貴船神社(Kifune Shrine)
貴船神社(きふねじんじゃ)は、京都市左京区鞍馬の山あいにある日本の神社です。清流・貴船川は賀茂川の源流にあたり、御所の真北に鎮座することから「京都の水源を守る神」として古くから朝廷に大切にされてきました。夏は涼を求めて訪れる人々でにぎわい、冬は雪景色が幻想的な姿を見せるなど四季折々の表情も魅力。ここではそんな貴船神社についてWiki風に紹介しながら、さらにユニークなエピソードを交えて詳しく解説していきます。

基本情報
貴船神社は全国に約500社を数える貴船神社の総本宮です。御所の真北に鎮座することから、「京都の水源を守る神」として歴代朝廷からも大切にされてきました。尚、「貴船」の読み方は神社の場合、き「ふ」ね、地名や駅名の場合はき「ぶ」ねと読みます。水の神様であることから水が濁らないように、ということで神社は濁らずに「きふね」と言います。
平安時代の歌人・和泉式部が祈願に訪れ、冷めた夫との愛を取り戻したというエピソードから縁結びの社として人気です。又、毎年5月から9月ごろにかけて川沿いに点在する料理旅館や茶屋が貴船川に設ける食事席「川床(かわどこ)」も有名で、市内よりも気温が低いこの地域は避暑地として夏には大勢の人が訪れます。近年は日本を旅する人々の貴船神社のクチコミの件数も多くなっており、外国人観光客も大勢訪れる場所となっています。禅庭園の美しさを体現する龍安寺と並んで、日本でも最も有名な観光名所のひとつであり、地元住民や外国人観光客の注目を集めています。
✔️ 名称 | 貴船神社(Kifune Jinja) |
|---|---|
📍 所在地 | 京都市左京区鞍馬貴船町180 |
👉 創建 | 伝・反正天皇の時代 |
🌐 公式サイト |
概要

主な情報について貴船神社
貴船神社は鴨川の源流である清流を抱き、鞍馬山と貴船山にはさまれた狭い谷間に鎮座する日本の神社です。都の水を供給する水源の神として古くから信仰を集めてきました。貴船神社のその特徴は水神・高龗神を祀る点にあります。農業や電力関係に限らず、水道、飲食、醸造、染色、浴場など水に関わる業種の人々から厚い信仰を受け、火伏せや消防の神としても敬われています。境内に湧く神水は貴船から流れる京都の水脈の源流であり、今も訪れる人々が飲用できる清らかな水です。さらに貴船神社の神秘的な雰囲気は写真映えするスポットとして人気を集め、秋には紅葉の名所として多くの観光客が訪れるなど、四季折々の美しさが楽しめる観光名所として広く知られています。
祀られている神様について

ホンゴウの主聖域
「貴船神社はなんの神様?」と訪れる時に疑問に思う方も多いでしょう。ズバリ、日本の「水の神さま」として広く知られています。神社境内にある本宮・結社・奥宮それぞれで祀られている神様には少しずつ異なる由来やご利益があります。ここでは三社ごとに、その神様について詳しく紹介します。
本宮 ― 水をつかさどる高龗神
本宮に祀られているのは高龗神(たかおかみのかみ)。貴船神社の中心となる神様
で、清流や雨を司る水神です。豊かな恵みを与えると同時に、水害を鎮める力を持つとされており、古くから京都の水源を守る神として朝廷や人々に信仰されてきました。
結社 ― 縁と寿命を見守る磐長姫命
結社(ゆいのやしろ)に祀られる磐長姫命(いわながひめのみこと)は、桜の女神として知られる木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉神です。妹と比べて容姿は優れていなかったと伝えられますが、不老長寿を象徴する力を持つ女神であり、長寿と縁結びのご利益があるとされています。恋の悩みを抱えた平安時代の歌人・和泉式部が参拝したという逸話も有名です。
奥宮 ― 静謐な森に宿る高龗神と船玉神
奥宮には、ー本宮と同じ高龗神が祀られており、こちらは特に秘められた力を持つ神域とされています。また、船や乗船者を守る船玉神(ふなだまのかみ)としての性格も伝わっており、水運や航海安全の神としても信仰されてきました。境内には「船形石」と呼ばれる巨石があり、社名「貴船」の由来とされる「貴い船」の伝説に結びついています。
ご利益について
貴船神社は古くから「気生根(きぶね)」と記され、生命力の源と考えられてきました。その清らかな力に触れることで活力を得られると伝えられています。貴船神社のご利益は「開運招福」「縁結び」「願望成就」と幅広く、京都でも特に厚い信仰を集めてきました。歴代の朝廷も深い信仰を寄せ、日照りには黒馬、長雨には白馬や赤馬を奉納して祈雨・止雨を祈願し、疫病や災厄の際には勅使を派遣して祈りを捧げるなど、今もなお“水の神”の聖地として崇敬されています。
さらに、四季折々に変わる自然の美しさも大きな魅力です。夏の涼やかな参道、秋の紅葉、冬の雪灯籠といった景観は訪れる人々を魅了し、写真映えのスポットとしても人気を集めています。ご利益と自然の両方を味わえる京都貴船神社は、日本を代表する観光名所であり、「必ず訪れたい場所」として国内外の旅行者から注目を浴びています。歴史・信仰・景観のすべてが揃った特別な地として、多くの人に愛され続けています。
歴史

