松本人志
幼なじみの浜田雅功さんとお笑いコンビ・ダウンタウンとして活躍している松本人志さん。80年代後半に自分たちの冠番組を持った彼らは、日本の若者の間で爆発的なポップカルチャーとなりました。ここではそんな松本人志さんのプロフィールを紹介しながら、その人物像に迫ります。
プロフィール
松本人志(まつもと・ひとし)さんは1963年生まれ、兵庫県出身のお笑いタレントです。漫才の他にも司会者や俳優、作家、映画監督そしてワイドショーなどのコメンテーターなどとして活躍中。お笑いコンビ・ダウンタウンとして吉本興業東京本部に所属されています。
相方は小・中学校の同級生だった浜田雅功さん。吉本総合芸能学院に入学し、関西で活動した後、1988年に「夢で逢えたら」という番組で東京進出を果たしました。1993年から1995年にかけて積極的に作家活動を行い「週刊朝日」にエッセイ「オフオフ・ダウンタウン」を連載。これらは単行本書籍となり、1994年刊行の「遺書」、1995年刊行の「松本」はベストセラーとなりました。
さまざまなコントライブやお笑い番組、ラジオ番組を企画出演。主演ドラマをこなしつつ、2007年には企画、脚本、監督、出演の四役を務めた映画「大日本人」を発表して映画監督としてデビュー。現在も精力的にTV番組に出演し、多方面でその才能を発揮しておられます。
プライベート
プライベートでは2009年に一般人の方(元タレントの伊原凛さん)と結婚し、娘さんがおられます。トレードマークの金髪は2014年12月から始めたそうで、これは白髪を隠すためなんだとか。また、筋トレを始めたのはテレビゲームの「バイオハザードシリーズ」の登場人物に影響を受けてのこと。
仲の良い芸能界の友人として、内村光良さん、ヒロミさん、今田耕司さん、千原ジュニアさん、東野幸治さん、宮迫博之さん、宮川大輔さん、陣内智則さん、有田哲平さん、後藤輝基さん、中居正広さん、甲本ヒロトさんなどの名前が挙がっています。
代表的な出演作品
松本人志さんがこれまでに出演した代表的なバラエティ番組やドラマ、映画、CM、執筆した書には以下のような作品があります。
- TV番組「M-1グランプリ」
- TV番組「人志松本のすべらない話」
- TV番組「IPPONグランプリ」
- TV番組「キングオブコント」
- TV番組「ガキの使いやあらへんで!」
- TV番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」
- TV番組「人志松本の〇〇な話」
- TV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」
- TV番組「探偵!ナイトスクープ」
- TV番組「一人ごっつ」
- TV番組「新・一人ごっつ」
- TV番組「松ごっつ」
- TV番組「わらいのじかん」
- TV番組「わらいのじかん2」
- TV番組「松本紳助」
- TV番組「働くおっさん人形」
- TV番組「モーニングビッグ対談」
- TV番組「松本見聞録」
- TV番組「人志松本の○○な話」
- TV番組「松本人志のコントMHK」
- TV番組「ワイドナショー」
- TV番組「クレイジージャーニー」
- TV番組「松本家の休日」
- TV番組「人志松本の酒のツマミになる話」
- TV番組「水曜日のダウンタウン」
- 映画「大日本人」
- 映画「しんぼる」
- 映画「さや侍」
- 映画「R100」
- 書籍「遺書」
- 書籍「松本」
- 書籍「松風'95 HITOSHI MATSUMOTO 4D-EXPO」
- 書籍「松本」の「遺書」
- 書籍「松本人志 愛」
- ドラマ「伝説の教師」
- CM「キリンビバレッジ ・オズモ」
- CM「コカ・コーラ 缶コーヒー・ジョージア ZOTTO」
- CM「ツーカー」
- CM「サントリー ・スーパーブルー
- THE HIGH-LOWS ベストアルバム「FLASH 〜BEST〜」
この他にも、1993年に自身が企画・構成・出演を務めた「ダウンタウン松本人志の流頭頭」というビデオをリリースしたり、2006年にはインターネットテレビ局で「Zassa」というコント映像を有料で配信しています。
ダウンタウンとしての活躍
これまでにレギュラー出演した番組をリストアップしてみました。尚、ダウンタウンとしては2015年3月末以降、全ての番組が冠番組となっています。
- 1987年4月6日~1989年9月29日「4時ですよーだ」
- 1988年4月5日~1988年9月27日「ダウンタウンのゆーたもん勝ち!」
- 1988年10月13日~1991年11月30日「夢で逢えたら」
