Mastercard（マスターカード）とは？

Mastercard（マスターカード）は世界中で使われている国際ブランド。世界シェア2位、利用者数や加盟店数はVISAに比べても遜色なく、クレジットカードが使えるお店であればほぼ使えるカードです。

世界最速の決済ネットワークを運用し、世界210を超える国や地域の一般消費者、金融機関、加盟店、政府、企業などに利用されています。

MasterCardの作り方

マスターカードの会社自身がカードを直接発行しているわけではないので、マスターカードを作りたい場合はどの種類のカードを作りたいかを先に決めておいて、提携先のカード発行会社へ申し込みすることになります。各カードそれぞれ受けられる特典が違うので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。（Mastercardを発行している機関は後述）

MasterCardのカードの種類

• Mastercardクレジットカード

  はじめてクレジットカードを持つ人からベテランのビジネスマンまで、あらゆる人のニーズに合った種類が用意されている。（詳細は後述）

• Mastercardデビットカード

  口座残高、利用限度額内での即時決済で現金のように管理ができる。

  楽天銀行、住信SBIネット銀行、株式会社トマト銀行での取り扱い。（詳細は後述）

• Mastercardプリペイドカード

  現地での両替が不要で現金やトラベラーズチェック代わりに利用できる。

  au PAYプリペイドカード、JAL Global WALLET、マネパカード、WebMoneyプリペイドカード/WebMoneyプリペイドカードLite、Mastercardキャッシュパスポートプラチナ、Orico Prepaid Card、d CARD PREPAIDなどがある。

• Mastercardビジネスカード/コーポレートカード

  大企業・中小企業・個人事業主向けの法人カード。ビジネスプラチナ、ビジネスゴールド、ビジネススタンダード、コーポレートゴールド、コーポレートスタンダードなどがある。

Mastercardクレジットカードの種類

• スタンダードMastercardカード

  日常的なニーズに応えてくれるクレジットカード。一人暮らしなど、経済的自立をするタイミングで最初に持つカードとして最適。

• ゴールドMastercardカード

  信用実績を確立させると持つことができる。スタンダードMastercardカードの良さはそのままに、保険やサービスなどが充実。高級レストランでの優待、出張や旅行に利用できるサービスが受けられるTaste of Premiumという優待制度が利用可能。

• プラチナMastercardカード

  高額の支払いにも対応できる。高級レストランでの優待、出張や旅行に利用できるサービスが受けられるTaste of Premiumという優待制度が利用可能。

  株式会社オリエントコーポレーション、株式会社ジャックス、三井住友カード株式会社、三井住友トラストクラブ株式会社、楽天カード株式会社での取り扱い。

• ワールドMastercardカード

  高額の支払いにも対応できる。高級レストランでの優待、出張や旅行に利用できるサービスが受けられるTaste of Premiumという優待制度が利用可能。

  三井住友トラストクラブ株式会社、株式会社ジャックス、株式会社アプラスフィナンシャルでの取り扱い。

• ワールドエリートMastercardカード

  ユーザーの都合にあわせた最上級のサービスを受けられる。高級レストランでの優待、出張や旅行に利用できるサービスが受けられるTaste of Premiumという優待制度が利用可能。

  マスターカードゴールドカード（Mastercard Gold Card）、マスターカードブラックカード（Mastercard Black Card）、マスターカードチタンカード（Mastercard Titanium Card）はラグジュアリーカードでの取り扱い。

  TRUST CLUB ワールドエリートカードは三井住友トラストクラブ株式会社での取り扱い。

Mastercardデビットカードの種類

マスターカードにはスタンダードデビットカードとプラチナデビットカードがあります。

• 楽天銀行

  Mastercardデビットカード

• 住信SBIネット銀行

  デビット付キャッシュカード・ミライノデビット

• 株式会社トマト銀行

  トマト Mastercardデビット

MasterCardが使えるモバイル決済

• Google Pay

  JACCSクレジットカード、ライフカード、三井住友カード、楽天カードなどのMastercardが使えます。

• Apple Pay

  三井住友カード、ANAカード、Amazon Mastercard、近畿日本ツーリストカード、JAFカード、Ｔカードプラス、慶應カードなどのMastercardが使えます。