【ロケ】水の神&縁結びの神&呪いの神,貴船神社!上賀茂神社とかつて法廷闘争?祠を作るところは見せられない!?貴船神社に行く前に是非ご覧ください!貴船神社については多分どの動画よりも詳しいと思います!
京都 貴船神社の創建年代は不詳です。社伝によると反正天皇(5世紀前半に実在したとみられる天皇)の時代の創建と言われています。一説によると、神武天皇の母である玉依姫命が黄色い船に乗って淀川・鴨川・貴船川を遡って当地に上陸し、水神を祭ったのが始まりとされています。社名の由来はその「黄船」。奥宮境内にある「御船型石」が、玉依姫命が乗ってきた船が小石に覆われたものと伝えられています。
天武天皇白鳳6年(666年)にはすでに社殿造替えが行われた記録が社伝(神社の歴史や由来、祭神などについて記された資料)にあることから、貴船神社の歴史は極めて古いと考えられています。平安時代には水源を守る神として崇敬を受け、雨乞い・雨止めの神事が行われました。1046年(永承元年)に社殿が流失し、1055年(天喜3年)、現在の本宮の地に社殿を再建・遷座され、もとの鎮座地は奥宮とされました。
その後、上賀茂神社の摂社(本社に付属し、その祭神と縁故の深い神を祀る神社のこと)とされていましたが、1871年(明治4年)に独立。和泉式部が夫との復縁を祈願して叶ったという伝承や、鞍馬寺で幼少期を過ごした遮那王(源義経)が平家討滅を祈願しに訪れたという伝えも残り、歴史上の人物とも深いつながりを持つ日本の神社として知られています。
見どころ

ランタン付き階段貴船神社

結社

ほんみや

おくみや

きぶねのもり
社殿は貴船川に沿って建ち、下流から上流に向けて、本宮・結社・奥宮の三社が鎮座しています。ここでは日本の聖域・貴船神社の見どころやその他、訪れるべき魅力ある場所をご紹介しましょう。
本宮(ほんみや)
貴船神社の表参道の石段を登るとまずはこの本宮に到着します。現在の社殿は平成の御造営事業(大修理)によって、基礎からすべてを一新し建て替えられたものです。社殿前の石垣からは貴船山の霊水とされる神水が湧き出し、これは貴船神社の見どころの一つです。さらに、清らかな水に浮かべると文字が浮かび上がる「水占みくじ」も、この本宮ならではの体験として人気を集めています。
結社(ゆいのやしろ)
貴船神社の中宮にあたる結社は古くから縁結びの象徴として広く知られています。ここに祀られているのは岩長姫命(いわながひめのみこと)。日本の伝承によれば、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が木花咲耶姫を妻に望んだ際、父神が姉である岩長姫を差し出しましたが、受け入れられず深い恥を感じた姫は「ここに留まり、人々に良縁を授けよう」と誓い、祀られるようになったと伝わります。平安時代には歌人・和泉式部が夫の心変わりを憂いて参拝し、歌に託して祈願したところ願いが叶い、この社は「恋の社」として名を広めました。現在も多くの参拝者が愛やご縁を願って訪れます。
奥宮(おくみや)
本宮から徒歩15分ほどの場所に鎮座する貴船神社の奥宮は、創建の地と伝わる森に囲まれた神聖な社です。伝承によれば、玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄色の船に乗り浪花の津(現・大阪湾)から川を遡ってたどり着き、その船を石で囲んで祀ったのが始まりとされます。現在も苔むした石が内殿に安置され、神秘的な雰囲気を漂わせています。貴船神社本殿の真下には龍穴と呼ばれる大きな穴があり、「人が見てはならない聖域」として立ち入りが禁じられています。日本三大龍穴の一つに数えられるこの場所は、古来より強い気が宿るパワースポットとして信仰を集めています。
貴船の杜(きぶねのもり)
「貴船の森」は、古代から守られてきた社叢林で、貴船神社の神域を彩る大切な存在です。杉や檜をはじめ、楓やモミジなど四季を映す木々が生い茂り、夏の深緑や秋の紅葉は訪れる人々を魅了します。森の広さは約3万坪に及び、境内の参道や遊歩道から自然を感じながら散策することができます。自由に奥深くまで立ち入ることはできませんが、鳥や小動物が生息し、神聖な気配が漂っています。静謐な空気に包まれる貴船神社は京都、そして日本を代表する癒やしの観光名所です。
貴船神社の灯籠階段
貴船神社の参道は、朱色の灯籠が整然と並ぶ石段が続く景観で、境内へと導く象徴的な存在です。この貴船神社の階段は四季折々に美しい姿を見せ、特に紅葉に彩られる秋や雪が降り積もる冬には幻想的な雰囲気に包まれ、多くの参拝者や写真愛好家が訪れます。参道を歩けば、石段の厳かな空気と灯籠の柔らかな光が調和し、まさに神域へと続く道の趣。国内外から観光客が絶えない、日本を代表する映えスポットのひとつです。石段は80数段あり、時には滑りやすいこともあるので、歩きやすい靴でいくことをおすすめします。
貴船神社で出来ること

