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山川穂高(Hotaka Yamakawa)

山川穂高(やまかわ・ほたか)さんは現在、埼玉西武ライオンズに所属し、内野手として活躍するプロ野球選手です。球界を代表する長距離砲の選手として知られています。ここではそんな山川穂高さんのプロフィールを紹介しながら、その人物像に迫ります。

by  Mitsuyo Yamamoto

目次
山川穂高

プロフィール

山川穂高(やまかわ・ほたか)さんは沖縄県出身のプロ野球選手です。現在は埼玉西武ライオンズに所属しており、業界屈指のホームランバッターとして活躍。2022年6月にはプロ野球史上日本人最速となる通算200本塁打を達成しました。

小学校の頃に野球を始め、中学校の時に所属したチームSOLA沖縄では一塁手として全国大会出場。中部商業高校時代は甲子園出場経験はないものの、2年生時の秋から4番・右翼手を務め、高校通算27本塁打を放ちました。

富士大学時代は1年生の春から4番を務め、北東北大学野球秋季リーグでは打点王を獲得。2年生の時に第38回日米大学野球選手権大会の日本代表に選ばれ、3年生の時には第26回アジア野球選手権大会の日本代表に。4年生の時には春季リーグで指名打者のベストナインを獲得しました。

2013年、プロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズに2巡目で指名を受け入団。2022年6月26日には楽天戦で通算200本塁打を史上最速で達成、本塁打王と打点王のタイトルも獲得。2023年には第5回WBC日本代表に選出されました。

プライベート

幼少の頃の家族構成はお母様との2人家族。母子家庭で育つも熱心な教育を受け、幼稚園の頃から書道、他にも水泳やアイススケートにも通い、書道の腕前はなんと八段。小学生の頃から習いはじめたというピアノは、中学生の時に合唱コンクールで伴奏を務めたり、ご自身の結婚式でサプライズ演奏する程の見事な腕前だということ。

ニックネームは沖縄の豚を由来とする「アグー」。大きな体がチャームポイントの山川穂高さんは高校時代からそう呼ばれており、これは自らXのアカウントで「@AGU1123」と利用しているぐらい、自他共に認めるあだ名のようです。結婚相手は富士大学時代の1年先輩で元ソフトボールの選手、麻衣子さん。7年越しの恋愛が実り、さらに今、奥様との間には2019年5月に誕生した1人娘の真央ちゃんがいらっしゃいます。

選手としての特徴

山川穂高さんは「球界屈指の長距離砲」と呼ばれる、圧倒的な長打力を誇るパワーヒッターです。左足を高く上げて勢いをつけ、フルスイングで全体重をボールにぶつけていくのが特徴。100キロ越えの屈強な体格を生かした豪快なスタイルで、2018年、2019年、2022年にはホームラン王にも輝いています。

山川穂高の選手特徴

活躍の軌跡

山川穂高さんは那覇市立城北小学校3年の時に友達に誘われて野球を始めました。中学時代は硬式野球チームのSOLA沖縄に所属、一塁手として全国大会で3位の成績を獲得。スポーツが盛んなことで知られている県立の共学校の中部商業高校に進み、野球を辞めたいという悩みを抱えつつも2年生の秋から4番を務めて県大会優勝。高校時代は「練習の虫」と呼ばれていたそう。それではここで、そんな山川さんの足取りを辿ってみましょう。

大学時代

高校卒業後、野球部の監督にスカウトを受けて岩手県花巻市にある私立大の富士大学に進学、硬式野球部に入部。1年生の時から4番として主力選手として活躍し、2年生で第38回日米大学野球選手権大会の日本代表に選出、3年生で第26回アジア野球選手権大会の日本代表に選出。4年生の時に春季リーグで指名打者のベストナインを獲得。東アジア競技大会では大学生で唯一日本代表に選出され、金メダル獲得に貢献。

2013年

ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに指名されて入団。契約金は7,000万円、年俸推定1,200万円。

2014年

2014年6月21日の対横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初出場。5月にミズノ月間MVPを獲得。フレッシュオールスターゲームでホームランを打ち優秀選手賞を受賞のほか、スポーツニッポン選定の新人賞を受賞。

2015年

開幕を一軍で迎えるも出場することはなく二軍に降格。

2016年

二軍で22本塁打を放って8月に一軍に昇格。2打席連続本塁打を2回記録し、9月の千葉ロッテマリーンズ戦で2桁本塁打を達成。

2017年

開幕を一軍で迎えたものの、成績不振で二軍に降格。6月に一軍に復帰、7月の楽天戦で代打同点3号ホームラン。8月だけで9本塁打を量産、月間MVPを受賞。9月に入ってからはスタメン出場、9月と10月に2か月連続で月間MVPを獲得。アジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表に選出されて出場。

2018年

開幕から4番を務め、3月と4月の月間MVPを獲得。全試合に4番で出場し、本塁打王のタイトルを獲得。ベストナインとMVPを受賞。

2019年

5月の北海道日本ハムファイターズ戦で通算100本塁打を達成。全143試合に出場し2年連続で本塁打王を獲得。

2020年

開幕から4番を務めるもののl打撃不振に陥り、また、10月31日に右足首痛で一軍登録を外される。

2021年

3月の日本ハム戦でシーズン初ホームランを記録するも、左ハムストリングスの肉離れで1ヶ月戦線を離脱。

2022年

5月に3年ぶり6度目の月間MVPを受賞。6月の楽天戦で史上最速通算200本塁打を達成。本塁打王と打点王のタイトルを獲得。

2023年

第5回WBC日本代表に選出され、準決勝のメキシコ戦で代打で出場。開幕は一軍で迎えたものの、ホームランが出ず二軍落ち。5月11日に再登録されるも、同日、東京都内のホテルで知人の女性に性的暴行をした疑いがあるとして警視庁が捜査していると週刊誌に報じられ、5月23日に書類送検される。その後不起訴となったことを受けて西武は9月4日に無期限の公式試合出場停止処分にすることを発表。現在は推定年俸2億7000万円から大幅減俸で単年契約を提示したとみられるが、山川選手は故障者特例措置に伴って取得した国内フリーエージェント権の行使を決断。現在、移籍先として獲得を検討している球団はソフトバンクのみとのこと。

山川穂高。全部ホームランや!

まとめ

山川穂高さんは100キロ越えの恵まれた体格から豪快なスイングを繰り出す、令和のスター選手です。書道やピアノなど、芸術的でアカデミックな方面の才能も併せ持ち、まさに文武両道を地でいっています。見かけはパワフル、中身は繊細、というその姿は、見ている者に勇気と希望を与えてくれますね。これからも「全打席ホームランを狙っている」というご本人の言葉通り、球界を代表するスラッガーとして活躍して行って欲しいと思います。