• PayPay

  Yahoo!カード、楽天カード、オリコカード、リクルートカードなどのMastercardが使えます。

Masterpass（マスターパス）とは

Masterpass（マスターパス)は簡単で安全なオンライン決済ができるMastercardが提供する電子ウォレットです。2013年に提供が開始されて以来、現在世界4万以上のオンラインストアで導入されています。

手持ちのクレジットカード情報と配送先情報を登録するだけで、オンラインでも実店舗でも、Masterpass対象加盟店であれば簡単にパソコンやスマホでショッピングができます。アカウントを作成すればチェックアウト処理の入力が不要となるので、時短にもなり便利。MasterCardだけでなく、JCB、American Express、VISAなど他社のブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードでも登録が可能です。手数料は無料、masterpass.comにて登録できます。

【Masterpass利用の流れ】

1. カートに商品を入れる
2. Masterpassボタンをクリック
3. ログインする
4. 利用する決済カードと配送先住所を選択
5. 「続ける」をクリック
6. 注文内容を確認
7. 注文確定

【安全性】

気になる安全性ですが、Masterpassは個人情報を安全に保存することを最優先しており、機密保持にはMastercardの最新技術が活かされています。

【サポート対象】

Masterpassは、Chrome、Firefox、Safari、Internet Explorer 11以降のバージョン、iOS 6以降およびAndroidのタブレットやモバイルデバイスをサポートしています。

Mastercardコンタクトレス決済

MastercardコンタクトレスはMastercardがサービスを提供している非接触決済です。いわゆるタッチ決済で、決済端末にMastercardコンタクトレスに対応するカードやスマホをかざせば支払いを済ませることができます。

かざすだけで支払いが完了するので、カードの紛失やスキミングなどの偽造のリスクを低減させることができるとして人気が出てきています。日本ではまだあまり使われていませんが、今後、導入店舗が増えて普及が広がることが期待されています。

Mastercardを発行している機関

• 株式会社青山キャピタル
• アコム株式会社
• 株式会社アプラス
• 株式会社イオン銀行
• auペイメント株式会社
• 株式会社NTTドコモ
• NTTファイナンス株式会社
• 株式会社オリエントコーポレーション
• きたぎんユーシー株式会社
• きらやかカード株式会社
• 株式会社クレディセゾン
• KDDI株式会社
• 株式会社ジャックス
• 住信SBIネット銀行株式会社
• 株式会社セディナ
• ちば興銀カードサービス株式会社
• トマトカード株式会社
• 株式会社トマト銀行
• トヨタファイナンス株式会社
• ポケットカード株式会社
• マスターカードプリペイドマネージメントサービシーズジャパン株式会社
• 株式会社マネーパートナーズ
• 三井住友カード株式会社
• 三井住友トラストクラブ株式会社
• 三菱UFJニコス株式会社
• 株式会社UCS
• ユーシーカード株式会社
• 株式会社ゆうちょ銀行
• ライフカード株式会社
• 楽天カード株式会社
• 楽天銀行株式会社
• りそなカード株式会社
• 株式会社労金カードサービス
• ワイジェイカード株式会社