水占(みずうら)みくじ
貴船神社 観光の際は、ただ参拝するだけではもったいない!ここでは訪れたらぜひ体験してほしい、おすすめのアクティビティをご紹介します。
水占(みずうら)みくじ
貴船神社のおみくじはとてもユニーク。霊泉に浮かべると文字が浮かび上がり、恋愛・出産・病気などの運勢を占うことができます。水の神様を祀る日本の神社らしいこの「水占(みずうら)みくじ」は、よく当たると評判です。春日灯籠が並ぶ表参道の石段を登ると本宮に到着しますので、まずは参拝を済ませてから水占みくじに挑戦してみましょう。さらにQRトランスレーターが印刷されているため、外国人の方も自分の言語で読むことができます。
絵馬奉納
なにかを祈願するときや、願いがかなったお礼として神社に奉納する「絵馬」。現在では絵が描かれた木の板が一般的ですが、実はこの絵馬の発祥の地が貴船神社なのです。祭神が水の神様であることから、昔は干ばつのときに黒馬を、長雨のときに白馬を献上し、雨乞いや雨止みを祈願していました。やがて本物の馬の代わりに、馬の絵を描いた木の板「板立馬(いたたてうま)」が奉納されるようになり、それが現在の貴船神社の絵馬へとつながっています。奉納するときは、願い事を書いた面を自分の方に向けて掛けるのを忘れないようにしましょう。
貴船神社のライトアップ

御神体灯明貴船神社
貴船神社では、季節ごとに表情を変えるライトアップが行われています。春の新緑、夏の七夕、秋の紅葉、冬の雪景色――自然と灯りが織りなす幻想的な光景は、旅の思い出に残ること間違いなし。京都観光の際にはぜひ訪れてみたいスポットです。
新緑のライトアップ(春)

(春)新緑のライトアップ
5月の新緑シーズンには、青もみじを照らし出すライトアップが行われます。朱色の灯籠と若葉の緑が鮮やかに映え、初夏ならではの爽やかな景観を楽しめます。
- 2025年5月3日(土)~5月5日(月・祝)
- 日没~20:00
七夕飾りライトアップ(夏)

(夏)七夕飾りライトアップ
夏のシーズンには貴船神社「七夕飾りライトアップ」が開催されます。参道や本宮に朱塗りの灯籠と笹飾りが並び、短冊(100円)に願いを書いて飾ることもできます。期間中は授与所やバスも延長対応です。
- 2025年7月1日(火)~8月15日(金)
- 夕暮れ~20:00(授与所受付は~19:00)
紅葉もみじ灯篭(秋)

(秋)紅葉もみじ灯篭
秋の見どころは「貴船もみじ灯篭」です。本宮・結社・奥宮に加え、貴船口から料理旅館街までの街道沿いがライトアップされ、紅葉と川辺が柔らかな光に包まれます。
- 2025年11月1日(金)~24日(日)
- 日没~20:30
雪のライトアップ(冬)

