ヒップホップ、ポップス、ロック、アイドルなど多彩なアーティストが集結。ステージ上にかかる巨大なアーチがトレードマークで、写真映えも抜群!
海とのふれあい広場(大阪)2024年
BAY FIELD(ベイフィールド)
海沿いの広大なフィールドで、メトロック大阪最大のステージ。広々とした芝生に立てば、どの位置からでもステージ全体を見渡せる設計で、音響の迫力も抜群!まさにロックの海が広がる場所です。
GREEN HILL(グリーンヒル)
木々に囲まれた心地よい空間で、ゆったりと音楽を楽しみたい人にぴったりの場所。ステージの両サイドは緩やかな丘になっていて、レジャーシートを広げながら観ることもできるのが魅力。観客との距離感が近く一体感あふれるステージが展開されます。
NEW BEAT SQUARE(ニュービートスクエア)
ネクストブレイクアーティストが集結!ステージとの距離がとても近く、一体感のあるライブが魅力。SNSやストリーミングで話題の新鋭たちがフレッシュなパフォーマンスを披露しました。推しがまだ「広く知られる前」のこの瞬間に立ち会える、音楽ファンにとってはたまらないエリアです。
SUNSHINE ARCH(サンシャインアーチ)
ポップス、ロック、ヒップホップ、アイドルなど、あらゆるジャンルの音楽が交錯する音楽の交差点といえる存在。印象的なアーチ状のステージセットが目印で、写真スポットとしても大人気。次は何が来る?というワクワク感で溢れるステージです。
フード

フェスティバルでの食事 MetRock

メトロック フードコート

フェスティバルでの食事
ステージの合間はグルメタイムも欠かせないですよね。メトロックは音楽だけじゃなく、実はフードもめちゃくちゃ充実してます!バラエティ豊かなフェス飯が楽しめる充実のラインナップとなっていて、会場内の「つどいの草原エリア」と「ふれあいの林エリア」の2つのフードエリアには計30店舗以上が出店!
松阪牛入りの牛ひき肉×コシヒカリの贅沢ごはんを出す「お肉の九門堂」、濃厚でトロトロな鶏白湯ラーメンが味わえる「鶏小屋」など大行列ができるほど!会場には有名ビールブランドが協賛していて、キンキンに冷えた生ビールが飲めるブースがあちこちに。さらに、完熟マンゴーのスムージーやフレッシュジュースも大人気です。
グッズ
メトロックでは多彩なフェスグッズも販売しています。Tシャツやタオルなどの定番アイテムに加え、限定デザイン品も豊富。個性的な「キングTシャツ」「モンスターTシャツ」「サークルTシャツ」などバリエーション豊かなデザインが人気アイテムです。エコトートバッグ、スネイクリストバンド、ステッカーなどは、記念やファンのサポートにもぴったり。思い出を持ち帰るコレクションアイテムも充実しています。会場での販売となりますが、数量限定のため人気アイテムは早めの購入がおすすめです!
その他
メトロックでは会場内にクロークが設置されていて、大きな荷物を預けることができます。料金は1,000円で、出し入れ自由&大容量のビニール袋(約70L 80cm×90cm)付き。朝8時から終演まで預けられるので、着替えやタオル、雨具なども安心して保管OK!混雑を避けて早めに預けて、手ぶらでステージを満喫しましょう!電子マネー決済も対応しているので、事前チャージをお忘れなく!
チケット情報
メトロックのチケットは1日券と2日通し券があります。先行チケットはチケットぴあとテレビ朝日の会員になれば1月中旬より先行抽選が約8次先行まで行なわれ、4月下旬に一般発売が行われます。オンライン購入が主流で、公式サイトやチケット販売サイトで手続きができます。購入の際は注意事項をしっかり確認しましょう。
チケットは以下のプレイガイドで販売されていました
- テレ朝チケット
- チケットぴあ
- ローソンチケット
- イープラス
(1日券)
5月10日 | 5月11日 |
|---|---|
14,000円 | 14,000円 |
(割引セット券)
2日券セット券 |
|---|
27,000円 |
開催場所とアクセス
メトロック2025はアクセス手段は限られますが、公式のシャトルバスや事前予約の駐車場を利用すれば車、バイクでスムーズに移動可能です。快適にフェスを楽しむためにも、公式ページを確認して事前準備はしっかりと行いましょう!
会場
海の森公園(東京都江東区海の森三丁目)
アクセス方法