Mastercardの特典

マスターカードではさまざまな特典が提供されています。特典の内容は随時更新されます。

• お食事一名様分無料プログラム

  Mastercardで一名分のメイン料理が無料！www.onedinesfree.comで席を予約し、Mastercardカードで支払うと優待が受けられます。

• Uberの乗車料金初回1500円OFF

  Mastercardで支払うとUberの乗車料金がお得に！東京、名古屋、大阪、京都、福岡、広島の地域限定、期間限定サービスです。

• 世界中すべてのレンタカー料金が5%割引

  世界最大のオンラインレンタカーサービスRentalcars.comでのすべてのレンタルが5%OFFになります。

日本でMastercardが使える場所

オンラインショッピング

多くのオンラインストアでの決済に利用できます。

アプリ内課金

さまざまなアプリの購入、課金に利用できます。

実店舗でのショッピング

マスターカードのマークのあるお店で支払いができます。

ギャンブルサイト

オンラインカジノやブックメーカーで利用できます。

MasterCardが使えるオンラインカジノ

• マスターカードは多くのオンラインカジノで決済手段として採用されています。
• アルフカジノ
• インターカジノ
• ウィリアムヒル
• エルドアカジノ
• エンパイアカジノ
• カジノエックス
• カジノデイズ
• カジ旅
• クイーンカジノ
• ジャックポットシティ
• ジョイカジノ
• スロッティベガス
• 10ベット
• トラストダイス
• ネットベット
• バオカジノ
• プレイアモ
• ベットティルト
• ベラジョンカジノ
• ボンズカジノ
• ライブカジノハウス
• ラッキーデイズ
• レオベガス
• ロイヤルパンダ
• ロトランド

MasterCardが使えるブックメーカー

ブックメーカーでもマスターカードは決済手段として人気です。

• ウィリアムヒル
• スピンスポーツ
• スポーツベットアイオー
• ネットベット
• ピナクル
• ビーウィン
• マラソンベット
• ワンバイベット
• 188ベット
• 22ベット
• SBOベット

手数料など

• 海外事務手数料一例

  • 三井住友カード2.20％
  • 楽天カード1.63%
  • 三菱UFJニコスカード2.16%
  • ジャックスカード1.63%

• 基準レート

  「Mastercard Currency Conversion Calculator」からチェックできます。

  1. 「Your Card Currency」を選択
  2. クレジットカード決済通貨、JAPANESE YEN-JPYを選択
  3. 「Transaction Currency」に旅行先の通貨を選択
  4. 「Bank Fee」に「0」と記入
  5. 「Transaction Amount」に「1」と記入
  6. 「Transaction Date」に日付を入力
  7. 「CALCULATE」をクリック
  8. 基準レートが表示される

Mastercardのブランド

• Mastercard（マスターカード）

  マスターカードのメインブランド。

• Maestro（マエストロ）

  マスターカードが提供しているオンラインデビットカード。

• Cirrus（シーラス）

  マスターカードが展開しているATMのネットワーク。

メリットとデメリット

【メリット】

• 決済機能が優れている
• VISAと並んで加盟店数が多い
• いろんな特典がある
• コストコで利用できるのはマスターカードだけ

【デメリット】

• プロパーカードがない
• トータルで見るとVISAには負ける（世界シェア2位）

その他の支払い方法

• VISA（ビザ）

  VISAは世界中でシェアナンバーワン、知名度も世界一の国際ブランドです。クレジットカード、デビットカード、ギフトカード、プリペイドカード、Vプリカなどの種類があります。

• American Express（アメリカンエキスプレス）

  ステータスが非常に高い国際ブランドカードです。日本では昔は決済に使えるところが少ないと言われていたのですが、JCB加盟店開放契約を結んでからは使えるお店が増加し、問題なく使えるカードとなりました。

• JCB（ジェイシービー）

  JCBは信頼の日本印。一般カードからプラチナカードまでユーザーに合わせた多くの選択肢があるというのも嬉しい。海外で使うとなると若干の不安が残りますが、国内だけで使うなら断トツ安心して使えるカードといえます。

• PayPal（ペイパル）

  ペイパルは電子送金による支払いが可能なオンライン決済手段です。いったん必要情報を入力すれば次からはログインするだけで支払いが可能なので非常に簡単。モバイルでの決済方法として今、世界で最も利用されているサービスです。

• LINE Pay（ラインペイ）

  ラインペイはアプリ内の残高を使って支払うプリペイド式の決済手段です。専用アプリのダウンロードは不要で、「LINE」内の右下にある「ウォレット」ボタンから利用できます。

よくある質問