(冬)雪のライトアップ
冬には雪が積もった日限定で「雪のライトアップ」が行われます。白銀の雪景色と朱色の灯籠が幻想的に映え、参拝者を魅了します。開催日は積雪状況により直前に告知されます。
- 開催日:積雪があった日のみ(不定期)
- 時間:日没~20:00
祭典・神事イベント
水の神を祀る貴船神社では、世の中の平和や国の豊穣、人々の安寧を願い続けてきました。その願いは今に伝わる神事として大切に守り続けています。ここでは貴船神社で毎月行われている祭りやその他イベントの主なものをご紹介します。
月の神事
毎月1日 月次祭(つきなみさい)
- 1月 歳旦祭(さいたんさい)
- 2月 節分祭(せつぶんさい)
- 3月 雨乞祭(あまごいさい)
- 4月 昭和祭(しょうわさい)
- 5月 菖蒲神事(しょうぶしんじ)
- 6月 夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)
- 7月 貴船の水まつり(きふねのみずまつり)
- 9月 菊花神事(きっかしんじ)
- 10月 神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)
- 11月 新嘗祭(にいなめさい)
- 12月 師走の大祓式・除夜祭(しわすのおおはらえしき・じょやさい)
貴船祭について
1年でもっとも重要な祭典が毎年6月1日に行われる「貴船祭」(きふねまつり)というお祭りです。新緑の中を練る神輿と、谷間に響き渡るお囃子の調べが訪れた人々を魅了します。地域や氏子崇敬者の平和を願い、神事と舞楽奉納ののち午後から神輿が巡行し、出雲神楽が奉納されるなど多彩な催しが行われます。
参拝時間
訪れる際には事前のチェックを!貴船神社の参拝時間および授与所・社務所の営業時間は以下の通りです。
参拝時間
貴船神社は終日参拝可能です。社務所・授与所は午前9時~午後5時までで、御朱印や祈祷の受付もこの時間に行われます。
- 5月1日~11月30日:6:00~20:00
- 12月1日~4月30日:6:00~18:00
授与所・社務所
- 9:00~17:00(ライトアップ期間中は延長あり)
- 正月三が日は20:00まで開門
旅行者の間でよくある「貴船神社は何時まで参拝できるのか?」という疑問についてですが、上記の時間内であれば安心して参拝できます。
アクセス方法

アクセス方法 貴船神社
貴船神社へのアクセス方法は以下の通りです。貴船神社場所は市中心部からおよそ30分ほど。周辺は道幅が大変狭く交通渋滞や事故も起きやすいので、公共交通機関での参拝がおすすめです。
電車の場合
叡山電車「貴船口」駅下車(徒歩約30分)
電車とバスの場合
叡山電車「貴船口」駅下車→京都バス35系統「貴船」下車(バス乗車約4分)
車の場合
京都駅から北へ約40分
名神高速東ICから北へ約50分
名神高速南ICから北へ約50分
貴船神社の駐車場は本宮に8台、奥宮に10台有り(2時間800円、延長不可)
台数が少ないので公共交通機関の利用を推奨しています。事前に貴船神社交通の情報をチェックしておきましょう。
チケット
貴船神社の拝観料は「無料」です!チケットや拝観予約などは必要ありません。
貴船神社の豆知識