各方面から東京テレポート駅までの所要時間
電車での行き方
りんかい線「東京テレポート駅」から無料シャトルバスを利用。「東京テレポート駅」A出口を出てすぐの「青海東臨時駐車場」から、会場までの無料シャトルバスが運行されます(乗車時間:約15〜25分)。
※乗車には前売チケットまたはリストバンドの提示が必要です。
車・バイクでの行き方
【首都高より】 台場ICから、フェリーふ頭方面へ約15分
【東北、常磐道、千葉県方面より】 新木場ICから約20分
【羽田空港より】 臨海副都心ICから約20分
【千葉県方面より】 湾岸線 有明ICから約20分
車、バイクでの来場の際は事前予約制の専用駐車場の利用になります。事前に駐車券の購入が必要ですが、当日販売はありませんので注意しましょう。
事前予約駐車券
🚗 普通自動車 | 🚴 バイク |
|---|---|
4,000円 | 1,000円 |
海の森公園は海底トンネルを通る立地にあるため、徒歩や自転車、原動機付き自転車での来場はできません。これは道路交通法上の制約によるもので、会場へのアクセスは限られた手段に限定されています。
また、タクシーでの来場は可能で、会場にはタクシー専用の乗降場が設けられてます。ただし、タクシーアプリによる個別の配車は周辺道路の混雑を招く可能性があるため、控えるように求められています。
お問い合わせ・SNS
「チケットのことを詳しく知りたい」「グッズやアクセス情報がよくわからない」など、メトロックに関する疑問や質問があるときは、公式サイトに用意されている専用のお問い合わせフォームから連絡するのが一番確実です。
また、メトロック2026については現時点ではまだ公式な発表は出ていません。最新情報は公式サイトやSNSで随時更新されるので、「行きたい!」と思っている方は、早めにチェックしておくのがおすすめです!
【各種SNS】
フェスの豆知識

フォトスポットメトロック
メトロックでは、会場内に設置された多彩なフォトスポットも来場者の楽しみの一つとなっています。会場内にはテレビ番組の美術セットで使用された廃材を再利用したアート作品が展示されており、これらはフォトスポットとして人気です。音楽の合間にフォトスポットを巡ることでフェスの思い出をより豊かに彩ることができます。訪れた際は、ぜひお気に入りのスポットで写真を撮ってみてください。
日本で開催されるその他のフェス

日本のその他の祭り
メトロック以外にも、日本には素晴らしい音楽フェスティバルが数多くあります。それぞれ独自の魅力と特徴を持ち、音楽ファンを魅了し続けています。以下に代表的なフェスをまとめてみました。
JAPAN JAM(ジャパンジャム)
千葉・蘇我スポーツ公園で開催されるJ-ROCK好きにはたまらない邦楽バンド中心のフェス。 広い芝生エリアで、レジャーシートを敷いてのんびり聴けるのが魅力!初心者でも参加しやすく、家族連れにもおすすめです。
ULTRA JAPAN(ウルトラ・ジャパン)
東京・お台場で開催される世界的EDMフェス「ULTRA」の日本版。海外のトップDJが集結し、圧巻のパフォーマンスでダンスミュージックファンを熱狂させます。都市型フェスなのでアクセスも抜群!
SUMMER SONIC(サマーソニック)
東京(千葉)と大阪で同時開催される、ジャンルレスな音楽フェス。ロックもポップもエレクトロも楽しめるから、音楽の幅広い魅力を味わいたい人にぴったり!国内外の人気アーティストが多数出演し、毎年話題を呼んでいます。
まとめ
メトロックは、春の東京・大阪を彩る日本屈指の都市型音楽フェス!ロックを軸に、ポップスやヒップホップ、話題の新鋭アーティストまで多彩なラインナップがそろい、その年の音楽シーンの「今」を体感できます。潮風が心地よい開放的なロケーションに、美味しいフェス飯やフォトスポットも満載。5月の爽やかな空気の中、音楽とともに最高の週末を過ごせる特別なフェス体験を味わってみてください!
よくある質問
メトロックは毎年開催されていますか?
2013年にスタートし、ほぼ毎年(2020〜2021年は開催中止)開催されています。
メトロックとはどんなイベントですか?
国内有数のロック系野外音楽フェスティバルです。ジャンルを超えた人気アーティストが出演し、音楽はもちろん、グルメや開放的なロケーションも楽しめるイベントとなっています。
メトロックは何日開催されますか?
例年、東京と大阪の2会場でそれぞれ2日間ずつ(計4日間)開催されます。2025年は東京のみの開催となりました。
メトロックのチケットはいくらですか?
1日券は14,000円、2日通し券は27,000円です。
メトロックにはいくつのステージがありますか?
メトロック2025では全部で4つのステージが設置されました。メインステージの「BLUE OCEAN」と「GREEN FOREST」そして若手・新世代アーティストを中心とした「RED SUNSHINE」「WHITE FIELD」です。
メトロックは撮影できますか?
メトロックでは公演中の撮影・録音・録画はすべて禁止されています。
メトロックではダイブは禁止されていますか?
メトロックではダイブやモッシュなどの危険行為は固く禁止されています。






