関西ツーリズムビューロー

基本情報

関西ツーリズムビューローは、関西の自治体、経済団体、観光団体等が参画し、オール関西で迅速かつ効果的に観光産業に向けた政策を積極的に行っている団体です。関西が誇る豊富な文化資源を観光へ繋げ活用を行うべく、観光振興に取り組んでいます。官民の組織にとらわれず、その自由度と広域性が発揮されていることが特徴です。

観光事業においては外国人観光客の動向調査や情報提供、文化振興事業においては「関西文化の日」を実施し、（関西一円の美術館、博物館等文化施設が参加し、11月中の入場料を無料とする取り組み）情報発信事業においては「Kansai Window」等ウェブを活用した情報発信を行っています。

メンバーは関西経済連合会会長の松本正義氏（住友電気工業株式会社 代表取締役会長）を理事長とし、理事14名、評議員4名、関西広域連合をはじめとする構成団体は51団体、オブザーバー11団体、会員は2024年10月時点現在で261社という大規模なまさに「オール関西」の組織です。

会社概要

関西ツーリズムビューロー  (一般社団法人　関西観光本部）は、関西の自治体、経済団体、観光振興団体、観光関連を中心とした民間事業者等が参画し、府県や官民の枠にとらわれない組織として、その自由度と広域性を発揮しながら、関西広域でのインバウンドをはじめとする観光振興に取り組んでいます。主な役割としては関西の観光情報の収集、発信やインバウンド観光による基礎データの収集や共有、関係各所との連携などがあります。

主な内容

すぐにでも関西に行きたくなりそうな魅力満載の「関西ツーリズムビューロー」その内容を詳しくみていきましょう。

関西観光のヒント

「関西」といっても広範囲に及ぶもの。四国や東海の一部も含めた２府8県でぜひ訪れたい場所を関西経験者別に紹介しています。

• 初心者向け

  まずは何と言ってもかつての都であった京都へ向かいましょう。寺社建築をはじめ17もの文化遺産が残されており、日本らしい美しい建築様式が堪能できます。公共交通機関も発達しており初心者でも安心。その他グルメや素敵なお土産も充実している京都は外せません。

• 中級者向け

  何度か大阪や京都を訪れたことがある人は、そこから少し足を延ばしてみるのもいいかもしれません。皇室の御先祖「伊勢神宮」でお伊勢参りや、夏には徳島県で行われる最大行事「阿波おどり」の観覧などもおすすめです。いずれも大阪や京都から電車やバスで2,3時間とアクセスも良好です。

• 上級者向け

  関西にはもう何度も来たことがあるという人は、日本人でさえあまり知らないような場所を訪れたり、エンターテイメントを経験しても良いでしょう。例えば、福井県若狭で若狭塗のお箸をを作る体験や、日本の伝統芸能である人形浄瑠璃や歌舞伎、狂言の鑑賞、ジャズ愛好家ならジャズ発祥地の神戸でライブを堪能するのもおすすめです。

関西でするべきこと

グルメ、文化遺産、四季折々の食べ物や行事の紹介、スポーツやイベントなど各カテゴリーごとに訪れたくなるような魅力満載の情報が詰まっています。例えば食に関しては神戸牛や松阪牛など有名グルメはもちろんのこと、冬の越前ガニや伊勢志摩の牡蠣、福井のサバのへしこ、など奥の深い食の紹介もあります。

関西旅のお役立ち情報

• アクセス

  世界各国から関西国際空港までの所要時間や、日本国内各地から大阪までのアクセス方法と所要時間、関西地域内の各所アクセス方法を案内しています。

• 観光に役立つ情報

  手ぶら観光サービス（Japan Hands Free Travel）やフリーW-iFiの案内、緊急時の対処方法、連絡先、関西にある各国大使館の案内、そしてムスリムの観光客のために礼拝施設の場所、ハラル対応レストランの情報もあります。

• 宿泊、レストラン情報

  関西の広範囲にわたり、ホテルやレストラン情報を掲載。関西一円だけでなく、四国地方、中国地方、中部地方の情報もあります。

関西旅の人気ルート

関西旅行には、多様なテーマを持つ周遊プランが提案されています。その中の一例として、「大阪や神戸といった都市部からアクセスしやすい有馬温泉や六甲山、さらに神聖な雰囲気の比叡山を巡る旅」が挙げられます。このプランでは、大阪、神戸、滋賀をまたぐ移動を、バス、電車、ケーブルカーといった公共交通機関を活用してスムーズに楽しめるよう計画されています。宿泊先には、有名なリゾートホテルや温泉宿が選ばれており、旅の中で異なる山々の景色を眺めたり、地元の美味しい食事や温泉を堪能できるようになっています。自然と文化、癒しを一度に満喫できる、魅力あふれるプランです。

まとめ

昔から観光先として根強い人気を誇っている関西地区ですが、ここ数年のインバウンド観光客増加により、その人気はさらなる飛躍を遂げました。このような安定した組織による戦略の成功とも言えるでしょう。そして2025年にはいよいよ「大阪・関西万博」が開催されます。関西の魅力を国外にも大いに発信し、そして関西の観光振興によって日本経済も潤うことを期待したいところです

よくある質問