貴船神社の豆知識
貴船神社にまつわるとっておきのトリビアをまとめました。
京都貴船神社は呪いの神社だった?!
全国に約450社ある貴船神社の総本社である京都貴船神社。良縁や学業成就、水に関する職業の安全にご利益があり、映えスポットも多く国内外から観光客を虜にする神社ですが、そんな人気の貴船神社にも怖~い話があるのをご存知でしょうか?憎い相手に見立てた藁人形を五寸釘で打ち込んでいく、そう!あの「丑の刻参り」。
実は貴船神社はその発祥の地なんです。平安時代、恋人の浮気に激怒したとある女性がその怒りを恨みに変え、貴船大明神に怨みの成就を祈願しました。そして神社裏で丑の刻参りで呪いをかけたことで、夜の貴船神社は呪いのスポットとしても有名になったとか?!縁結びと縁切り、両方の願掛けを司る神社は珍しいですが、できれば縁結びをお願いしたいですね。
全国に約450社?!京都の貴船神社が総本社
全国におよそ450社ある貴船神社。その総本社がここ京都貴船神社です。縁結びや学業成就、水に関する職業の安全などご利益が多く、写真映えするスポットも豊富で国内外から観光客に大人気ですが、実はこの「数の多さ」にもちょっとした秘密があるのをご存知でしょうか?古代から日本人の暮らしに欠かせなかったのが「水」。稲作や漁業、醸造や染色にいたるまで、水の恵みがなければ何ひとつ成り立ちませんでした。だからこそ水の神を祀る信仰は全国へと広がり、なんと450もの分社が誕生することに!あちこちに分社があるのは「困ったときにすぐ水の神に頼れるように」という人々の切実な願いの表れでもあるのです。こうして京都の本社は、まさに「水信仰の総本山」として特別な存在となりました。
貴船神社のお守りはちょっと特別?!
良縁や学業成就で知られる京都貴船神社ですが、実はここで授与される貴船神社のお守りにはちょっとユニークなものがあるのをご存知でしょうか?定番の縁結びのお守りはもちろん、水の神を祀る神社らしく「水難除け」や「火伏せ」のお守りまで揃っているんです。特に人気なのが「結び守」。赤と白の糸が絡み合った可愛らしいデザインで、カップルや友人同士で持つと縁が深まるといわれています。ほかにも、飲食業や温泉業、染色業といった「水を扱う仕事」に特化した珍しいお守りもあり、思わず手に取りたくなるはず。観光で訪れたら、映える写真だけでなく自分にぴったりのご利益を授かれる一品を探してみるのもおすすめです。
日本にある他の有名な神社

キフネ寺以外の日本で有名な聖地
日本各地には歴史と伝統を誇る名社が数多く存在します。貴船神社とあわせて巡れば、神社ごとの特色や信仰の広がりをより深く感じられるでしょう。
明治神宮(めいじじんぐう)東京都
明治 神宮は東京都渋谷区にある、明治天皇と昭憲皇太后を祀っている歴史ある神社です。都会の真ん中にありながら広大な森に囲まれた自然あふれる神聖な場所で、常に多くの人が参拝に訪れます。初詣の参拝者は日本一を誇ります。
出雲大社(いずもたいしゃ)島根県
縁結びの神様として有名!大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る神社で、恋愛や人とのご縁を願う人に大人気。日本神話で「縁をつかさどる神」とされ、旧暦10月には全国の神様が集まると言われています。
- 金閣寺(きんかくじ)京都府
金箔が貼られた三層の舎利殿が美しく印象的な京都の禅寺です。正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といいますが、金箔が貼られた三層の舎利殿が美しく印象的なことから、やがてお寺全体で「金閣寺」と呼ばれるようになりました。
まとめ
京都市は意外と広く、清水寺や金閣寺、二条城といった観光名所が市街地に集中していますが、貴船神社は京都市街から少し離れた左京区・鞍馬の山あいにあります。そのため中心部よりも気温がやや低く、夏でも涼やかな空気と深い緑に包まれた独特の雰囲気を楽しむことができます。日本古来から「京都の水源を守る神」として信仰され、現在ではパワースポットとしても人気の高い貴船神社。レビューでも「一度は行ってみたかった」「念願が叶った」という声が多く寄せられる憧れの観光地です。京都 貴船神社、皆さんもマイナスイオンを浴びにぜひ訪れてみて下さい!
よくある質問
貴船神社周辺はどのぐらいの時間で歩くことができますか?
最寄り駅である叡山電鉄「貴船口」から神社までの所要時間は徒歩約30分です。神社内は本宮、奥宮、結社と全部回れば往復で約1時間半ほどかかります。
貴船神社ってどんな神社ですか?
水の神を祀る水神の総本山です。縁結びの神様として、また、パワースポットとしても有名です。
貴船神社はどこにありますか?
京都市左京区鞍馬貴船町にあります。京都駅からはおよそ18km離れており、電車とバスを乗り継いで約1時間ほどでアクセスできます。
貴船神社の見どころは何ですか?
たくさんありますが、まずは本宮参道の両側に灯篭が連なる石段ではないでしょうか。幻想的な雰囲気で写真スポットとしても有名です。
貴船神社の素晴らしいところはどんなことですか?
「京都の奥座敷」と呼ばれる通り、山あいに広がる神秘的な雰囲気に包まれたパワースポットで心が癒されることです。また、春の新緑、夏の涼やかな川のせせらぎ、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々で異なる美しさを楽しめるのも大きな魅力です。