- 1988年10月14日~1989年3月17日「働けダウンタウン」
- 1989年10月3日~「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」
- 1990年10月11日~1992年3月19日「ダウンタウンの素」
- 1990年12月~1992年3月「夕焼けの松ちゃん浜ちゃん」
- 1991年12月~1992年3月「夢の中から」
- 1991年12月8日~1997年11月2日「ダウンタウンのごっつええ感じ」
- 1992年4月~1993年9月「摩訶不思議ダウンタウンの…!?」
- 1992年4月15日~1993年3月24日「生生生生ダウンタウン」
- 1992年4月~1993年10月「ダウンタウン也」
- 1993年10月~1994年9月「ダウンタウン汁」
- 1993年10月21日~「ダウンタウンDX」
- 1993年10月22日~1996年9月27日「発明将軍ダウンタウン」
- 1994年10月17日~2012年12月17日「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」
- 1995年5月9日~1996年3月30日「かざあなダウンタウン」
- 2001年10月10日~2003年3月12日「ダウンタウン・セブン」
- 2004年4月13日~2004年9月14日「WORLD DOWNTOWN」
- 2004年10月19日~2005年9月20日「考えるヒト」
- 2005年10月18日~2013年9月10日「リンカーン」
- 2011年4月24日~2013年9月8日「爆笑大日本アカン警察」
- 2013年10月22日~2014年3月11日「100秒博士アカデミー」
- 2013年11月3日~2015年3月20日「してみるテレビ!教訓のススメ」
- 2014年4月23日~「水曜日のダウンタウン」
- 2015年4月17日~「ダウンタウンなう」
過去の受賞歴
ダウンタウンとしての受賞と映画関係作品の受賞歴は以下の通りです。映画界ではこれまでに14の賞にノミネートされています。
- 1982年毎日放送「素人名人会」名人賞
- 1982年「第3回今宮こどもえびす新人漫才コンクール」福笑い大賞
- 1982年フジテレビ「笑ってる場合ですよ!お笑い君こそスターだ!」第32代チャンピオン
- 1984年「第5回ABC漫才・落語新人コンクール漫才の部」最優秀新人賞
- 1984年「第14回NHK上方漫才コンテスト」優秀賞
- 1985年「第2回花月大賞」花月新人賞
- 1986年「第21回上方漫才大賞」新人奨励賞
- 1987年「第15回日本放送演芸大賞」ホープ賞
- 1987年「第15回日本放送演芸大賞」最優秀ホープ賞
- 1987年「第22回上方漫才大賞」奨励賞
- 1987年「第7回花王名人大賞」最優秀新人賞
- 1988年「第23回上方漫才大賞」奨励賞
- 1989年「第24回上方漫才大賞」大賞
- 2007年「カンヌ国際映画祭」第60回監督週間上映
- 2007年「ビートたけしのエンターテインメント賞」第8回話題賞
- 2010年「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭インターナショナル・コンペティション」第28回審査員特別賞
- 2010年「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭オービット・コンペティション」第7回グランプリ
- 2020年「ASIAN TV AWARDS 2020」デジタルエンタテインメントコンテンツプログラム部門最優秀賞(HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE シーズン2)
現在放送中のTV番組など
松本人志さんは大御所となった今も「まっちゃん」と親しまれており、時にはソロで、時には相方と共に、笑いのカリスマとして日本のテレビ業界をリードしています。ブログやインスタは更新されていないようですが、Twitter(https://twitter.com/matsu_bouzu)で不定期に情報を配信中。
現在放送中のテレビ出演番組には、「探偵!ナイトスクープ」「ダウンタウンDX」「人志松本の酒のツマミになる話」「まつもtoなかい」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「クレイジージャーニー」「水曜日のダウンタウン」などがあります。